※このページは、[IUCNレッドリスト]世界の絶滅危惧生物図鑑(2014年版)に基づいて制作した個人ブログです。
Hi, 鶏人|Keijin here.
Back in the 2014 field guide, the Jerdon’s Courser (Rhinoptilus bitorquatus) was listed as “CR: Critically Endangered.” The wild population was extremely small, and the bird faced ongoing habitat fragmentation and development pressures.
Fast forward to 2026, and a quick check of the IUCN Red List shows its status hasn’t changed. It’s still sitting at “CR: Critically Endangered.”
There is a glimmer of hope, though. In 2025, reports came out that the bird was rediscovered through acoustic recordings. Active conservation efforts are still pushing forward—everything from camera traps, acoustic surveys, and habitat mapping to clearing out invasive trees and running community awareness programs.
I believe the Jerdon’s Courser is still holding on out there, leaving “only a faint voice lingering in the dry scrub.”
This is a quick, 5-minute read. I’d love it if you stick around until the end.
こんにちは、鶏人|Keijinです。
クビワスナバシリ(学名:Rhinoptilus bitorquatus)は、2014年の図鑑では、野生個体数が極めて少なく、生息地の分断と開発圧が続いていたことなどから「CR:深刻な危機」と評価されていました。
そして、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストの評価も、2014年と変わらず、「CR:深刻な危機」のままでした。
ただし、2025年には鳴き声による再確認が報じられ、カメラトラップ、音声調査、生息地マッピング、外来樹種の除去、地域啓発などの保全活動も続けられています。
クビワスナバシリは今も、「乾いた藪に、かすかな声が残った」状態なのだと思います。
この記事は短く、5分で読めます。
よかったら最後まで読んでください。
※2026年時点で、IUCNレッドリストにおける最新評価は2024年評価(2025年公開)です(以降の更新は、現時点では確認できていません)。
※本記事は専門家による学術的な評価ではなく、公開された資料に基づく個人の調査・見解を含みます。
※IUCN評価は「世界全体」と「地域・個体群」で分かれる場合があります。地域によって状況は異なります。
最新かつ正確な分類や保全状況については、IUCN公式サイトなどをご確認ください。
参考:IUCN Red List(学名:Rhinoptilus bitorquatus)
クビワスナバシリはなぜCRなのか|2026年のIUCN評価と現状
⬇︎クビワスナバシリの生態(基本情報)です。必要なら開いてください。

主に BirdLife International、Avibase、Search for Lost Birds、NCF India、2025年の再確認報道を照合しました。Rhinoptilus bitorquatus は英名 Jerdon’s Courser、インド固有の夜行性スナバシリ類です。長く「2008/2009年以降、確実な記録がない」とされていましたが、BirdLifeは2025年8月24日にアーンドラ・プラデーシュ州 Lankamalla Hills で再び記録されたと報じています。(birdlife.org)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | クビワスナバシリ |
| 別名・表記ゆれ | ジャードンスナバシリ、ジャードンコーサー、ジャードン走鳥などと表記される可能性がある |
| 英名 | Jerdon’s Courser |
| 学名 | Rhinoptilus bitorquatus |
| 命名者・命名年 | Blyth, 1848 |
| 原記載・旧分類名 | Cursorius bitorquatus、Macrotarsius bitorquatus とされたことがある |
| 分類 | 鳥綱・チドリ目・ツバメチドリ科・Rhinoptilus 属 |
| 分類上の特徴 | スナバシリ類、つまり地上を歩き回って採食するチドリ目の鳥 |
| IUCNレッドリスト | CR:深刻な危機 |
| 分布国 | インド固有種 |
| 現在の主な分布 | インド南東部、アーンドラ・プラデーシュ州の東ガーツ山脈周辺 |
| 現在重要な地域 | Sri Lankamalleswara Wildlife Sanctuary、Lankamalla Hills 周辺、Sri Penusila Narasimha Wildlife Sanctuary 周辺など |
| 歴史的記録 | ゴーダーヴァリ川流域、Pennar川流域、Cuddapah、Anantapur 周辺、Sironcha 付近などから古い記録がある |
| 分布の特徴 | 極めて局所的。現在確認される分布域は非常に狭く、記録も少ない |
| 発見 | 1848年に Thomas C. Jerdon によって発見された |
| 再発見 | 20世紀前半以降長く記録が途絶え、絶滅したと考えられていたが、1986年にアーンドラ・プラデーシュ州で再発見された |
| 近年の確認状況 | 2008/2009年以降、長く確実な記録がないとされていたが、2025年8月24日に Lankamalla Hills で再記録された |
| 生息環境 | 乾燥した疎林、低木林、スクラブジャングル、裸地を含む開けた藪地 |
| 好む環境 | 低木が点在し、地面に裸地がある乾燥林・疎林環境 |
| 植生条件 | 密林ではなく、歩き回れる地表と低木が混ざった環境が重要 |
| 行動圏の特徴 | 地上性が強く、飛ぶよりも地面を歩く・走る生活に適応している |
| 活動時間 | 夜行性または薄明薄暮性 |
| 日中の行動 | 日中は藪や地表近くで目立たず休むと考えられる |
| 夜間の行動 | 夕方から夜、明け方に活動し、鳴き声や足跡で確認されることが多い |
| 体型 | 小型から中型の地上性鳥類。ずんぐりした体、長めの脚、地上歩行に適した姿を持つ |
| 体色 | 乾燥した地面に溶け込む褐色・黄褐色系 |
| 顔の特徴 | 黒っぽい頭頂、淡色の眉斑、黄色味のある嘴基部が特徴とされる |
| 喉の特徴 | 橙褐色から栗色の喉斑がある |
| 胸の特徴 | 2本の褐色の胸帯があり、英名や学名の印象にもつながる重要な特徴 |
| 頭部の特徴 | 頭頂部に細い白線が見える |
| 飛翔時の特徴 | 飛ぶと白い翼帯や暗色の尾が目立つとされる |
| 雌雄差 | 明確な雌雄差についての公開情報は少ない |
| 鳴き声 | 「tuick-too」「twick-too」系の2音節の声を繰り返すとされる |
| 鳴く時間 | 夕方・夜明け前後に鳴くことがある |
| 現地名 | テルグ語で Kalivi kodi と呼ばれることがある |
| 食性 | 主に昆虫などの小型無脊椎動物を食べると考えられる |
| 採食行動 | 地上を歩きながら昆虫や小動物を探す |
| 繁殖 | 詳細はほとんど不明 |
| 卵 | 本種と確認された卵が1点、アバディーン大学の標本として知られる |
| 巣 | 地上に簡単な巣を作る可能性が高いが、確実な繁殖生態情報は非常に少ない |
| 個体数 | 推定50〜249個体程度とされることがあるが、実数は不明 |
| 個体数傾向 | 極めて少なく、減少傾向または不明。長期間確認が途絶えていたため、状況把握が難しい |
| 主な脅威 | スクラブ林の消失、農地化、牧草地化、外来樹植林、採石、道路・運河建設、インフラ開発、人為攪乱 |
| 特に重要な脅威 | 生息地である乾燥低木林が「荒地」と見なされ、開発・農地化・植林の対象になりやすいこと |
| 運河建設の影響 | Telugu-Ganga Canal などの建設計画が生息地を分断・改変する可能性が問題になった |
| 調査方法 | 夜間の鳴き声調査、カメラトラップ、足跡トラッキングストリップ、地元住民への聞き取りなど |
| 保全活動 | 生息地保護、運河ルート変更、カメラトラップ調査、音声録音調査、地元住民との協力、重要地域の保護 |
| 2025年再確認の意味 | 絶滅していない可能性を示す重要な記録。ただし個体数が十分に回復したことを意味するわけではない |
| 保全上の課題 | 現存個体数、繁殖地、分布範囲、夜間行動、適したスクラブ林の残存状況を把握すること |
| 生態系での役割 | 乾燥スクラブ林の地上性昆虫食鳥として、小型無脊椎動物の捕食者となる |
この鳥の難しさは「少ない」だけではなく、「見つけにくい」ことです。夜行性で、乾いた低木林の地面を歩き、鳴き声や足跡、カメラトラップに頼らないと存在が分かりにくい。BirdLifeの種ファクトシートでは、長く2008/2009年以降記録がないとして CR と説明されていましたが、2025年の再記録で、まだどこかの乾いた藪の中に生き残っている可能性が強まりました。(datazone.birdlife.org)
出典
- BirdLife DataZone:Jerdon’s Courser Rhinoptilus bitorquatus Species Factsheet
https://datazone.birdlife.org/species/factsheet/jerdons-courser-rhinoptilus-bitorquatus - BirdLife International:Glimmer of hope: lost bird rediscovered in India
https://www.birdlife.org/news/2025/09/10/glimmer-of-hope-sought-after-lost-bird-rediscovered-in-india/ - Avibase:Rhinoptilus bitorquatus / Jerdon’s Courser
https://avibase.bsc-eoc.org/species.jsp?avibaseid=A632F945BAB8734D - Search for Lost Birds:Jerdon’s Courser
https://searchforlostbirds.org/birds/jerdons-courser - Nature Conservation Foundation India:Saving the endangered Jerdon’s Courser
https://www.ncf-india.org/endangered-birds/saving-the-endangered-jerdons-courser
最終評価2024年:クビワスナバシリ「CR:深刻な危機」
野生のクビワスナバシリは50~250個体が生存していると考えられている。この種に関して知られていることは少ないが、その生息域は増加をつづけるさまざまな妨害や分断に起因する圧力にさらされている。近年の人口移動は、残された生息環境への影響を通して、この種の存続に深刻な脅威をもたらす可能性がある。
出典:訳者 岩槻邦男、太田英利 / 発行者 池田和博 / タイトル『IUCNレッドリスト世界の絶滅危惧生物図鑑』/ 発行所 丸善出版株式会社 / 発行 2014/01/31 / © Kunio Iwatsuki, Hidetoshi Ota, 2014

2026年時点では、クビワスナバシリは「絶滅寸前のまま」ですが、2025年8月に音声記録で再確認されたため、「消えたかもしれない鳥」から「まだ残っている可能性がかなり高い鳥」へ、少しだけ状況が動いています。ただし、個体数回復を示す証拠ではありません。IUCN/BirdLife系の扱いは依然としてCR、State of India’s Birdsでも高優先度・データ不足扱いです。(BirdLife International)
| 項目 | 2014年の図鑑 | 現在(2026年確認) |
|---|---|---|
| 和名・英名・学名 | クビワスナバシリ。英名はJerdon’s Courser。学名はRhinoptilus bitorquatus。 | 同じ。Jerdon’s Courser / Rhinoptilus bitorquatus。インド固有のきわめて希少な夜行性のスナバシリ類として扱われている。 |
| IUCN評価 | 絶滅危惧IA類、つまりCR相当として紹介。 | CRのまま。少なくとも2026年確認時点で、危機ランクが改善したとは言えない。State of India’s BirdsでもGlobal Red ListはCritically Endangered。 |
| 個体数 | 野生個体は50〜250個体と考えられていた。 | 添付のIUCN表示では成熟個体数1〜50。つまり、旧情報の「50〜250」よりも、現在の公式推定はさらに小さい幅で見積もられている。ただし、実際に全数が確認されたわけではなく、データ不足が大きい。 |
| 個体群動向 | 減少傾向が示唆され、残された生息環境への圧力が深刻とされていた。 | 個体群動向は不明扱い。State of India’s Birdsでも長期傾向・現在の年変化ともにInsufficient Data。数が増えたとも、確実に減り続けているとも断定しにくい。 |
| 最後の確認・再発見状況 | 非常に観察困難で、夜行性のため研究が難しい種とされていた。 | NCFは「最後の信頼できる記録は2008年」と説明していた。その後、2025年8月24日にインド・アーンドラ・プラデーシュ州カダパ地区周辺で鳴き声が録音され、BirdLifeが「20年以上ぶりに文書化」と報じた。 |
| 分布 | インド南東部の起伏ある雑木地・低木林でのみ観察されると説明。 | 主に東ガーツ山脈のアーンドラ・プラデーシュ州、特にスリ・ランカマレスワラ野生生物保護区周辺が中心。2025年の記録は、従来の有名な確認地点の外側でも生息する可能性を示した。 |
| 生息地 | 起伏のある低木林・雑木地。 | 開けた場所を含むスクラブ林、まばらな低木林、裸地を含む乾いた低木地が重要。2026年の生息適地モデルでは、植生高、標高、傾斜、 habitat structure が重要要因とされ、保護区外にも高適地が残る可能性が示された。 |
| 主な脅威 | 生息域が妨害・分断され、人口移動が残された環境に深刻な影響を与える可能性。 | 低木林の農地化、植林、開発事業、灌漑用水路建設、保護区周辺の人間活動、薪採取、放牧、違法な鳥類捕獲などが問題。特に「スクラブ林の消失・劣化」が中心的な脅威。 |
| 保護区との関係 | 生息地は保護区内にあり、採石・採鉱への反対活動は一定の成功を収めたとされていた。 | スリ・ランカマレスワラ野生生物保護区周辺が依然として重要。ただし、適地の一部は保護区外にもあるため、保護区の境界内だけを守れば十分とは言えない。 |
| 保全活動 | 採石・採鉱へのロビー活動、保護区内での生息地保全が紹介されていた。 | 回復計画に基づき、カメラトラップ、音声モニタリング、追跡用ストリップ、職員訓練、生息地マッピング、外来樹種・ユーカリやバイオディーゼル用植栽の除去、地域啓発などが行われている。 |
| 法的保護 | 図鑑本文では主にIUCN評価と保護区・採掘反対活動に触れていた。 | インド国内ではWild Life Protection ActのSchedule-I掲載種。State of India’s Birdsでは高優先度種として扱われる。 |
| 研究上の課題 | そもそも見つけるのが難しく、行動・生息域・脅威の研究が必要とされていた。 | 2026年でもその課題は継続。2025年の音声記録は大きな前進だが、繁殖、実個体数、分布範囲、保護区外の個体群の有無はまだ不確実。今後は音声調査、熱スコープ、カメラトラップ、リモートセンシングの組み合わせが重要。 |
| 2014年から見た総合変化 | 「50〜250個体が残るが、妨害・分断・人口移動が脅威」という状態。 | 「成熟個体1〜50とされるほど危機が深いが、2025年に再確認されたことで完全に見失われてはいない」と言える。改善というより、絶滅寸前の暗闇の中で、かすかな反応が返ってきた状態。 |
出典
- IUCN / BirdLife DataZone 種ページ:https://datazone.birdlife.org/species/factsheet/jerdons-courser-rhinoptilus-bitorquatus
- BirdLife International 2025年再確認ニュース:https://www.birdlife.org/news/2025/09/10/glimmer-of-hope-sought-after-lost-bird-rediscovered-in-india/
- State of India’s Birds 種ページ:https://stateofindiasbirds.in/species/jercou1/
- NCF India 回復プログラム:https://www.ncf-india.org/endangered-birds/saving-the-endangered-jerdons-courser
- Spatial Information Research 2026 生息適地モデル:https://link.springer.com/article/10.1007/s41324-026-00669-w
クビワスナバシリは、2014年時点でもCR相当の極めて危険な状態にあり、野生個体は50〜250個体と考えられていた。2026年確認では、評価は依然としてCRのままで、成熟個体数は1〜50とさらに厳しい推定になっている。生息地はインド・アーンドラ・プラデーシュ州周辺の乾いた低木林に限られ、農地化、開発、灌漑用水路、放牧、薪採取などによる環境の劣化が続く。一方で、2025年に音声記録で再確認され、完全に失われたわけではない可能性が示された。
⬇︎クビワスナバシリの保護活動の種類です。必要なら開いてください。
過去の主要な保全活動は、Sri Lankamalleswara Wildlife Sanctuary 周辺の灌木林保護、夜間調査、カメラトラップ、灌木林の復元、用水路建設ルートの回避、地域啓発、森林局職員の研修などです。(BirdLife International)
| 保護活動の種類 | 内容 | 実施・提案の状況 | 重要度 | 補足 |
|---|---|---|---|---|
| 種の回復計画 | Jerdon’s Courser Species Recovery Plan に基づき、生息地保護、調査、モニタリング、普及啓発を進める | 作成済み・実施継続が必要 | 最重要 | 回復計画では、既知生息地の保護、未確認生息地の探索、個体群・生息地モニタリング、地域啓発が主要目標とされる |
| 保護区管理 | Sri Lankamalleswara Wildlife Sanctuary など、既知または推定生息地を含む保護区を管理する | 実施中 | 最重要 | 1986年の再発見地を含む地域が保護区化され、本種保全の中心拠点になってきた |
| Sri Lankamalleswara Wildlife Sanctuary の強化 | 保護区内での灌木林保全、違法伐採防止、調査、監視を行う | 実施中 | 最重要 | 本種の近代的記録の多くがこの保護区周辺に集中している |
| Sri Penusila Narasimha Wildlife Sanctuary の活用 | 周辺の潜在的生息地を含む保護区として管理する | 実施・継続必要 | 高い | 本種の分布可能域を広げて考えるうえで重要な保護区 |
| 重要生息地の指定 | 新たに確認された場所や高適性の灌木林を重要生息地として指定する | 提案・必要 | 最重要 | 回復計画では、新たに本種が確認された場所を保護対象に含めることが求められている |
| 確認地点の即時保護 | 鳴き声、写真、足跡などで確認された地点を迅速に保護管理へ組み込む | 必要 | 最重要 | 2025年の再確認のように、記録が出た地点は早期に保全対応する必要がある |
| 灌木林の保全 | 乾燥した低木林、疎林、裸地を含む灌木林を維持する | 実施中・継続必要 | 最重要 | 本種は森林というより、適度に開けた灌木林環境に依存する |
| 灌木密度の管理 | 低木が密すぎず、開けすぎてもいない状態を保つ | 必要 | 高い | 本種は完全な森林や開けた農地ではなく、低木と裸地が混じる環境を利用するとされる |
| 裸地・開けた地表の維持 | 地上を歩き回れる裸地や開けた林床を残す | 必要 | 高い | 夜行性・地上性の鳥であり、地表構造が重要 |
| 在来灌木林の復元 | 劣化した灌木林を在来植生へ戻す | 実施中・継続必要 | 最重要 | NCFの活動では、非在来樹種を除去して灌木林を回復させる取り組みが示されている |
| 非在来樹種の除去 | ユーカリなどの外来・非在来植林を取り除き、在来灌木林へ戻す | 実施中 | 高い | 非在来植林は本種が使う低木林構造を変えてしまう |
| バイオ燃料用植林の除去 | 生息地内外に植えられたバイオ燃料用樹木・低木を管理する | 実施・必要 | 高い | 乾燥灌木林を単一植栽へ変えると、本種に適した地表環境が失われる |
| 生息地劣化の抑制 | 伐採、薪採取、放牧、農地化、道路建設などによる劣化を抑える | 必要 | 最重要 | 生息地が極めて限られるため、小規模な劣化でも影響が大きい |
| 農地転換の防止 | 灌木林を畑、プランテーション、集落へ転換しない | 必要 | 最重要 | 農地化は本種の生息地を直接失わせる |
| 用水路建設の回避 | Telugu-Ganga canal などの水路・灌漑事業が重要生息地を通らないよう変更する | 実施例あり・継続必要 | 最重要 | 過去には法的・保全上の働きかけにより、水路ルートの変更が行われた |
| 河川連結・大規模水利事業の影響評価 | 新たな水路、貯水、河川連結計画が生息地へ与える影響を評価する | 必要 | 最重要 | 灌木林を分断・改変するインフラは、本種の残存地に深刻な影響を与える |
| 道路建設の影響評価 | 道路、林道、作業道が生息地を分断・開発誘導しないよう評価する | 必要 | 高い | 道路は生息地破壊だけでなく、人の侵入や採取圧を高める |
| 建設計画の事前審査 | 水路、道路、電線、観光施設、農業施設などの計画を生息地情報と照合する | 必要 | 高い | 本種は確認が難しいため、開発前に潜在生息地を調べる必要がある |
| 保護区境界の見直し | 新たな確認地点や適地が保護区外にある場合、保護区拡張や保全協定を検討する | 必要 | 高い | 保護区内だけでなく、周辺の灌木林にも残存する可能性がある |
| 土地取得・保全協定 | 重要な灌木林が私有地・村有地にある場合、取得や保全協定で守る | 必要 | 高い | 小さな生息地を確実に残すために有効 |
| 放牧管理 | 家畜の過剰放牧による地表植生・灌木構造の変化を抑える | 必要 | 高い | 適度な開け具合は必要だが、過放牧は裸地化や植生劣化を招く |
| 薪採取の管理 | 灌木や小木の過剰採取を抑える | 必要 | 高い | 燃料材利用により、営巣・隠れ場所・採食環境が劣化する可能性がある |
| 違法伐採対策 | 保護区内外での伐採、枝打ち、材木搬出を監視する | 必要 | 高い | 灌木林の構造を保つために重要 |
| 違法狩猟の防止 | 鳥類の捕獲、罠、地上性鳥類への狩猟圧を抑える | 必要 | 高い | 回復計画では、違法狩猟・鳥類捕獲の防止が重要行動に含まれる |
| 鳥罠の撤去 | 罠、網、鳥捕り道具を発見・撤去する | 必要 | 高い | 夜行性地上性鳥類は罠にかかるリスクがある |
| 捕食圧の把握 | 野犬、ネコ、ジャッカル、ヘビなどによる卵・雛・成鳥への影響を調べる | 必要 | 中〜高 | 具体的影響は情報不足だが、個体数が少ない種では重要になり得る |
| 野犬・放し飼い犬対策 | 保護区周辺で犬の侵入や追跡を抑える | 必要 | 中〜高 | 地上性鳥類にとって犬は攪乱・捕食リスクになる |
| 火災管理 | 乾燥期の火入れや山火事が灌木林を広範囲に焼かないよう管理する | 必要 | 高い | 灌木林の構造が失われると、本種の利用環境が変わる |
| 計画火入れの慎重管理 | 火災リスクを下げつつ、重要生息地を燃やさないよう時期・範囲を調整する | 必要 | 中〜高 | 乾燥地の植生管理では火の扱いが重要 |
| 侵入植物管理 | 生息地構造を変える外来植物・侵入植物を除去する | 必要 | 中〜高 | 低木林の地表構造が変わると、本種の採食・移動に影響する |
| 衛星画像による生息地地図化 | 衛星画像を使い、灌木林の分布、劣化、転換状況を把握する | 実施・必要 | 高い | 回復計画では、衛星画像による灌木林マッピングが行動項目に含まれる |
| 灌木林の定期地図化 | 在来灌木林の面積と変化を数年ごとに更新する | 提案・必要 | 高い | 回復計画では、少なくとも数年ごとのマッピングが必要とされる |
| 潜在生息地の抽出 | 衛星画像、植生、地形、過去記録から調査候補地を選ぶ | 実施・必要 | 最重要 | 記録が少ない種では、闇雲な探索よりもモデル化が重要 |
| 生息適地モデル | 本種の記録地点と植生構造をもとに、適した灌木林を予測する | 実施済み・継続必要 | 高い | Journal of Applied Ecology などで、生息地選択と分布モデル研究が行われている |
| 地上確認調査 | 衛星画像やモデルで抽出した場所を実際に歩いて確認する | 必要 | 高い | 画像上の適地が実際に利用可能か確認する必要がある |
| 夜間音声調査 | 夜間に本種の鳴き声を聞き取り、録音する | 実施中・重要性増大 | 最重要 | 2025年の再確認は鳴き声記録であり、夜間音声調査の重要性を示している |
| 自動録音装置の設置 | 森林内に録音装置を置き、夜間の鳴き声を長期間記録する | 提案・有効 | 最重要 | 発見が難しい夜行性種には、継続録音が有効 |
| 鳴き声データベース整備 | 確実な鳴き声、類似種の声、季節変化を整理する | 必要 | 高い | 誤認を防ぎ、音響モニタリングの精度を上げる |
| 音声自動検出 | AI・音響解析で長時間録音から本種らしい声を抽出する | 提案・有効 | 高い | 調査効率を高め、低密度個体の検出に役立つ |
| カメラトラップ調査 | 地上にカメラを設置し、夜間活動する個体を撮影する | 実施中 | 最重要 | 過去の調査でも、カメラトラップが記録手段として使われた |
| トラッキングストリップ | 砂地や柔らかい地面に足跡が残る調査帯を作る | 提案・実施 | 高い | 地上性鳥類の存在確認に使える |
| 足跡調査 | 本種と考えられる足跡を記録し、場所と頻度を調べる | 必要 | 中〜高 | 単独では確定しにくいが、カメラや音声調査と組み合わせると有効 |
| 夜間踏査 | 夜間に静かに調査し、声・動き・目視確認を行う | 必要 | 高い | 夜行性のため、昼間調査だけでは見落としが大きい |
| 繁殖期調査 | 鳴き声や行動が増える時期を狙って調査する | 必要 | 高い | 検出率を上げるには季節性の把握が重要 |
| 繁殖生態研究 | 巣、卵、雛、繁殖期、繁殖成功率を調べる | 必要 | 最重要 | 繁殖情報が少ないため、何を守れば繁殖成功につながるのか不明点が多い |
| 採食生態研究 | 昆虫などの餌、採食場所、夜間の行動範囲を調べる | 必要 | 高い | 生息地管理に必要な餌資源の理解につながる |
| 行動圏調査 | 1羽またはペアがどれくらいの範囲を使うか調べる | 必要 | 高い | 保護区の必要面積や調査単位を決めるために重要 |
| 捕獲・ラジオ追跡 | 必要最小限の捕獲で発信機を装着し、行動圏や生息地利用を調べる | 提案・慎重に実施 | 高い | 回復計画では、捕獲・ラジオ追跡による情報収集が挙げられる |
| 個体識別 | 写真、音声、行動範囲などから個体やペアを識別する | 必要 | 中〜高 | 個体数推定や重複記録防止に役立つ |
| 個体数推定 | 音声、カメラ、足跡、踏査記録を統合し、残存個体数を推定する | 必要 | 最重要 | 現在の個体数は非常に不確実で、保全計画の前提になる |
| 長期モニタリング | 同じ地点で毎年調査し、個体群と生息地の変化を追う | 必要 | 最重要 | 本種は長期間記録が途絶えるため、継続調査が不可欠 |
| 調査方法の標準化 | 調査時間、季節、機材、記録様式、判定基準を統一する | 必要 | 高い | 地点間・年次比較の信頼性を高める |
| 誤認防止 | 類似する夜行性鳥類や環境音との混同を避ける | 必要 | 高い | 低密度種では誤記録が保全判断を誤らせる |
| 再発見地点の追跡調査 | 2025年の鳴き声確認地点周辺で写真・動画・追加録音を狙う | 必要 | 最重要 | 音声記録に続き、視覚的証拠や複数個体の確認が重要 |
| Search for Lost Birds 型の探索 | 長期間未確認だった種として、集中的な探索キャンペーンを行う | 実施・継続必要 | 高い | 再発見後は、分布拡大確認と保全対応を急ぐ必要がある |
| 詳細位置情報の慎重管理 | 盗撮・過度な観察・攪乱を避けるため、詳細位置を不用意に公開しない | 必要 | 高い | 希少鳥類では、位置情報の公開が攪乱や密猟リスクになる |
| 研究者・森林局・NGOの連携 | AP Forest Department、BNHS、NCF、研究機関が協力する | 実施中・継続必要 | 最重要 | 調査・法執行・地域活動を一体化する必要がある |
| 森林局職員の研修 | 職員に本種の識別、生息地管理、調査方法を教える | 実施中 | 高い | NCFは森林局職員向け研修を活動内容に含めている |
| 自然情報・研修センター | Konduru の Nature Information and Training Centre などを使い、教育と研修を行う | 実施中 | 高い | 地域啓発と現場研修の拠点になる |
| 地域住民への普及啓発 | 本種の希少性、灌木林の価値、違法狩猟防止を伝える | 実施・必要 | 高い | 回復計画では、地域社会と一般市民への意識向上が主要目標 |
| 学校教育 | 地元学校で、クビワスナバシリと灌木林の重要性を伝える | 必要 | 中〜高 | 長期的な地域理解を育てる |
| 地域名・象徴種としての活用 | “Kalivi Kodi” など地域で知られる名前を使い、保全の象徴にする | 実施・可能 | 中〜高 | 地元の誇りと結びつけることで保全協力を得やすい |
| 地域住民による通報体制 | 鳴き声、足跡、目撃、違法伐採、狩猟を通報してもらう | 必要 | 高い | 夜行性で発見困難な種では、地域情報が大きな手がかりになる |
| 先住・地域知識の活用 | 地元住民や森林利用者の知識を調査地選定に活かす | 必要 | 中〜高 | 過去の目撃地や鳴き声情報が再発見につながる可能性がある |
| 生活利用との調整 | 薪採取、放牧、農地利用と生息地保全を両立させる | 必要 | 高い | 規制だけでは地域協力が得にくいため、代替策や合意形成が必要 |
| 代替燃料・代替資源支援 | 薪採取を減らすため、燃料や資源利用の代替策を検討する | 必要 | 中〜高 | 灌木林への日常的な利用圧を減らす効果がある |
| 保護区パトロール | 違法伐採、狩猟、家畜侵入、開発行為を定期巡視で確認する | 必要 | 高い | 現場管理がなければ保護区指定だけでは不十分 |
| 境界標識の整備 | 保護区や重要生息地の境界を明確にする | 必要 | 中〜高 | 農地侵入や伐採を防ぐために有効 |
| 法的保護 | インド野生生物保護法の高い保護区分に基づき、捕獲・殺傷・取引を禁じる | 実施中 | 最重要 | Darwin Initiative資料では、インド野生生物保護法のSchedule I種として扱われる |
| 開発差し止め・法的措置 | 生息地を破壊する事業に対し、法的手段で回避・修正を求める | 実施例あり・必要 | 高い | Telugu-Ganga canal のルート変更は重要な保全事例 |
| 政策への反映 | 水利、道路、農業、保護区計画に本種の生息地情報を反映する | 必要 | 最重要 | 小さな灌木林を守るには土地利用政策との連動が不可欠 |
| 州レベルの行動計画 | アーンドラ・プラデーシュ州を中心に、行政計画へ保全行動を組み込む | 必要 | 高い | 本種は分布が非常に限られるため、州行政の役割が大きい |
| 調査資金の確保 | 音響機材、カメラ、調査員、衛星画像解析、研修の資金を確保する | 必要 | 高い | 長期未確認種の調査は時間と費用がかかる |
| 国際的注目の活用 | Critically Endangered・Lost Bird として、国際的な研究・資金支援を集める | 必要 | 中〜高 | 再発見後の短期間に保全資金を確保することが重要 |
| 飼育下繁殖 | 動物園などで繁殖させる | 主要対策として確認できず | 低〜保留 | 現時点の中心は野外調査と灌木林保全 |
| 再導入 | 個体を別地域へ放す | 主要対策として確認できず | 低〜保留 | 個体数、繁殖地、捕獲技術が不明なため、まずは現存個体群の確認と生息地保全が優先 |
| 順応的管理 | 調査結果に応じて、生息地保護、調査地点、開発規制、地域活動を更新する | 必要 | 最重要 | 情報不足が大きいため、再発見・新記録ごとに保全方針を見直す必要がある |
出典
- BirdLife DataZone|Jerdon’s Courser Rhinoptilus bitorquatus Species Factsheet
https://datazone.birdlife.org/species/factsheet/jerdons-courser-rhinoptilus-bitorquatus - Conservation India|A Species Recovery Plan for Jerdon’s Courser Rhinoptilus bitorquatus
https://www.conservationindia.org/wp-content/uploads/JERDONS_REPORT-SRP1.pdf - NCF India|Saving the endangered Jerdon’s Courser
https://www.ncf-india.org/endangered-birds/saving-the-endangered-jerdons-courser - BirdLife International|Glimmer of hope: Sought-after lost bird rediscovered in India
https://www.birdlife.org/news/2025/09/10/glimmer-of-hope-sought-after-lost-bird-rediscovered-in-india/ - Journal of Applied Ecology|Modelling habitat selection and distribution of the critically endangered Jerdon’s Courser
https://besjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.0021-8901.2004.00897.x
最後に
Questioner: That “1 to 50 individuals” estimate is honestly terrifying. If there’s only one bird left, they obviously can’t breed.
Me: Yeah, they managed to record a call back in 2025, but apparently, they have no idea if it was just a single bird or a pair.
Questioner: Looking at the major threats, it’s pretty much all down to human activity, isn’t it? It really feels like land clearing driven by population growth and economic development is just stripping away the Coursers’ habitat.
Me: Globally speaking, the human population is still trending upward. Word is, we could hit anywhere from 9 to 10 billion people by around 2050.
Questioner: If our numbers keep growing like this, what’s going to happen with deforestation and the loss of wetlands by 2050? It really feels like there won’t be any room left for anything other than humans.
Me: True, the global numbers are still going up overall, but in developed countries, populations are actually shrinking and aging rapidly. Let me dig a little deeper into that and see what I can find.
質問者:1〜50個体ってのがリアルで怖い。1羽だったら繁殖できないよね。
私:2025年に鳴き声が録音されたとありましたけど、1羽だったのか、つがいだったのかはわからないみたいですからね。
質問者:主な脅威をみると、ほぼほぼ人間活動が原因だよね。とくに人口増加による開拓や経済活動がクビワスナバシリさんたちの住む場所を奪っているような気がするね。
私:世界の人口は全体でみると増加傾向で、この先2050年あたりには、90億〜100億人程度まで増加するとも言われています。
質問者:このまま人口が増え続けたら森林破壊や湿地の喪失とか2050年ごろにはどうなっちゃうのかな。人間以外の生物の住む場所が無くなっちゃいそうだよね。
私:世界全体で見ればまだ増加中ですが、先進国などでは、人口は減少して少子高齢化に進んでいますからね。そのあたり深掘りして調べてみます。
人口動態の「極端な二極化」(2050年の世界)
国連が発表した2024年の最新の人口推計によると、世界人口は2024年の約82億人から、2050年には約97億人まで増加すると予測されています。
しかし、この増加は世界中で均等に起こるわけではありません。
- 爆発的に増える地域: 2050年までの人口増加の大部分は、サハラ以南のアフリカと、一部のアジアの発展途上国(インドなど)に集中しています。
- 縮小する地域: 一方で、世界の約28%の人々が暮らす国々(日本を含む多くの先進国)では、すでに人口がピークを過ぎ、少子高齢化と人口減少のフェーズに入っています。
生物の住処はどうなるか?(二つの巨大な脅威)
人口が爆発する途上国では、食料と生活水準の向上のために急激な開発が進みます。これが野生動物の生息地にもたらす影響は絶大です。
- 農業と都市化による生息地の略奪: 人口増と消費拡大により、2050年までに広大な面積の新たな農地が必要になり、その結果、世界の陸生動物の約90%が農業拡大によって生息地の一部を失うと予測する研究があります。さらに、2015年から2050年の都市拡大だけで、最大855種の陸生脊椎動物が直接的な絶滅の危機に瀕するとされています。
- 「気候変動」という追い打ち: 現在、生物多様性を脅かす最大の要因は森林伐採などの「土地利用の変化」ですが、2050年頃には「気候変動」が最大の脅威としてこれに代わる、あるいは重なると警告されています。
気候変動によって今の生息地が暑すぎたり乾燥しすぎたりして住めなくなれば、人為的に涼しくて湿った場所に移動させるような「一時的な救済処置」に頼らざるを得なくなる種が激増します。野生で自立して生きられる場所が失われれば、それは事実上の「野生絶滅」に近い状態と言えます。
先進国の人口減少は環境回復につながるか?
ここでひとつの疑問が浮かびます。「日本や欧米のような先進国の人口が減れば、その分だけ自然は回復するのではないか?」という点です。 しかし、現実はそう単純ではありません。
グローバルなサプライチェーンという罠
途上国で起きている森林破壊や採石場の開発は、現地の人々の生活のためだけでなく、その多くが「先進国の需要」を満たすために行われています。 先進国では人口が減っていても、「大量生産・大量消費」という資本主義の前提が変わらなければ、一人あたりの環境負荷(エネルギー消費、輸入資源、肉などの食料需要)は高いままです。遠く離れた国の自然環境を食いつぶすことで、自分たちの豊かさを維持しているのが現在の構造です。
根本的な解決のために必要なこと
この先も気候変動が進行し、開発の波が止まらなければ、野生動物たちはどんどん居場所を失い、最終的には人間自身も火星移住のような極端な解決策を夢想せざるを得ない限界点に達してしまいます。
ある研究では、農業の収量を上げることや、フードロスの削減、動物性食品への過度な依存を減らすことで、2050年までに予測される生息地の喪失の大部分を防ぐことができると試算されています。
出典
- United Nations DESA|World Population Prospects 2024: Summary of Results
https://population.un.org/wpp/assets/Files/WPP2024_Summary-of-Results.pdf - Nature Sustainability|Proactive conservation to prevent habitat losses to agricultural expansion
https://www.nature.com/articles/s41893-020-00656-5 - The Nature Conservancy / Conservation Gateway|Biodiversity impacts and conservation implications of urban land expansion projected to 2050
https://www.conservationgateway.org/collections/land/biodiversity-impacts-conservation-implications-urban-land-expansion-2050/ - IIASA|Climate change could become the main driver of biodiversity decline by mid-century
https://iiasa.ac.at/news/apr-2024/climate-change-could-become-main-driver-of-biodiversity-decline-by-mid-century - Our World in Data|Do rich countries import deforestation from overseas?
https://ourworldindata.org/exporting-deforestation
Questioner: Man, that’s a whole lot of stuff I kind of wish I didn’t know.
Me: It’s a tough one. We really have to break free from this obsession with maintaining the status quo—this delusion that we need endless economic growth and have to keep it going forever.
Instead of blindly relying on invisible electricity pumped out of the grid, we need to generate and store energy using the natural forces around us, like the sunlight hitting us every day or the tides pulled by the moon. We have to shift our lifestyle away from mass production and mass consumption, and actually learn to be content with just enough. Take meat, for example—sure, it has nutrients our bodies need, but the bare minimum is fine. You aren’t going to die if you don’t eat it. I know it’s a massive ask, but if we don’t do this—if we can’t do this—we’re just going to barrel right into the grim future those scientists are predicting.
Questioner: This really is a massive issue. I mean, even as we speak, fossil fuels and chopped-down forests are being burned just to generate power, right? And people are the ones operating those machines. Then factories buy that power to mass-produce stuff, and people sell their time working there just to earn a living and survive. It’s an endless loop. And with meat, to keep up with mass consumption, we have to burn fossil fuels to mass-produce the chemical fertilizers just to grow the pasture. On top of that, if you let massive herds of cattle graze, they just trample all the grass and wildflowers until the ground is packed solid. And yeah, like you said, we can definitely survive without eating it.
Me: Exactly. That’s why I think it’s crucial for those of us in developed countries—the ones who have been doing all the mass consuming—to first learn what it means to have “enough.” And for developing nations, we need to overhaul the system so their resources and profits aren’t just being unilaterally sucked dry. Honestly, I feel like some form of wealth redistribution is absolutely essential at this point.
Questioner: Looking at the world right now, though, there’s zero sign of anyone wanting to share with developing countries. It really just looks like they’re taking everything they can get.
Me: Yeah. And on top of that, we’re doing the exact same thing to the Earth itself—sucking it dry of resources just to burn them for energy.
Thank you for giving me five minutes of your precious time.
I truly hope those five minutes somehow reach the Jerdon’s Courser out there.
鶏人|Keijin
質問者:なんか知りたくなかった情報が満載ですね。
私:無限に経済成長しなければならない、それをずっと維持しなければならない、といった現状維持に依存した状態から抜け出さないと難しい問題です。
電柱のその先から送られてくる見えない電気に依存しないで、毎日降り注ぐ太陽光や月の満ち引きで上下する波などの自然の力からエネルギーを作り出して溜めて使う。大量生産大量消費ではなく、足るを知るといった生活習慣に変えていく。肉も体に必要な栄養素かもしれませんが、必要最小限でいいと思いますし、食べなくても死にません。難しいと思いますが、やらなければ、やれなければ科学者たちが示した厳しい予測に近づいてしまいます。
質問者:これ難しい問題だね。だってこの話をしている今でも電力を作るために化石燃料や森林から伐採された木々たちが燃えてるんだよね。その機械を動かしているのも人で、その電力を買っていろんな工場で大量にものが作られて、そこでまた人が時間を売ってお金を稼いで生きているって流れだもんね。肉だって、大量に消費するためには、化石燃料で牧草を育てる化学肥料を大量に作らなきゃいけないし、牛さんが大量に放牧されたら、草原の草や花も踏み潰されてカチカチになっちゃうよね。もちろん食べなくても生きていけるしね。
私:だから、大量に消費してきた先進国側の人たちは、まず足るを知ることが大切なのだと思います。そして、開発途上国に対しては、資源や利益が一方的に吸い上げられない仕組みに変えていくことと同時に、富の分配も不可欠なような気がしています。
質問者:なんかいまの世界を見ていると、途上国の人と分配するような気配もないし、取り上げているだけに見えるよね。
私:それに加えて、地球からも資源を吸い上げてエネルギーに変えてますからね。
貴重な5分間を、ありがとうございました。
クビワスナバシリに、その5分が届くことを祈ります。
鶏人|Keijin
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