※このページは、[IUCNレッドリスト]世界の絶滅危惧生物図鑑(2014年版)に基づいて制作した個人ブログです。
※画像はすべてAI生成(DALL·E)によるイメージであり、実際の生物写真ではありません。
こんにちは、鶏人|Keijin です。
今回は、ウバザメ(学名:Cetorhinus maximus)が「絶滅への北のブラックホール」に吸い込まれていくみたいな状況になってる、って話です。
2014年の図鑑では、この子は何世紀も漁獲され続けてきたことなどが理由で「VU:危急」とされていました。ところが最新のレッドリストでは、混獲に加えて、気候変動による温暖化といった新しい脅威も重なって、「EN:危機」へと評価が引き上げられています。
だからウバザメは今も、「食べているのに、痩せていく」みたいな状態なんじゃないかな、と思うんです。
この記事は短くて、5分くらいで読めます。
よかったら最後まで読んでください。
※2026年時点で、IUCNレッドリストにおける最新評価は2018評価(2021年公開)です(以降の更新は、現時点では確認できていません)。
※本記事は専門家による学術的な評価ではなく、公開された資料に基づく個人の調査・見解を含みます。
※IUCN評価は「世界全体」と「地域・個体群」で分かれる場合があります。地域によって状況は異なります。
最新かつ正確な分類や保全状況については、IUCN公式サイトなどをご確認ください。
参考:IUCN Red List(学名:Cetorhinus maximus)
ウバザメはなぜ危機に?VUからENへ、止まらない減少の理由
⬇︎ウバザメの生態(基本情報)です。必要なら開いてください。

| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 和名 | ウバザメ |
| 英名 | Basking shark |
| 学名 | Cetorhinus maximus |
| 分類 | 軟骨魚類・ネズミザメ目(Lamniformes)・ウバザメ科(Cetorhinidae)・ウバザメ属 |
| 分布 | 世界の温帯域に広く分布(大西洋・太平洋・地中海など)。赤道域では比較的まれ |
| 主な生息地 | 沿岸〜沖合の表層〜中層(プランクトンが集まる潮目・前線域などに現れやすい) |
| 大きさ | 全長は最大で10〜12m級(多くは6〜8m前後で観察されることが多い) |
| 体重 | 最大で数トン(4〜6トン級の記録が紹介されることがある) |
| 寿命 | はっきりしたことは分かりにくいが、50年くらいと推定されることが多い |
特徴
- 名前の由来:英名の basking は「水面で日向ぼっこしているように見える」行動から来た呼び名。
- 見た目:体の横に長いエラ裂が目立ち、口を大きく開けて泳いでいる姿が特徴的。
- 食べ方:歯で獲物を噛むタイプではなく、海水ごと吸い込んでエラでプランクトンをこし取る。
- 群れ:条件がそろうと同じ海域に集まり、まとまった個体群が見つかることがある。
- 保全状況:IUCNの評価ではEN(危機)として扱われる。
生態など
- 生育環境:プランクトンが増える季節・海域に合わせて移動するタイプで、温帯の沿岸や沖合で見られやすい。
- 食性:動物プランクトンや魚卵・仔魚などを、ろ過摂食で食べる。
- ふえ方(繁殖):卵胎生(体内で卵が孵化してから子を産むタイプ)とされ、成長が遅く増え方はゆっくり。
- 弱点:成熟が遅く繁殖力も高くないため、いったん減ると戻りにくい。
- 脅威:過去の商業漁業(肝油・ヒレ・肉などを目的とした捕獲)による減少の影響が長く残り、現在も混獲、船との衝突などが地域によって問題になりやすい。
出典
最終評価2018年:ウバザメ「EN:危機」
この種は数世紀にわたって漁獲されており、油は街灯の油やその他の産業に、皮ふは皮革に、肉は食物や魚粉として利用された。繁殖の速度が遅いためにこの種は特に乱獲に弱く、標的となった集団は急速に破壊され、回復するのに非常に時間がかかる。
出典:訳者 岩槻邦男、太田英利 / 発行者 池田和博 / タイトル『IUCNレッドリスト世界の絶滅危惧生物図鑑』/ 発行所 丸善出版株式会社 / 発行 2014/01/31 / © Kunio Iwatsuki, Hidetoshi Ota, 2014
| 項目 | 2014年の図鑑 | 現在(2026年確認) |
|---|---|---|
| 対象種 | ウバザメ(Basking Shark)/学名:Cetorhinus maximus | ウバザメ(Basking Shark)/学名:Cetorhinus maximus |
| 絶滅危惧カテゴリ | 絶滅危惧II類(VU) | 絶滅危惧IB類(EN) |
| 個体群動向 | (図鑑内の説明として)減少圧が強く、回復に非常に時間がかかる種 | 個体群動向:Decreasing(減少) |
| 生息域・生息環境 | 世界の温帯〜寒冷域の海に広く分布(回遊性が強い) | 世界の温帯〜寒冷域の海に広く分布(回遊性が強い) |
| 図鑑で強調されている弱点 | 繁殖の速度が遅く、標的となった集団は急速に破壊され、回復に非常に時間がかかる | 世代時間が長い(20〜50年とされる)。妊娠期間も長いとされ、増え方が遅い |
| 乱獲・利用の位置づけ | 肝油や肉などの利用があり、漁獲圧が大きな問題として扱われている | 多くの地域で大規模な標的漁業は抑えられてきた一方、回復は遅く、減少傾向が続くとされる |
| 主な脅威 | 標的漁業(直接の漁獲)による集団の急減 | 混獲(刺し網・トロール等)、ロープ類への絡まり、船舶との衝突、餌環境の変化(海洋環境変動)など |
| 形態・成熟の目安 | (図鑑の範囲で)大型で増えにくい種として紹介 | 成熟の目安として、雄は全長5〜7m、雌は8.1〜9.8mで成熟とされる情報がある |
| 取引・国際枠組み | ワシントン条約(CITES)での監視・規制が触れられている | CITES附属書II、回遊性野生動物条約(CMS)附属書I・IIなどで国際的に保護対象。漁業面でも「保護・放流」中心の管理が組み合わされている |
出典
- NatureScot(Genetic Scorecard Indicator – Basking Shark)
- OSPAR Assessment Portal(Status Assessment 2021 – Basking shark)
- CITES(CoP19 Doc. 87.2:Cetorhinus maximus のAppendix II掲載経緯に触れるPDF)
- カナダ環境・気候変動省(国の資料内でCITES附属書II/CMS附属書I・II掲載に触れている章)
- New Zealand Department of Conservation(CSP Protected fishes medium-term research plan 2024–25:IUCN分類とPopulation Trend記載を含むPDF)
ウバザメ(Cetorhinus maximus)は、2014年時点でVUとされていたが、2026年確認のIUCNではENへ引き上げられ、個体群動向は減少と評価される。温帯〜寒冷域の広域回遊性を有する一方、世代時間が長く成熟まで10〜20年以上を要するため、個体群回復は構造的に遅い。標的漁業の抑制が進んだ地域でも、混獲、ロープ類への絡まり、船舶衝突、餌環境の変動等が継続的リスクとして作用し、CITES附属書IIおよびCMS附属書I・II等の国際枠組みにより保全措置が位置づけられている。
⬇︎ウバザメの保護活動の種類です。必要なら開いてください。
| 保護活動の種類 | 内容の概要 |
|---|---|
| 漁獲の規制 | 一部海域では「狙って獲らない・船上に保持しない・水揚げしない」など、漁業管理上の禁止措置が導入されている。北東大西洋では、指向的な漁獲を禁じ、混獲した個体は生きたまま速やかに放流する運用も求められている。 |
| 国際的な取引規制 | 国際取引については規制対象となっており、ヒレなどを含む国際取引が「種の存続を脅かさない範囲」に管理される仕組みがある。 |
| 回遊性種としての国際協力 | 回遊性の高い種として国際枠組みでの協調が前提になっており、分布域の国どうしで保全・管理をそろえること(情報共有、管理措置の整合など)が重要とされる。 |
| 混獲の防止 | 延縄・刺網・トロールなどで偶発的にかかることがあるため、操業方法の見直しや、混獲リスクが高い条件(深さ・網の形状など)を避ける工夫、混獲時の安全な放流手順の徹底が進められている。捕獲情報の報告義務とセットで運用されることもある。 |
| 重要海域の保全・保護区の設定 | 季節的に集まる海域(採餌・集合海域など)を守るため、海洋保護区や「特定海域の指定」などで、人間活動の影響を減らす取り組みが行われている。 |
| 船舶衝突・観光圧(接近)の低減 | 海面近くで採餌する時期は船舶との接触や、観察船・カヤックなどの過度な接近がリスクになるため、距離や進路妨害を避ける行動ルール(コード・オブ・コンダクト)を普及させ、意図的な妨害・攪乱を抑える。 |
| 研究とモニタリング | 個体数や回遊の実態がつかみにくい面があるため、標識・衛星タグによる移動追跡、遺伝サンプル収集、目撃情報ネットワーク、混獲データの集約などで基礎情報を積み上げ、管理の精度を上げていく。 |
出典
最後に
読んでみて、どんなふうに感じましたか?
「混獲(刺し網・トロール等)、ロープ類への絡まり、船舶との衝突、餌環境の変化(海洋環境変動)など」の中でも、混獲と船の衝突って、いまの技術ならセンサーとか衛星の情報を使って感知して、船に知らせることで避けられそうな気がするんですけどね。
でも、そう単純じゃないってことは、たぶん別の問題も絡んでるんでしょうか。
そのへん、もう少し深掘りして調べてみますね。
| 項目 | 内容 | 要点 |
|---|---|---|
| 海中では電波が届きにくい | 海水は導電性が高く、電磁波(特に高周波)は急速に減衰する。水中で使える電磁波通信は超低周波などに限られ、帯域や距離に大きな制約がある。 | 海中の物体を「電波で見つけて通知する」方式は、原理的に成立しにくい。 |
| 衛星は水中を直接は見にくい | 衛星の光学観測は水面の反射や散乱の影響を受け、可視域で水中に届く光も深さ・濁度・波浪で急激に制限される。 | 「衛星で海中の個体を常時監視」は現実的な解像度・深度・条件が揃いにくい。 |
| 海面付近の検知の難しさ | 海面近くは波、白波、反射、日射条件の変動が大きく、対象が一瞬しか露出しない場合は識別が難しい。 | 目視や画像検知は、条件が悪いと誤検出・見逃しが増える。 |
| 赤外線(熱)で見つけにくい場合がある | ウバザメは外温性で周囲水温に近く、海面の温度ムラや風波・反射の中では熱コントラストが小さくなり得る。 | サーモグラフィ単独での確実な自動検知は難易度が高い。 |
| ソナーの実運用上の限界 | 音響機器は水中探知に有効だが、漁船・商船に搭載される機器の性能や運用目的は多様で、即時の種判別・警報化まで一律に行うのは簡単ではない。 | 「見える=回避に直結」になりにくい。 |
| 大型船は物理的に止まりにくい | 大型船は慣性が大きく、停止試験でも船体長の複数倍規模の航走距離が必要になることがある。 | たとえ検知しても、距離と時間が足りず回避できない場面が残る。 |
| ウバザメの行動特性と衝突リスク | ウバザメは表層で摂餌する時間があり、船舶往来のある海域で衝突リスクが生じる。 | 表層利用そのものが、船舶との接触リスクを高める。 |
| 混獲が続く | 標的漁業が減っても、刺し網など多様な漁具で偶発的捕獲や絡まりが起こり得る。 | 「狙って獲らない」だけでは死亡要因がゼロにならない。 |
| 忌避装置(ピンガー等)の適用の難しさ | ピンガーは主に海生哺乳類の混獲対策として研究・運用が進んできたが、効果は条件で変動し、サメ類に対する有効性は一律に言えない。 | 既存のピンガー技術をそのまま「ウバザメ専用の混獲防止」にするのは難しい。 |
| 代替技術(電気パルス等)は発展途上 | サメ類の混獲低減を狙った技術(例:電気パルス装置)は有望例がある一方、漁法・種・海域での効果検証や実装が課題になる。 | 技術の「ある/ない」ではなく、普及・適用条件・検証がボトルネックになりやすい。 |
| コストと導入インセンティブ | 船舶・漁業に装置を広域導入するには設備費、運用費、訓練、保守が必要で、便益の受益者と負担者が一致しにくい。 | 実装は技術問題だけでなく、費用負担と制度設計が支配的になりやすい。 |
| データ不足で「避ける場所」を決めにくい | 個体密度や季節移動、ホットスポットは変動し、十分な観測がないと、航路変更や操業回避の指示を精密化しにくい。 | 空間的にピンポイントな回避策が作りにくい。 |
| 最新の脅威整理(混獲・衝突など) | 公的文書や保全整理では、混獲・絡まり・船舶との衝突が主要な脅威として位置づけられている。 | 現状のリスクは「狙われること」よりも「偶発的死亡」の比重が大きい。 |
| 餌環境の変化(海洋環境変動) | 気候変動は動物そのものだけでなく、餌となる動物プランクトンの分布・季節性の変化を通じて、分布や採餌場に影響し得る。 | 回復を妨げる要因は漁業・船舶以外にも広がり得る。 |
| マイクロプラスチック等の汚染 | 大型ろ過食者は摂餌過程で微小プラスチック等に曝露し得ることが指摘され、ウバザメも議論の対象に含まれる。 | 長期的な回復評価では汚染負荷も無視しにくい可能性がある。 |
出典
- 船の停止距離(船体長スケールでの説明)
- 海中の電磁波伝搬(導電率・周波数と減衰)
- ピンガーの効果が条件で変動する(レビュー)
- 海中電波通信の減衰(VLFでないと深度が稼げない例)
- 船舶の停止距離・操船(例示データを含むP&Iクラブ資料)
- 音がサメに与える影響と、音響忌避の課題(Scientific Reports)
- 水中リモートセンシングの基礎(光と水柱・観測制約)NASA教材
- 海中で電波が減衰しやすい(NTT R&D:水中での電波利用の制約)
- 気候変動がサメと餌資源(動物プランクトン等)に及ぼす影響(NOAA)
- サメ類の混獲低減デバイス(電気パルス装置 SharkGuard の実海域試験)
- 大型ろ過食者とマイクロプラスチック曝露(ウバザメを含む議論)PubMed
- OSPAR背景文書 Basking shark(表層利用と脅威:bycatch・boat collisions等)
- IUCN以外の公的整理(カナダ)Basking Shark(Cetorhinus maximus)脅威一覧(Entanglement等)
これって「技術がない」っていうより、技術を現場に入れるための経済的な動機が弱いだけなんじゃないかな。つまり、「儲からないことに金は使いたくない」って話なんだろうね。
それと、「気候変動は動物そのものだけでなく、餌になる動物プランクトンの分布や季節の出方が変わることで、分布や採餌場に影響し得る」って書いてあったけどさ。ウバザメさんたちが、そんな変化のせいでプランクトンを探し回って右往左往してるんじゃないかって、ちょっと心配になったよ。
そうですよね。もしプランクトンが少なくなったり、いる場所が変わったりしたら、別の海域まで泳いで探しに行くってこともありそうですしね。調べてみます。
| 項目 | 内容 | 要点 |
|---|---|---|
| 主食になりやすいプランクトン | ウバザメは動物プランクトン、とくにカイアシ類(コペポーダ)をろ過して食べる。高緯度域ではCalanus属のように脂質(ワックスエステル)を多く蓄えるタイプが知られ、ウバザメの長距離移動や季節的な飢餓を支えるエネルギー源になり得る。 | ウバザメは「高脂質のコペポーダ」に強く依存しやすい。 |
| 温暖化で「冷水性コペポーダ」が北へ寄る | Calanus finmarchicus などの分布は海水温の上昇とともに極方向へ移動することが報告されている。北極域の“Atlantification”では、Calanus群集が小型化し脂質量が低い方向へ寄る懸念も示されている。 | 餌の中心が北へ動く/脂質の少ない餌へ置き換わる可能性がある。 |
| 「暖水側のプランクトン=栄養が軽い」になり得る | 寒冷域のCalanusは脂質の貯蔵が大きい一方、群集が小型化・低脂質化すると、同じ量を食べても得られるエネルギーが減る方向に働き得る。 | たくさん食べても“燃費が悪い”状態になり得る。 |
| 「待ち合わせ」ミスマッチ(トロフィック・ミスマッチ) | 気候変動でプランクトン増殖(ブルーム)の時期や強さが変わると、捕食者側の移動・繁殖タイミングと合わず、到着した頃には餌が薄い、というズレが起き得る。これが食物網の時間的ミスマッチ(trophic mismatch)として議論されている。 | いつもの季節・いつもの場所が当てにならなくなる。 |
| 採餌場の変化と「探し回る」不安 | 餌の分布が移動・変動すれば、ウバザメ側も餌を追って採餌場を変える必要が出る。実際、環境要因(海面水温や一次生産の指標など)が生息適地に強く関係するというモデル研究もある。 | 餌が動けば、サメも動かざるを得ない。 |
| 北の海での記録が増える可能性 | 高緯度域を含む広い海域を移動する個体が追跡されており、北方の海域を長期に利用する例も示されている。 | 「北へ寄る」行動は、少なくとも一部個体では現実に起きている。 |
| 暑い表層から深場へ潜ることがある | ウバザメは条件によって深く潜り、暖かい海域ではより冷たい水深へ潜る行動も報告されている。 | “見えなくなる”のは消えたのではなく、涼しい層へ移動している可能性がある。 |
| 深く潜ることのコスト | 深い潜水や移動距離の増加はエネルギー負担になり得る一方で、エネルギー豊富な餌(脂質の多いコペポーダ)で相殺している可能性が示唆されている。 | 餌が薄い+移動が増えると、体力的にきつくなる方向に働き得る。 |
出典
- Movement Ecology(北極圏付近を含む年単位の追跡研究)
- Journal of Plankton Research(トロフィック・ミスマッチの概念整理)
- Journal of Plankton Research(Calanus の脂質貯蔵=ワックスエステル)
- ICES Journal of Marine Science(Calanus finmarchicus の極方向シフト)
- ScienceDirect(気候シナリオ下の生息適地モデル:SSTやクロロフィル等が関与)
- California Academy of Sciences(高緯度〜熱帯までの回遊、暖水域での深場利用の説明)
- Frontiers in Marine Science(Basking shark diving variability・高脂質コペポーダに言及)
- ScienceDirect(Calanus の脂質が高い例:lipids constitute up to 76% of dry mass などを含むレビュー)
- Global Change Biology(Calanus finmarchicus 境界シフトと“Atlantification”・小型化/低脂質化の懸念、PDF)
長年の勘みたいのがウバザメさんたちにもあって、「今年もこの海域にいけば油の乗ったプランクトンが腹一杯食べられるぜ」って泳いで行ったら、「あれ?」ってなっているみたいだね。出典辿ったら実際に『「北へ寄る」行動は、少なくとも一部個体では現実に起きている』って断言してたし、いろいろなところで気候変動で「地球温暖化に伴う北上化」って現象が今まさに起きてるみたいだね。
ウバザメが、右往左往しながらプランクトンを探すことは、きっとものすごい量のエネルギーの浪費をしているんだと思うんです。 それで、必死で餌を探して泳回った挙句に、見つけたプランクトンも痩せ細って栄養なんて少ししかない状態で。今まさに、彼らは「泳げば泳ぐほど痩せていく」みたいに広い海を彷徨っているのでしょうね。
海は広いイメージがあるのですけど、実際のところ北極点は一点しかないわけで、南極点ももちろん一点であり、それを軸に地球は回転しているわけじゃないですか、それ考えると、この先どこへ行くのかって考えちゃいますよね。
つい最近調べた「イリナキウサギ(学名:Ochotona iliensis)」さんなんて暮らしている場所が山なんですよね。ってことは、地球の頂上である北極点と南極点よりももっと早く頂上に達してしまうってことなんですよ。これを「絶滅へのエレベーター」って例えてみたんですけど、今回のウバザメさんなんて、まるで「絶滅への北のブラックホール」だと思うんです。
このままさらに温暖化が進めば、まるでN極がS極に吸い寄せられるように、皆が北に向かい最後には、ブラックホールの中に吸い込まれて消えてなくなる。そんなことにならないように、今一度立ち止まり、現状維持ができなくなった今、考えることはたったひとつ「現状を変える」ことだと思っています。
ここまで読んで、あなたは、どのように感じましたか?
コメントで意見を聞かせてもらえると、とても嬉しいです。
貴重な5分間を、本当にありがとうございました。
ウバザメに、その5分が届くことを祈ります。
鶏人|Keijin




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