11年後のレッドリスト 11年後のレッドリスト|シロヘラコウモリ(Ectophylla alba):一枚の葉の下で、消えゆく森の未来を待っている【IUCNレッドリスト比較】
シロヘラコウモリ(Ectophylla alba)は、2014年の図鑑では、中央アメリカの熱帯雨林の減少と劣化によって生息地が失われ、個体数も減少していたことなどから「NT:準絶滅危惧」と評価されていました。そして、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストの評価も、2014年と変わらず、「NT:準絶滅危惧」のままでした。近年は、ホンジュラスで生息と繁殖が確認され、2025年にはワルンタ人類学保護区でも再確認されました。コスタリカでは、個体群間の遺伝的なつながりも確認され、地域社会と連携した森林保全や生息調査が進められています。ただし、世界全体の個体数は明らかになっておらず、分布域全体を対象とした十分な回復計画も確認されていません。シロヘラコウモリは今も、「一枚の葉の下で、消えゆく森の未来を待っている」という状態なのだと思います。少し詳しい内容は折りたたみの中にまとめています。まずは本文だけでも、最後まで読んでもらえたらうれしいです。

