※このページは、[IUCNレッドリスト]世界の絶滅危惧生物図鑑(2014年版)に基づいて制作した個人ブログです。
※画像はすべてAI生成(DALL·E)によるイメージであり、実際の生物写真ではありません。
こんにちは、鶏人|Keijin です。
クビワスナバシリ(Rhinoptilus bitorquatus)は、
2014年、図鑑に【CR:深刻な危機】として分類されていました。
2017年、IUCNレッドリストで【CR:深刻な危機】と評価されました。
つまり、2014年から2017年にかけて、クビワスナバシリは、
「星の下で、ひとすじの足跡だけ残されていた」状態なのです。
※2025年時点で、IUCNレッドリストにおけるクビワスナバシリの最新評価は2017年版です。それ以降の更新は行われていません。
この記事は、とても短く5分で読めるので、どうぞ最後まで読んでいただけると嬉しいです
※本記事は専門家による学術的な評価ではなく、公開された資料に基づく個人の調査・見解を含んでいます。
最新かつ正確な分類や保全状況については、IUCN公式サイトなどをご確認ください。
参考:https://www.iucnredlist.org/species/22694103/117189206
絶望から希望へ、そして人口大変革の中で
⬇︎クビワスナバシリの生態です。必要に応じてご覧ください。⬇︎

| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 和名 | クビワスナバシリ |
| 英名 | Jerdon’s Courser |
| 学名 | Rhinoptilus bitorquatus |
| 分類 | 鳥類・チドリ目・スナバシリ科 |
| 分布 | インド(アーンドラ・プラデーシュ州の一部に限定) |
| 生息環境 | 低木林、乾燥した川沿いの林、砂質の土壌地帯 |
| 体長 | 約27〜30cm |
| 体重 | 約150〜200g |
| 寿命 | 野生下では不明(鳥類の近縁種から10年以上と推測) |
| IUCN評価 | CR(深刻な危機、Critically Endangered) |
特徴
- 幻の鳥:長らく「絶滅した」と考えられていたが、1986年に再発見された。
- 名前の由来:首にある二重の白い帯模様(首輪)が特徴的。
- 体色:全体的に地味な褐色で、砂地や林床に紛れて目立たない。
- 夜行性:主に夜間に活動し、昼間は地面でじっとしていることが多い。
生態と行動
- 活動時間:夕暮れから夜間にかけて地面を歩き回り、昆虫などを採食。
- 食性:主に昆虫類(甲虫、シロアリなど)を食べる。
- 繁殖:地面に直接2個程度の卵を産む。巣はほとんど作らず、石や砂の間に産む簡素なもの。
- 警戒心が強い:人前にほとんど姿を見せず、調査も困難。
- 脅威:森林伐採、ダム建設、農地開発による生息地の消失。
2014年絶滅危惧種:クビワスナバシリ【CR:深刻な危機】
この種に関して知られていることは少ないが、その生息域は増加をつづけるさまざまな妨害や分断に起因する圧力にさらされている。近年の人口移動は、残された生息環境への影響を通して、この種の存続に深刻な脅威をもたらす可能性がある。
出典:訳者 岩槻邦男,太田英利 / 発行者 池田和博 / タイトル「IUCNレッドリスト世界の絶滅危惧生物図鑑」/発行所 丸善出版株式会社 / 発行 2014/01/31 ©️Kunio Iwatsuki, Hidetoshi Ota, 2014
| 時期 | 状況・脅威 | 具体的内容 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2014年頃 | 直接的な脅威(運河建設) | ・テルグー・ガンガ運河建設により低木林伐採(114ha中22haが適地) ・既知の生息地1ヶ所が完全消滅 ・作業員・道路整備により人の侵入増加 ・違法伐採や放牧が拡大 | 「人口移動」による人間活動の活発化 |
| 現在(2025年) | 間接的・慢性的脅威(運河後の土地利用変化) | ・水利変化で低木林が農地・果樹園・植林地に転用 ・放棄された運河跡が生息地を分断 ・利便性向上で人口増、活動圧力が継続 | 環境破壊が恒久化し、生息地の回復困難 |
| 2025年8月 | 希望の兆し(再発見) | ・2008年以来の確実な記録 ・保護区外で鳴き声が確認 ・未知の生息地で生存の可能性 | 保護対象地域の再考・拡大が必要 |
2014年頃の脅威は建設工事という「点」や「線」だが、現在は農業の拡大など、より広範な「面」での脅威へと変化・定着している。
| 保護活動の種類 | 内容の概要 |
|---|---|
| 生息地の保護 | インド・アーンドラプラデシュ州の乾燥林・低木林の一部を保護区に指定し、伐採・開発を制限 |
| 開発圧の緩和 | 灌漑事業や採石、農地拡大の影響を減らすため、環境影響評価や規制を強化 |
| 密猟・人為的攪乱の防止 | 地域住民や観光客の立ち入り制限、密猟監視体制の強化 |
| 国際的な取引規制 | CITES附属書Ⅰに掲載され、国際取引を禁止 |
| 保護区の設定 | シリサイラム野生生物保護区周辺などで重点的な生息地保護 |
| 市民・地域参加 | 地元住民に対して保全教育を行い、森林伐採や農地転換を減らす取り組みを促進 |
| 研究とモニタリング | 自動撮影カメラやトラック調査による個体確認、残存個体群のモニタリングを実施 |
主な取り組み
- 生息地保護:インドの限られた乾燥林を保護し、開発を規制
- 開発圧抑制:灌漑ダムや農業拡大の影響を軽減するため規制を導入
- 密猟防止:地域の監視と立ち入り制限で人為的な脅威を減少
- 国際規制:CITES附属書Ⅰにより国際取引を禁止
- 保護区整備:シリサイラム周辺などで特別保護区を設定
- 地域参加:住民への環境教育や持続可能な土地利用を推進
- 調査研究:自動撮影や足跡調査で生息確認と個体群動向を把握
最後に
これを読んでみて、どのように感じましたか?
「人類が生きていくため農業は大切でしょ」
と、生物多様性のバランスは考えない?
「残っている生息環境は開拓しないでほしい…」
と、開拓に恐怖を感じますか?
感じ方は、さまざまあると思います。
今後の人口増加で、このような出来事はさらに悪化すると考える。
| 項目 | 内容 | 詳細 |
|---|---|---|
| 人口総数の増加 | 36年間で+約23.2億人 | ・2014年:約73.8億人 ・2050年:約97億人 ・増加率:約31.4% |
| 歴史的規模 | 23.2億人の増加分自体が1950年頃の世界人口(約25億人)に匹敵 | わずか36年で「人類史数千年分の増加」と同等 |
| 増加の偏り | 急増地域 | ・サブサハラ・アフリカ:増加分の半分以上 ・ナイジェリア:米国を抜き世界3位 ・インド:中国を抜き世界最多 ・パキスタンなど南アジアも増加 |
| 停滞・減少地域 | ・ヨーロッパ:出生率低下で減少 ・東アジア:日本・韓国・中国で急速な高齢化と人口減少 | |
| 分布のシフト | 2050年にはアフリカ・南アジアの存在感が増大 | ヨーロッパ・東アジアは相対的に影響力が低下 |
| 高齢化の進行 | 世界全体で60歳以上人口が2倍以上に | ・医療進歩で寿命延伸 ・労働力不足・社会保障圧力が途上国にも波及 |
調べると、2014年から2050年への変化は、「世界人口が23億人以上増える」という量的な変化に加えて、「人口増加の中心がアフリカ・南アジアへと完全に移行し、同時に世界全体で高齢化が進む」という大変革である。
さらに、世界の人口増加とそれに伴うエネルギー需要の増大は、2030年までのカーボンニュートラル達成という目標に対して、非常に大きな課題を突きつけている。
まるで、壊れた濾過装置しか無い小さな水槽の中で増殖するグッピーのように思えてならない。
ここまで読んで、『あなた』は、どのように感じましたか?
コメントで意見を聞かせてくれると、とても嬉しいです。
あなたの貴重な命である5分間を、本当にありがとうございました。
クビワスナバシリに、あなたの5分が届くことを祈ります。
鶏人|Keijin




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