11年後のレッドリスト

11年後のレッドリスト|オオサンショウウオ:似ている顔、戻れない境界線【IUCNレッドリスト比較】

今回は、オオサンショウウオ(学名:Andrias japonicus)の「9割超が交雑」って話です。2014年の図鑑では、チュウゴクオオサンショウウオとの交雑が、いくつかの流域で報告されていることなどから、評価は「NT:準絶滅危惧」でした。ところが最新のレッドリストでは、京都市内の鴨川上流部の調査で、捕獲された個体の9割以上が交雑個体とされて、評価が「VU:危急」に上がってしまいました。だからオオサンショウウオは今も、「似ている顔、戻れない境界線」みたいな状態なんだと思います。この記事は短くて、5分で読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|オオガンギエイ:冷たいはずの海が、冷たくない【IUCNレッドリスト比較】

今回は、オオガンギエイ(学名:Dipturus laevis)をきっかけに、「保護区の予報」って発想について考えてみる話です。2014年の図鑑では、ジョージバンクをはじめとする漁獲禁止区域があることに期待して、評価は「EN:危機」でした。ところが最新のレッドリストでは、回復済みとして整理された事例も報告されていて、ランクは「LC:低懸念」まで大きく下がっています。だからこそ、オオガンギエイは今も、「冷たいはずの海が、冷たくない」状態なんじゃないかと思うんです。この記事は短めで、5分くらいで読めます。よかったら、最後まで読んでいってください。
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11年後のレッドリスト|オオカンガルーネズミ:2%の屋根、まだ揺れている【IUCNレッドリスト比較】

今回は、オオカンガルーネズミ(学名:Dipodomys ingens)の話です。住んでいる場所の上に、「そこ空いてるから」って感じでパネルが敷き詰められていく。そんな出来事をきっかけに、いろいろ考えてみました。2014年の図鑑では、昔いた地域のうち、もう生息地として残っているのがわずか2%しかないことなどから、評価は「CR:深刻な危機」になっていました。ところが最新のレッドリストでは、大規模太陽光発電の開発が、生息地を変えたり分断したりする新しい圧力になっているのに、ランクは「EN:危機」に下がっています。だから、オオカンガルーネズミは今も、「2%の屋根、まだ揺れている」そんな状態なんじゃないかと思うんです。この記事は短くて、5分で読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|オオガーターヘビ:湿地は裂け、病は忍び寄る【IUCNレッドリスト比較】

今回は、オオガーターヘビ(学名:Thamnophis gigas)に関わる「蛇真菌症」の話をします。2014年の図鑑では、治水事業や汚染、土地利用の変化、農業のやり方、過放牧、重金属汚染などが原因で、評価は「VU:危急」になっていました。だけど、最新のレッドリストを見ると、蛇真菌症みたいな新しい脅威が加わっているのに、評価自体はやっぱり「VU:危急」のままなんです。だからオオガーターヘビは今も、「湿地は裂け、病は忍び寄る」…そんな状態なんだと思います。この記事は短くて、5分くらいで読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|オオオトメエイ:電気は生まれ、命は止まる【IUCNレッドリスト比較】

今回は、オオオトメエイ(学名:Urogymnus polylepis)をきっかけに、「誰一人取り残さない(Leave no one behind)」って考え方について、ちょっと話し合ってみました。2014年の図鑑では、ダムができることで個体群の一部が切り離されてしまって、交配がうまくいかなくなるかもしれない、という脅威などが理由で「VU:危急」と評価されていました。ところが最新のレッドリストでは、大型ダムが稼働段階に入って、物理的な壁になる心配が続いたことなどから、評価が「EN:危機」へと一段階上がってしまいました。だからオオオトメエイは今も、「電気は生まれ、命は止まる」――そんな状態のままなんだと思います。この記事は短めで、5分くらいで読めます。よかったら、最後まで読んでみてください。
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11年後のレッドリスト|オオアルマジロ:生かされず、売られていく【IUCNレッドリスト比較】

今回は、オオアルマジロ(学名:Priodontes maximus)をきっかけに、「支配欲」ってなんだろうな…って考えてみる話です。2014年の図鑑では、闇市場で動物の収集家に売られるために、非合法に捕獲されることもある、という背景などから「VU:危急」とされていました。だけど、最新のレッドリストを見ても、少なくとも過去3世代で30%以上の減少が推定されているのに、評価は「VU:危急」のままなんですよね。だからオオアルマジロは今も、「生かされず、売られていく」状態なんだと思います。この記事は短くて、5分くらいで読めます。よかったら、最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|オオアリクイ:焼かれた土地、売られる未来【IUCNレッドリスト比較】

今回は、オオアリクイ(学名:Myrmecophaga tridactyla)が教えてくれた「火をつける理由」って話です。2014年の図鑑では、草原の生息地が自然の火災でも、人の手による火入れでも、火災の危険にさらされていることなどから、評価は「VU:危急」になっていました。そして最新のIUCNレッドリストを見ても、2020年や2024年に大規模火災が起きた、という話は出てくるんですけど、それでも評価は「VU:危急」のままです。だからオオアリクイは今も、言ってみれば「焼かれた土地、売られる未来」みたいな状態の中にいるんだと思います。この記事は短くて、5分で読めます。よかったら、最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|オウムノクチバシ:赤い蜜だけが、行き場を失った【IUCNレッドリスト比較】

今回は、オウムノクチバシ(学名:Lotus maculatus)の「蜂を振って、鳥に逃げられて、トカゲと付き合うことになった」みたいな話です。2014年の図鑑では、「送粉動物がいなくなったこと」などが原因になって、「CR:深刻な危機」と評価されていました。で、2026年時点で確認できる最新のIUCNレッドリストを見ても、花を訪れる相手としてトカゲの存在が示されるようになったのに、評価は「CR:深刻な危機」のまま変わっていません。だからオウムノクチバシは今も、「赤い蜜だけが、行き場を失った」状態なんだと思います。この記事は短くて、5分で読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|エビアマモ:禁じられた爆薬、残った傷あと【IUCNレッドリスト比較】

今回は、エビアマモ(学名:Phyllospadix japonicus)の「海の優先順位」って話です。2014年の図鑑では、場所によっては日本で爆薬を使った漁業などが原因になって、「EN:危機」と評価されていました。で、最新のレッドリストを見ても、爆薬の規制はできたのに、評価は「EN:危機」のままなんですよね。だからエビアマモは今も、「禁じられた爆薬、残った傷あと」みたいな状態なんだと思います。この記事は短くて、5分で読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|エチオピアニセヤブヒバリ:0が足されて、0が残る【IUCNレッドリスト比較】

今回は、エチオピアニセヤブヒバリ(学名:Heteromirafra archeri)の「50〜249」って数字の謎についての話です。2014年の図鑑では、草原が農地に変わったことで家畜が増えて、過放牧や踏み荒らしが起きていることなどが原因で、「CR:深刻な危機」と評価されていました。そして最新のレッドリストでは、「アーチャーヒバリ」と同じ種だと分かったあとも、生息地の縮小と劣化が続いていることなどから、評価は結局「CR:深刻な危機」のままでした。だからエチオピアニセヤブヒバリは今も、「0が足されて、0が残る」状態なんだと思います。この記事は短くて、5分で読めます。よかったら最後まで読んでください。