※このページは、[IUCNレッドリスト]世界の絶滅危惧生物図鑑(2014年版)に基づいて制作した個人ブログです。
※画像はすべてAI生成(DALL·E)によるイメージであり、実際の生物写真ではありません。
こんにちは、鶏人|Keijin です。
今回は、イリナキウサギ(学名:Ochotona iliensis)が、もしかしたら「絶滅へのエレベーター」に乗ってしまってるかもしれない…そんな話です。
2014年の図鑑では、気候変動と放牧圧の増大が、この種にマイナスの影響を与えたと考えられていて、評価は「EN:危機」でした。
そして最新のIUCNレッドリストでも、気候変動などの影響が変わっていないことから、評価は「EN:危機」のままになっています。
だからイリナキウサギは今も、「登らされ続けて、空だけが近い」…そんな状態なのだと思います。
この記事は短くて、5分くらいで読めます。
よかったら最後まで読んでください。
※2026年時点で、IUCNレッドリストにおける最新評価は2018評価(2019年公開)です(以降の更新は、現時点では確認できていません)。
※本記事は専門家による学術的な評価ではなく、公開された資料に基づく個人の調査・見解を含みます。
※IUCN評価は「世界全体」と「地域・個体群」で分かれる場合があります。地域によって状況は異なります。
最新かつ正確な分類や保全状況については、IUCN公式サイトなどをご確認ください。
参考:IUCN Red List(学名:Ochotona iliensis)
2014年→2026年で変わらなかった現実
⬇︎イリナキウサギの生態(基本情報)です。必要なら開いてください。

| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 和名 | イリナキウサギ |
| 英名 | Ili Pika / Ili pika(別名:Magic rabbit と呼ばれることもある) |
| 学名 | Ochotona iliensis |
| 分類 | 哺乳類・ウサギ目(Lagomorpha)・ナキウサギ科(Ochotonidae)・ナキウサギ属(Ochotona) |
| 分布 | 中国北西部(新疆ウイグル自治区)固有。天山山脈(Tianshan Mountains)の一部に局地的に分布する |
| 主な生育地 | 高山帯の岩場・ガレ場(岩の割れ目が多い斜面、岩壁の隙間など) |
| 大きさ | 体長 約20cm前後(ナキウサギとしては大きめ) |
| 体重 | 最大で約250gほど |
| 寿命 | 明確な上限は示されにくいが、野外では短めになりやすい小型哺乳類(目安として数年単位で語られることが多い) |
特徴
- 名前の由来:種小名「iliensis」は、中国のイリ(伊犁:Ili)地域に由来する(発見地・分布域に結びついた命名)
- 見た目:短い丸耳で、顔つきがやわらかい。首や額に赤茶色っぽい斑が出る個体がいて、“ぬいぐるみ感”が強い
- 希少性:発見が1983年と比較的新しく、その後の確認例も少ない。生息地が点々と分断されていて、そもそも出会えない
- 保全状況:IUCNの評価ではEN(危機)。分布の縮小と個体数の減少が大きな問題になっている
生態など
- 生育環境:標高の高い場所(約2,800〜4,100m)にある岩場で暮らし、岩の隙間を巣や逃げ場所にする
- 食べもの:草や山の低い植物を食べる(草食性)
- ふえ方(繁殖):哺乳類なので胎生。詳しい繁殖生態はまだ情報が少なく、わかっていないことが多い
- 暮らし方:単独で行動することが多いとされ、目立つ群れを作りにくい。だから調査しても見つからない
- 脅威:気温上昇(温暖化)による高山環境の変化、放牧圧(家畜の増加による植生の変化や踏み荒らし)、生息地の分断などが重なって効いている
- 状況の怖さ:逃げ場が“上”にしかなく、もう上がりきったら、それ以上は退避できないタイプの暮らし方になっている
出典
最終評価2018年:イリナキウサギ「EN:危機」
この10年を通じ、イリナキウサギは生息数と生息範囲の両方で劇的に減少した。正確な要因はわからないが、気候変動と放牧圧の増大がこの種にマイナスの影響を与えたと推測される。
出典:訳者 岩槻邦男、太田英利 / 発行者 池田和博 / タイトル『IUCNレッドリスト世界の絶滅危惧生物図鑑』/ 発行所 丸善出版株式会社 / 発行 2014/01/31 / © Kunio Iwatsuki, Hidetoshi Ota, 2014
| 項目 | 2014年の図鑑 | 現在(2026年確認) |
|---|---|---|
| 種名 | イリナキウサギ | イリナキウサギ |
| 英名 | Ili pika | Ili pika |
| 学名 | Ochotona iliensis | Ochotona iliensis |
| 絶滅危惧ランク | 絶滅危惧IB類(EN) | Endangered(EN) |
| 個体数の傾向 | この10年で生息数と生息範囲が大きく減少した、とされている | Population Trend:Decreasing(減少中) |
| 評価の更新状況 | 危機的状況として扱われている | 最新評価は2018年(2019年版として掲載) |
| 分布 | 中国・固有種 | 中国・新疆ウイグル自治区の天山山脈に局所的に分布 |
| 生息環境 | 天山山脈の岩場・断崖のすき間のような場所に、離れて点在している | 高標高の岩場(talus slope)や断崖・崖地の割れ目に生息 |
| 主な要因 | 正確な原因ははっきりしないが、気候変動と放牧圧の増大がマイナスに働いた可能性が示されている | 減少要因として、気温上昇(気候変動)と放牧圧(家畜の影響)が大きい可能性が繰り返し指摘されている |
| 気温上昇 | 地球温暖化が影響している可能性が示されている | 地球温暖化により、快適に暮らせる気温のエリアがより高い標高へ移動し、生息域が山の上へ追い詰められていく(生息高度がより高い地点へ移った例が示されている) |
| 種の弱さ(回復しづらさ) | 個体密度が低く、繁殖率も低いとされ、思うように回復できない | 低密度・断片的な個体群で、急回復しにくい性質があるとされる |
| 個体数の目安 | 1990年代初頭に約2,000と推定され、その後大きく減ったとされる | 1,000未満の可能性が高い、とする推定が広く紹介されている |
| 保護の現状 | すぐに実施できる有効な保全策は分かっていない、とされる。まず調査が必要で、個体群回復の計画を形にする必要がある | 発見者を中心とした保護活動や、保護区の必要性が繰り返し訴えられている |
出典
イリナキウサギ(Ochotona iliensis)は、中国・天山山脈の高標高岩場に局所的に分布する固有種であり、2014年時点から一貫して絶滅危惧IB類(EN)に相当する高い絶滅リスクが示されている。IUCNでは2018年に再評価され、個体群は減少傾向(Decreasing)とされた。減少要因としては、気温上昇に伴う適生域の高標高側への移動による生息地の狭小化、ならびに家畜放牧による餌資源競合等の影響が重要視される。低密度かつ断片的な個体群構造により回復は限定的で、成熟個体数は1,000未満の可能性が指摘されている。
⬇︎イリナキウサギの保護活動の種類です。必要なら開いてください。
| 保護活動の種類 | 内容の概要 |
|---|---|
| 生息地の保護 | イリナキウサギは新疆ウイグル自治区の天山山脈にある、高標高の岩場(ガレ場)と草本植生に強く依存するため、残っている生息地を保護区などで守り、開発や攪乱で削られない状態を維持する |
| 放牧圧の管理(過放牧の抑制) | 家畜放牧の圧が強いと、餌になる植物が減ったり、隠れ場所が失われたりするため、放牧時期・頭数・立入範囲を調整して、生息地が回復できる余地を残す |
| 気候変動への適応(高温化リスクの低減) | 高山帯の気温上昇で生息可能域が縮むため、温度・植生変化を監視しながら、優先保護区域の選定や、人為ストレス(放牧・攪乱)の低減で“追い詰められる速度”を遅らせる |
| 調査・モニタリング(生息確認と個体数把握) | 見つけにくい希少種なので、定期調査で分布・生息数・生息パッチの変化を追跡し、減少のサインを早めに掴んで保全計画を更新する |
| 重要地点の保護(コア生息地の重点管理) | 生息地が点在しているため、確認済みのコア生息地を優先して守り、周辺の攪乱を減らす(通路の制限、観察圧の調整など) |
| 地域参加(見回り・保全協力) | 現地の牧民や地域協力者が、巡回や機材の保守などに関わることで、広い山岳地帯でも“見守り続ける仕組み”を作れる |
| 研究の強化(減少原因の解明) | 気温上昇、放牧圧、植生変化など複数の要因が絡むため、減少の仕組みを研究し、どの対策が一番効くのかを絞り込む |
| 域外保全の検討(保険としての備え) | 野外個体群がさらに縮小した場合に備えて、必要なら保護増殖などの選択肢を検討し、絶滅リスクを下げる“最後の安全策”を持つ |
出典
最後に
イリナキウサギは、温暖化のせいで少しずつ山を登らされて、いまはもう山頂近くまで追い詰められているみたいだね。これ、アビシニアジャッカル(学名:Canis simensis)のときと同じで、「絶滅へのエスカレーター」っていうか、もっと急だから「絶滅へのエレベーター」に乗ってる感じなのかね。
でもさ、なんか「チン」ってベルが鳴って、「最上階です」って言われて、途方に暮れてる……みたいにも見えるかな。少し気になったんだけど、これって私たちにも当てはまる話じゃない? ちょっと怖いけど、この先、温暖化が進んだら人類はどうなるのか。科学者さんたちはどんなふうに考えてるのか、知りたくないけど、知りたいかも。
私も知りたくないけど、知りたいので、調べてみる。
| 項目 | 内容 | 要点 |
|---|---|---|
| 生物学的な限界 | 湿球温度(Wet-bulb temperature)は、人間が汗をかいても体温を下げられなくなる限界を示す指標として扱われる。湿球温度35℃は理論上の上限としてよく引用される。 | 暑さそのものではなく、湿度が加わることで「冷やせない」状態が起きる。限界は気合いや慣れでは超えられない。 |
| イリナキウサギの例 | 外気温が上がることで、住みやすい温度帯が高い標高へ押し上げられ、逃げ場が減っていく。 | 生息地が「上へ上へ」と縮んでいく構造になりやすい。 |
| 人間の例 | 逃げ場を失う形は少し違い、湿球温度が高くなる地域では、屋外活動だけでなく「生存そのもの」が難しくなる条件が増えていく。 | 人間は「山を登る」のではなく、「涼しい地域へ移動する」方向に追い込まれやすい。 |
| 居住不可能領域の拡大 | 科学では、極端な高温多湿によって、長期的に人が暮らせなくなる地域が広がる現象を、居住不可能領域(Uninhabitable Zone)の拡大として捉える。 | 「住める場所」が減ると、社会の選択肢が物理的に狭まっていく。 |
| 人間版の「山登り」 | 人間にとっての安全地帯は標高ではなく、緯度(北や南)へ移動することで確保される方向になりやすい。 | 逃げ道が移動に依存しやすく、移動の規模が大きいほど摩擦も増える。 |
| ヒューマン・クライメート・ニッチ | 過去約6000年間、人類の多くは年平均気温が11〜15℃程度の帯に集中して暮らしてきた、という見方がある。 | 人類が密集してきた「過ごしやすい帯」が、気温上昇で移動する。 |
| 現在起きている変化 | 温暖化により、この快適な気候帯が急速に北上(南半球では南下)する方向へ動くと考えられている。 | “暮らしやすい場所”が動くと、“人の居場所”も動かされる。 |
| 2070年の見通し | 2070年までに、現在の世界人口の約3分の1が、現在のサハラ周辺のような高温条件(平均気温29℃超など)に置かれる可能性が示されている。 | 暑さの質が変わり、人数規模で「逃げる必要がある人」が増える。 |
| 共通点と現実 | イリナキウサギが高い山を目指すように、人類も高緯度側へ向かわざるを得ない。しかし高緯度には国境があり、すでに人が住んでいる。 | 逃げ場があっても「空席」ではないため、移動は衝突を生みやすい。 |
| 資源という椅子取りゲーム | 放牧圧の増大で餌が奪われる構図は、人間社会では資源の競合として現れる。 | 住める場所だけでなく、食料・水などの土台が奪い合いになる。 |
| 食料と水への影響 | 気候変動は干ばつや洪水を増やし、農業に適した土地や安定した水の確保を難しくする。 | 「住める場所」と「作れる場所」が同時に減ると、競争は一気に激しくなる。 |
| 争いのリスク | 追い詰められた状況では、協調よりもパニックや争奪が起きる可能性があるという警鐘がある。 | 危機が社会不安を増幅し、衝突の確率を上げる。 |
| 気候戦争・水戦争 | 資源不足と移動圧が重なると、気候戦争や水戦争のようなリスクとして語られることがある。 | 争いの原因は気候だけでなく、政治・経済・格差と絡んで増幅する。 |
| ティッピング・ポイント | ある閾値を超えると、急激で後戻りしにくい変化が連鎖する現象を、転換点(ティッピング・ポイント)として説明する。 | 「じわじわ悪化」ではなく、「急に崩れる」が起こり得る。 |
| エスカレーターとエレベーター | 一定速度で悪化するのがエスカレーター型。閾値を超えてドミノ倒しのように変わるのが、エレベーター(または落とし穴)型。 | 直感で感じた「急さ」は、科学的には転換点の概念で説明できる。 |
出典
- IPCC AR6 WGII(Chapter 4: Water)
- IPCC AR6 WGII(Summary for Policymakers PDF)
- IPCC AR6 WGII(Figure 8.11:社会の不安定化と転換点の図)
- PNAS(Xu et al., 2020)Future of the human climate niche
- PNAS(Sherwood & Huber, 2010)An adaptability limit to climate change due to heat stress
- Science Advances(Raymond et al., 2020)The emergence of heat and humidity too severe for human tolerance
「湿球温度35℃」って聞くだけで、もう想像したくない暑さだよね。超ムシムシしてて、息するだけでもしんどい感じなんじゃないのかな。
それももちろん怖いんだけど、たぶん一番怖いのは、パニックになった大勢の人が、いっせいに同じ方向へ移動し始めることかもしれない。
映画とかであるじゃないですか。
車に荷物を山ほど積んで、みんなが必死で走って、クラクション鳴らしまくって、周りが見えなくなってる状態。ああいう空気が現実になるのが、なんか一番イヤだなって思う。
ほんと、今の段階で調べてわかる範囲だけど、人類も間違いなくイリナキウサギと同じ階段を登ってる気がしました。
しかもスピードが早い。普通の階段なら自分の意思で登るけど、これは気候変動っていうモーターで動いてるエスカレーターみたいな感じなんですよね。
それで、去年あたりからかな…このエスカレーターを降ろされて、
「はい、お客様こちらのエレベーターを使えば最上階まですぐですよ」って、気候変動に案内されて、そのまま乗せられた気もするんです。
気になったので、グラフにしてみたんですけど、ちょっと見てください。

※縦軸の「暑さの厳しさ・危険度」は、数値に科学的な単位があるものではなく、熱中症警戒情報や記録的高温などの出来事をもとにした相対的な目安です。
※年ごとの「厳しさ」は、地域差(都市部・山間部・沿岸部など)や、その年の梅雨・台風・気圧配置によって大きく変わります。全国平均を正確に表すものではありません。
※2018年以降に目立つ上昇は、暑さだけでなく「警戒アラートの制度化・運用拡大」など、人間側の基準や発表回数の変化も影響しています。
※ここで表した“エスカレーター期/エレベーター期”という区分は、危機の速度感を伝える比喩であり、正式な気候区分ではありません。
事実としての気温推移や長期変化を確認する場合は、気象庁・環境省などの一次情報(観測データやWBGTの記録)を参照してください。
| 項目 | 内容 | 要点 |
|---|---|---|
| 上がり方の全体像 | 2014年〜2026年の暑さの変化は、体感として「じわじわ → 警告 → エレベーター」の3段階に分けて捉えられる。 | 暑さは直線的ではなく、途中から質が変わったように見える。 |
| フェーズ1:じわじわ期(2014〜2017頃) | 暑い日はあったが、まだ「過去の延長線上」の範囲で理解されていた。最高気温が40℃を超えるとニュースになる、という扱いだった。 | “たまに危ない日がある”という感覚が残っていた時期。 |
| フェーズ2:警告期(2018〜2022頃) | 2018年に埼玉県熊谷で41.1℃を記録し、災害級の暑さが現実として定着し始めた。 | 暑さが「異常気象」ではなく「現実の脅威」になってきた。 |
| 2018年の象徴 | 熊谷の41.1℃は、それまでの日本の猛暑観を一段押し上げた出来事として扱われた。 | 「40℃超がニュース」から「41℃台が現実」へ。 |
| 熱中症警戒アラート(全国運用) | 2021年から、環境省と気象庁の連携で「熱中症警戒アラート」が全国運用として開始された。発表基準はWBGT33以上が予測される場合。 | 国が「従来の注意喚起では足りない」と判断したサインになった。 |
| フェーズ3:エレベーター期(2023〜2026現在) | 2023年・2024年に「観測史上最も暑い夏」級の記録が続き、2025年はそれをさらに大きく上回る暑さとして整理されている。 | ここからは、暑さが“更新され続ける”モードに入った。 |
| 2025年の象徴(最高気温の更新) | 2025年8月5日、群馬県伊勢崎で41.8℃を記録し、日本の観測史上最高気温として報じられている。 | 「日本の最高気温」が塗り替えられたことで、段階が変わった感覚になる。 |
| 危険ラインの考え方(WBGT) | 人間の生存限界として湿球温度35℃が話題になる一方で、日常生活の運用ではWBGT(暑さ指数)による危険度が現実の判断軸として使われる。 | “生存限界の天井”の前に、“生活が止まるライン”が先に来る。 |
| 日常生活を止める判断(WBGT 31以上) | WBGTは31以上が「危険」に分類され、運動指針では「運動は原則中止」とされる水準に入る。 | 「やるか迷う」ではなく「やらない」が前提になってくる。 |
| 2014年当時の感覚 | 「今日は運動を中止しようかな」と迷うレベルの暑さとして捉えられやすかった。 | 暑さが“判断の範囲”に収まっていた。 |
| 2026年現在の現実 | 「外に出ること自体が危険」な日が増え、注意喚起の段階そのものが一段上がったように見える。 | 生活行動そのものが制限される暑さが増えている。 |
| 熱中症特別警戒アラート(2024新設) | 2024年から「熱中症特別警戒アラート」が新設され、都道府県内の全地点でWBGT35以上が予測される場合に発表される枠組みが導入された。 | 国が“さらに上の危険域”を想定して基準を追加した。 |
| 「警戒」から「特別警戒」へ | 警戒の仕組みが一段追加されたことで、危険の扱いが「注意」から「災害級対応」へ寄ってきた印象になる。 | 暑さが「防ぐ」から「守る・避難する」寄りになってきた。 |
出典
ほんとだね。2014年ぐらいから、もうエスカレーターに乗ってた感じだ。
それが2022年ごろから、まさにエレベーターに乗ったみたいに、ほぼ垂直に上がってる。
これ、よく考えたら私も体感で感じてたよ。ここ2〜3年、なんか暑いもん。
私もこれ作ってみて、正直びっくりしたんですよね。
なんていうか…世界中の生き物が、みんなまとめて「絶滅のエレベーター行き」っていうか、「絶滅へのベルトコンベア」に乗せられてる絵が見えたんです。
思考停止して、「暑いけど、まだ大丈夫だろ」って言いながら、足元の地面が動いてるのに気づいてない。
それで「こんなの一時的な気候だよ。来年は涼しいって」なんて言ってる間に、気候変動に案内されてエレベーターに乗せられたら、もう最後。人類もそのまま最上階へ向かうことになる気がするんです。
だけど、案内してるその気候変動って、結局は私たちが招いたものなんですよね。
だったら招いた側の私たちが、「すみませんけど、もうお引き取りください」って言えるようにしないといけない。
たとえば、森林破壊を止めるとか、湿地の埋め立てを止めるとか。
人類以外の生き物が伝えてくれてることに、ちゃんと耳を傾けるとか。
そういう手土産を渡して、立ち去ってもらうしかないんじゃないかなって思うんです。
でももう、エレベーター自体は設置されちゃった。
しかも案内役の気候変動は、最初から「下りボタン」を作ってなかったみたいで…。
だから今できる選択って、「絶滅へのエレベーターに乗らない」って話よりも、もっと手前に戻って、そもそも「絶滅へのベルトコンベア」に乗らないことなんだと思うんです。
だってさ、絶滅へのベルトコンベアを作ったのは人類なんだから、動かすのも止めるのも本当は単純なんですよね。
やることはただひとつ、「スイッチを止める」。それだけの話。
それができたら、このグラフの角度だって、少しは緩やかになると思うんですけどね。
ここまで読んで、あなたは、どのように感じましたか?
コメントで意見を聞かせてもらえると、とても嬉しいです。
貴重な5分間を、本当にありがとうございました。
イリナキウサギに、その5分が届くことを祈ります。
鶏人|Keijin




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