2025-07

11年後のレッドリスト

11年後のレッドリスト|カロシエヤシ:数は残る、森は戻らない【IUCNレッドリスト比較】

今回は、カロシエヤシ(学名:Attalea crassispatha)を入り口にして、「上から操っているのは誰」って話をしてみます。2014年の図鑑では、農地への転換で生育地の環境が変わってしまったことなどが理由で、「CR:深刻な危機」と評価されていました。そして、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストの評価も、2014年と変わらず「CR:深刻な危機」のままです。近年は、成熟個体数が40〜50と、数字だけ見ると少し増えたようにも見えるんですが、個体群の傾向はDecreasing(減少中)と示されています。だからカロシエヤシは今も、「数は残る、森は戻らない」状態なのだと思います。この記事は短くて、5分で読めます。よかったら、最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|ガリソンアンデスイトトンボ:森は削られ、情報は消える【IUCNレッドリスト比較】

今回は、ガリソンアンデスイトトンボ(学名:Andinagrion garrisoni)の「わからない」って話です。2014年の図鑑では、農地にするためとか、石油を探すためとかで森林の皆伐や選択的伐採が進むことが脅威になっていて、評価は「NT:準絶滅危惧」でした。そして、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストを見ても、評価は2014年と変わらず「NT:準絶滅危惧」のまま。しかも、最終評価は2009年なので、そこから17年たった今も「わからない」まま時間だけが過ぎているんです。だから、ガリソンアンデスイトトンボは今も、「森は削られ、情報は消える」状態なのだと思います。この記事は短くて、5分で読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|カフェマロン:伐採の後で、手が森を編む【IUCNレッドリスト比較】

今回は、カフェマロン(学名:Ramosmania rodriguesii)を救う「人の手」の話です。2014年の図鑑では、ロドリゲス島は小さい島で、農地に向いた地形でもあるため、森が急速に切り払われていることなどから、「CR:深刻な危機」と評価されていました。そして、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストでも、評価は2014年と同じく「CR:深刻な危機」のままでした。近年は、「種の保存」だけではなく、「生態系(森全体)の復元」へと軸足が移りつつあって、目標も「自立した森」になってきています。なのでカフェマロンは今も、「伐採の後で、手が森を編む」状態なのだと思います。この記事は短くて、5分で読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|ガニソンキジオライチョウ:止まった時計で、削られていく【IUCNレッドリスト比較】

今回は、ガニソンキジオライチョウ(学名:Centrocercus minimus)が教えてくれた、「絶滅危惧種の止まった時間」って話です。2014年の図鑑では、ヤマヨモギ草原が農業目的で開発されたり、都市化が進んだり、エコツアーが増えたりすることが脅威になっていて、「EN:危機」と評価されていました。そして、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストの評価も、2014年と変わらず、「EN:危機」のままでした。近年も本質的には何も変わらず、8つの小さな集団に分断されたまま、多くの集団が100羽未満の危機的な状況にあります。だから、ガニソンキジオライチョウは今も、「止まった時計で、削られていく」状態なのだと思います。この記事は短くて、5分で読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|カッパリニッケイ:薬と噂が、刃になる【IUCNレッドリスト比較】

今回は、カッパリニッケイ(学名:Cinnamomum capparu-coronde Blume)を見ながら、「プラセボ効果」の話をします。2014年の図鑑では、生育地の破壊や採りすぎなどが理由で、評価は「VU:危急」になっていました。そして2026年時点で確認できるIUCNレッドリストでも、評価は2014年と変わらず「VU:危急」のままでした。近年も、民間薬としての用途を含む採取や取引の圧力、違法採取みたいな利用の圧力が続いているようです。だからカッパリニッケイは今も、「薬と噂が、刃になる」状態なんだと思います。この記事は短めで、5分あれば読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|カッショクハイエナ:迫害は続き、希望も芽吹く【IUCNレッドリスト比較】

今回は、カッショクハイエナ(学名:Parahyaena brunnea)っていう動物が、「過酷な自然界を生き抜くために進化した、究極の医療データバンク」みたいな存在なんじゃないか、って話です。2014年の図鑑では、カッショクハイエナは銃で撃たれたり、毒を盛られたり、わなにかかったり、犬を使った追い込みの被害にあうことが多いことなどから、「NT:準絶滅危惧」と評価されていました。そして2026年時点で確認できるIUCNレッドリストでも、評価は2014年から変わらず「NT:準絶滅危惧」のままでした。最近は、ナミビアみたいな主要な生息地で、農家と自然保護団体のあいだに、今までより一歩進んだ協定が結ばれ始めているみたいです。だからカッショクハイエナは今も、「迫害は続き、希望も芽吹く」状態なんだと思います。この記事は短めで、5分あれば読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|カタリナガラガラヘビ:砦は小さく、干ばつは長い【IUCNレッドリスト比較】

今回は、カタリナガラガラヘビ(学名:Crotalus catalinensis)の「種の保存計画」について、ちょっと深いところまで掘ってみます。2014年の図鑑では、ヘビを嫌う空気が根強くて、必要な保全の理解が得られにくいことなどが理由として挙げられ、「CR:深刻な危機」と評価されていました。(最終評価:2007年)そして、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストの評価も、2007年と変わらず「CR:深刻な危機」のままです。近年は保全機関などから、気候変動にともなう深刻な干ばつが、この小さな島の生息条件をさらに悪化させる懸念も指摘されているようです。だからカタリナガラガラヘビは今も、「砦は小さく、干ばつは長い」状態なんだと思います。この記事は短めで、5分あれば読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|カタジロトキ:砦は残る、波が迫る【IUCNレッドリスト比較】

今回は、カタジロトキ(学名:Pseudibis davisoni)と、「産業としての農業」のあり方についての話です。2014年の図鑑では、この鳥が減ってきた理由として、低地の森が伐られたり、湿地が農業用に排水されたり、放牧や草刈り、開発、狩猟なんかで、生息地がどんどん小さくなったことが挙げられていて、評価は「CR:深刻な危機」でした。そして最新のレッドリストを見ても、巣を守る取り組みや、地域の人たちが参加する保全、行動計画(2026–2030)みたいな動きは進んでいる途中だけど、評価は「CR:深刻な危機」のままでした。だからカタジロトキは今も、「砦は残る、波が迫る」っていう状態なんだと思います。この記事は短めで、だいたい5分で読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|カークルーフアオシジミ:生き残る仕組み、失われる構造【IUCNレッドリスト比較】

今回は、カークルーフアオシジミ(学名:Orachrysops ariadne)とアリがつくっている「奇跡の共生」の話です。2014年の図鑑では、このチョウがウッドインディゴっていうマメ科の植物にしか卵を産まないこともあって、ものすごく限られた特別な環境にだけ生きている種として、「VU:危急」と評価されていました。ところが最新のレッドリストでは、生息地の消失や劣化、不適切な火入れ、侵入外来植物みたいな脅威がいくつも重なって、「EN:危機」へとランクが上がってしまいました。だからカークルーフアオシジミは今も、「生き残る仕組み、失われる構造」みたいな状態なんだと思います。この記事は短くて、5分くらいで読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|カキスカルミシマサイコ:花は遠い、脅威は近い【IUCNレッドリスト比較】

今回は、カキスカルミシマサイコ(学名:Bupleurum kakiskalae)の「15年耐えて、やっと咲く」って話です。2014年の図鑑では、ヤギの食害や、研究熱心な植物学者の行きすぎた行為などが理由で、「CR:深刻な危機」とされていました。一方で最新のレッドリストでは、脅威としてヤギによる食害と、希少植物コレクターなどによる採種・採集圧が今も挙げられているのに、ランクは「EN:危機」へと一段下がっています。だからカキスカルミシマサイコは今も、「花は遠い、脅威は近い」そんな状態なんだと思います。この記事は短くて、5分で読めます。よかったら最後まで読んでください。