11年後のレッドリスト|アオキコンゴウインコ:数は戻る、家は足りない【IUCNレッドリスト比較】

11年後のレッドリスト|アオキコンゴウインコ:数は戻る、家は足りない【IUCNレッドリスト比較】 11年後のレッドリスト
※このページは、[IUCNレッドリスト]世界の絶滅危惧生物図鑑(2014年版)に基づいて制作した個人ブログです。

Hi there, I’m Keijin.

Today, I want to show you the “little city” of the Blue-throated Macaw (Ara glaucogularis).

Back in a 2014 field guide, they were listed as “CR: Critically Endangered.” This was largely because the trees they rely on for nesting were disappearing, forcing them into a fierce turf war with other birds over the remaining spots.

Fast forward to the 2026 IUCN Red List, and that status hasn’t changed. They are still officially “CR: Critically Endangered.”

Population estimates vary depending on the survey methods, but current numbers suggest there are roughly 312 to 455 individuals left in the wild. Considering there was a time around 2014 when that number hovered around “just 100,” it’s safe to say conservation efforts are slowly paying off.

Even so, I believe the Blue-throated Macaws are currently facing a tough reality: “Their numbers are recovering, but they are running out of homes.”

This is a quick read—just about 5 minutes. I’d love it if you stuck around until the end.

こんにちは、鶏人|Keijin です。

今回は、アオキコンゴウインコ(学名:Ara glaucogularis)の「小さな街」を紹介します。

2014年の図鑑では、巣づくりに使える木が減って、ほかの鳥と巣の場所を取り合うようになった、ということなどから「CR:深刻な危機」と評価されていました。

そして、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストでも、評価は2014年と変わらず「CR:深刻な危機」のままです。

個体数については、調査や推定の出し方で幅はありますが、野生ではだいたい312羽〜455羽くらい、という見積もりが出ています。2014年ごろは「100羽くらい」と言われていた時期もあって、保全活動で少しずつ持ち直してきた面はあると思います。

それでも、アオキコンゴウインコは今も、「数は戻る、家は足りない」状態なのだと思います。

この記事は短く、5分で読めます。
よかったら最後まで読んでください。

※2026年時点で、IUCNレッドリストにおける最新評価は2021評価(2021年公開)です(以降の更新は、現時点では確認できていません)。
※本記事は専門家による学術的な評価ではなく、公開された資料に基づく個人の調査・見解を含みます。
※IUCN評価は「世界全体」と「地域・個体群」で分かれる場合があります。地域によって状況は異なります。
最新かつ正確な分類や保全状況については、IUCN公式サイトなどをご確認ください。
参考:IUCN Red List(学名:Ara glaucogularis

アオキコンゴウインコの現状:評価・個体数・課題

⬇︎アオキコンゴウインコの生態(基本情報)です。必要なら開いてください。

項目情報
和名アオキコンゴウインコ
英名Blue-throated Macaw
学名Ara glaucogularis
分類脊椎動物・鳥類(インコ目)・インコ科(コンゴウインコ類)
分布ボリビア固有。主にベニ県のリャノス・デ・モホス(サバンナ地帯)に局所分布
主な生育地サバンナの中に点在するヤシ林の“島”(forest islands)や、河畔林(ギャラリーフォレスト)など
大きさ全長:約85cm前後(尾羽を含む)
体重およそ600〜1000g程度(資料により幅がある)
寿命飼育下で50年以上とされることが多い(長寿のインコ類)

特徴

  • 名前の由来:英名のとおり、喉(のど)の青い羽色が目立つことから「Blue-throated」と呼ばれる
  • 見た目:青〜ターコイズ系の上面と、黄色い下面のコントラストが強い大型のコンゴウインコ
  • 希少性:生息地がボリビアの限られたサバンナ景観に強く結びつき、分布域が非常に狭い
  • 保全状況:IUCNではCR(深刻な危機)として扱われ、個体数は小さく、回復途上でも脆弱とされる

生態など

  • 生育環境:森林そのものよりも、サバンナに点在するヤシ林パッチや河畔林を利用する傾向が強い
  • ふえ方(繁殖):樹洞(とくにヤシ類の樹洞)に営巣し、繁殖場所(使える樹洞)の不足がボトルネックになりやすい
  • 食性:ヤシの果実などを含む果実・種子中心(地域のヤシ類への依存が語られることが多い)
  • 脅威:違法捕獲(ペット取引目的)、生息地改変、火災、営巣木(樹洞)の不足などが複合的に作用する
  • 保全の方向性:人工巣箱の設置などで繁殖成功を支える取り組みが行われ、個体数推定の更新(312〜455個体規模など)につながったとされる

出典

最終評価2021年:アオキコンゴウインコ「CR:深刻な危機」

牧草地にするための土地開発や私有牧場の燃料のための森林伐採により、アオキコンゴウインコの巣づくりに適した木は減少した。このことで、他種の鳥と巣づくり場所をめぐる競合が生じた。

出典:訳者 岩槻邦男、太田英利 / 発行者 池田和博 / タイトル『IUCNレッドリスト世界の絶滅危惧生物図鑑』/ 発行所 丸善出版株式会社 / 発行 2014/01/31 / © Kunio Iwatsuki, Hidetoshi Ota, 2014

項目2014年の図鑑現在(2026年確認)
和名アオキコンゴウインコアオキコンゴウインコ
英名Blue-throated MacawBlue-throated Macaw
学名Ara glaucogularisAra glaucogularis
2014年図鑑での評価CR(絶滅危惧IA類)(2014年図鑑の記載)CR(絶滅危惧IA類)
現在のIUCNカテゴリ(2014年図鑑の記載)CRCR(Critically Endangered)
評価の基準・表記(2014年図鑑の記載)CR(基準:A1abcde)
評価年(最新評価)(2014年図鑑の記載)2021年に評価(Last assessed: 12 February 2021)
分布ボリビア中部(ベニ)周辺の限られた地域ボリビア固有(ロス・リャノス・デ・モホス/ベニ周辺のごく狭い範囲)
生息地牧草地化などの土地利用変化が進む地域の森林・ヤシ林のモザイク森林・サバンナ・人工的環境(牧場内の林・ヤシ林などの点在林を含む)
1. 巣作り場所をめぐる競合の現状牧草地化や森林伐採で、巣作りに適した木(空洞のある木)が減少。結果として他の鳥との巣穴競合が起きる、と整理できる内容が書かれている。適切な樹洞(天然の巣穴)が限られ、巣場所の不足が繁殖成功を制限する要因として扱われている。巣場所をめぐる競合・巣の失敗は主要な問題として継続し、対策として巣箱(人工巣)の設置・保護が保全の中核になっている。
競合の相手(例)図鑑本文では「他種の鳥と巣づくり場所をめぐる競合」が示唆される。巣場所の競合は継続し、青黄系の大型コンゴウインコ類との競合が記録されてきた。加えて、樹洞を使う鳥類全般との競合・巣の占有、巣の失敗リスクが課題として扱われる。
捕食・巣の失敗図鑑本文では、巣作り木の減少と競合が示され、繁殖の難しさが読み取れる。巣の失敗(雛の喪失)に、巣場所競合と大型鳥類による捕食が関与しうることが整理されている。
人工巣(巣箱)図鑑本文では「巣を守る」「巣箱を用意する」方向の取り組みが示されている。巣箱プロジェクト(Nido Adoptivo など)が継続。巣箱からの巣立ち個体の累積が公表されており、野外個体群の維持に寄与している。
2. 現在直面している「多角的な脅威」主に、牧草地化のための土地開発、森林伐採(燃料採取など)により、巣作りに適した木が減少。加えて、羽毛入手を目的とする違法な狩猟・取引が生息数に影響した可能性が書かれている。生息地の減少・劣化(牧場管理・土地利用)、巣場所不足と繁殖失敗、捕食圧、違法捕獲・取引(大規模取引は抑制されつつも希少種ゆえ標的になりやすい)、火入れ・火災による生息地の質低下(ヤシ類の更新阻害を含む)など、複数の圧力が重なって扱われている。
生息地の変容(牧場・土地利用)牧畜地化のための土地開発、私有牧場の燃料目的の森林伐採により、巣作り木が減少。牧場内の点在林・ヤシ林に依存する構造のまま、生息地は私有牧場の土地利用の影響を強く受ける。管理のされ方次第で、食物資源・巣資源の維持が左右される。
火入れ・火災の影響図鑑本文では直接の強調は限定的だが、森林減少・劣化の文脈に含まれる。牧草地管理の火入れが、在来ヤシ類の更新(稚樹の成長)を妨げ、将来の食物・巣資源(樹洞形成)に影響しうることが整理されている。
違法捕獲・取引1984年以降、ボリビアから生きたままの輸出は禁止と記載。保護団体の努力で取引は劇的に減少と記載。国際取引は規制され、保全・取り締まり・啓発の対象として継続。希少性ゆえペット目的の圧力が残りうる前提で扱われる。
伝統行事(羽毛利用)土地固有の頭飾りに使う羽毛を得るための見境のない狩猟が、わずかながら生息数に影響した可能性が書かれている。近年の保全は、地域社会との協働・啓発を含む枠組みで進められている(羽毛利用の直接圧は相対的に軽減してきた、という整理が一般的)。
3. 現在の個体数と保全のゆくえ「小さな一帯で発見」とされ、当時の危機的状況(CR)として記述。具体的な成熟個体数の数値は図鑑本文からは読み取りにくい。成熟個体数:208–303(IUCN表示)。個体群動向:Stable(安定)として表示。依然CRで、極小分布・小集団ゆえ外乱に弱い前提のまま、巣箱・保護区・生息地管理・監視の継続が保全の要点になる。
個体数の見え方(成熟個体と総数)図鑑では危機度中心の説明。公表される指標が分かれ、成熟個体数(IUCN表示)と、現地調査・プロジェクト発表の推定総数が併存する形で語られる。
保護区・現地保全図鑑本文では、違法取引の抑止、啓発、巣の保護、巣箱設置などの取り組みが継続的に行われていると書かれている。保護区の拡大・管理(Barba Azul など)と、持続可能な牧場管理を含む生息地保全、巣箱の設置・モニタリング・保護が継続している。
巣箱からの巣立ち実績(累積)図鑑本文では「巣箱を用意して洞穴を作る試み」までの記述。Nido Adoptivo(巣箱)からの巣立ちが累積で公表されており、2025年時点で164羽が巣立ったとされている。
近年のカウント例図鑑本文では数値の明示は限定的。野生個体数は約455羽というカウントが紹介されている(近年の保全の進展を示す材料として扱われる)。

出典

Ara glaucogularis(アオキコンゴウインコ)は、2014年時点でCRとして扱われ、主因は牧草地化や伐採に伴う樹洞資源の減少と、それに起因する営巣場所の競合である。2026年確認でもIUCNはCR(最終評価2021年)を維持し、成熟個体数208–303、個体群動向はStableとされる。脅威は生息地の改変・劣化、繁殖制限(巣不足と競合)、捕獲圧などが複合的に作用し、保全は巣箱設置、保護区管理、土地利用の調整、監視の継続に依存する。

⬇︎アオキコンゴウインコの保護活動の種類です。必要なら開いてください。

保護活動の種類内容の概要
生息地の保護(森林島・サバンナの維持)生息地であるボリビア・ベニ県の「サバンナに点在する森林島」や周辺環境を守るため、土地の確保や保護区の拡大、適切な土地利用(焼畑・過放牧・伐採の圧力低減)を進め、採食・繁殖に必要な環境を長期的に残す
繁殖場所の確保(人工巣箱)自然の樹洞が不足しやすい状況に対応するため、設計を最適化した人工巣箱を設置し、利用状況や繁殖成功(産卵・孵化・巣立ち)を改善する
巣の保護(巣の監視・ガーディング)繁殖期に巣を定期監視し、捕食や攪乱、違法捕獲のリスクを下げる。必要に応じて巣周辺の管理(人の接近抑制、観察ルール整備など)も行う
違法捕獲・取引の抑止ペット目的の捕獲・密輸を防ぐため、法執行と監視、地域への啓発、流通ルートの取り締まり強化を組み合わせて圧力を下げる(国際取引規制とも連動)
国際的な取引規制ワシントン条約(CITES)による規制の枠組みを使い、国境をまたぐ違法取引を抑える(取引の監視、摘発、需要側への啓発を含む)
市民・地域参加(地域主体の保全)地域コミュニティや土地所有者と連携し、保護区の運営・監視・教育活動を継続できる体制を作る。地域側の合意形成が進むほど、巣の保護や生息地保全の実効性が上がる
研究とモニタリング(分布・移動・繁殖の把握)個体識別、繁殖成績の追跡、衛星追跡などで移動経路や繁殖地の手がかりを得て、重要エリアの保護(保護区配置、土地確保、管理優先順位)に反映する

出典

最後に

Me: So, what did you think after reading this?

Questioner: It mentioned that the Motacú palm forests, which are their main food source, are disappearing fast. But I’m actually curious—what part of the palm do they eat? Also, the article said they use these palm trees like a “home.” Does that mean they build little treehouses or something?

Me: It really makes you wonder, doesn’t it? The thought of forests full of their little homes being cut down so quickly is definitely concerning. Let’s dive a little deeper into that and see what we can find.

私:これを読んでみて、どのように感じましたか?

質問者:「主食のモタクヤシ林が急速に失われている」って書いてあったけど、実際にモタクヤシのどの部分を食べているのか、ちょっと気になったんだけど。それに、このヤシの木を「家」みたいに使ってるって書いてあったけど、ツリーハウスみたいなのを作ってるのかな。

私:そんなお家があるかもしれないモタクヤシ林がこんなに急速に伐採されているなんて気になりますよね。もう少し詳しく調べてみようと思います。


項目内容要点
1. 「グルメな食事」:モタクヤシのどこを食べている?アオキコンゴウインコは、モタクヤシ(Attalea phalerata)の果実を主要な採食資源として利用する。摂食の中心は、熟した果実〜熟しかけの果実の果肉層(mesocarp)で、外側の果肉を削り取るように食べる行動が報告されている。未熟果では果実内部の液体を飲む行動も観察されている。主食に近い位置づけで、果肉(mesocarp)への依存度が高い。果実の成熟段階によって採食様式が変わり得る。
1-2. 「グルメな食事」:栄養的な意味合いAttalea phalerata の果肉(mesocarp)は栄養価が高いことが示されており、果実資源は高エネルギー摂取に寄与し得る。果肉資源の質が高いほど、繁殖・移動・行動圏維持の前提条件になりやすい。
2. 「お家(巣)」:このヤシで暮らしているのか?アオキコンゴウインコは、樹洞(cavity)に営巣する。自然巣の多くはヤシ類、とくに Attalea phalerata の樹洞で記録されており、枯死したヤシの幹に形成された空洞が巣として利用されやすい。人工巣箱も利用される。日常生活のすべてをヤシの中で過ごすという意味ではなく、繁殖期の営巣基盤としてヤシの樹洞が重要。枯死木由来の巣資源がボトルネックになり得る。
2-2. 「お家(巣)」:生きているヤシか、枯れたヤシか自然巣は生木にもあるが、枯れたヤシ(dead palms)の樹洞利用が多く報告されている。「枯れたヤシ=巣資源」という構図が成り立つため、枯死木の残存・更新が繁殖可能性に直結しやすい。
3. なぜモタクヤシ林は「急速に」失われているのか?生息域(ベニのサバンナ・森林島モザイク)では、土地利用の主軸として牧畜が広く行われ、放牧とサバンナの定期的な火入れ(grazing と burning)が植生構造や樹木の残存に影響し得る。Attalea phalerata については、放牧・火入れなどの人為影響が再生(更新)を左右しうることが示されている。「伐って終わり」だけでなく、更新阻害(稚樹・実生が育たない)で将来のヤシ林が細る経路があり得る。
3-2. なぜ「急速に」:森林転換・農地拡大低地ボリビアでは、森林・自然植生の転換を伴う機械化農業の拡大が指摘されており、主要作物としてコメや大豆などが挙げられている。地域スケールの土地利用圧が、モタクヤシ林を含むモザイク景観の縮小・断片化を促し得る。牧畜に加えて、農地拡大が加速要因になり得る。生息域が私有地に位置することが多く、土地利用決定の影響を受けやすい。
3-3. なぜ「急速に」:生活資材としての利用モタクヤシ(Attalea phalerata)はボリビアで多用途利用され、建材などの資材用途に供されることが報告されている。ヤシ類一般に、葉の屋根材利用(thatch)が広く見られる。地域利用が持続可能な範囲を超えると、局所的な資源減耗の圧力になり得る。

出典

Questioner: For the Blue-throated Macaws, the Motacú palm feels like a little city, doesn’t it? The huge leaves protecting them from the rain and wind are like the roof of a house. Inside, there’s a natural supermarket, and right next door, a dead palm tree serves as their bed.

It’s a super minimalist lifestyle, yet everything they need is right there. It almost makes you a bit jealous. But that whole life is being threatened by things like humans setting fires to clear land for cattle, right?

Me: The thing with those fires is, even if the adult palms somehow survive the flames, the seeds and new shoots on the ground get completely burned up. That means the next generation can’t grow. I think that’s the biggest issue here.

On top of that, imagine the macaws living there. They see the smoke, panic, and fly for their lives thinking, “Oh no, a fire!” That has to leave a terrifying memory. So even if their tree survives and is still standing, I have a feeling they’d be too scared to ever go back to it.

That’s why I always feel we need to stop looking at things so human-centered. We should try looking at the bigger picture: the palms grow, so the macaws thrive. The macaws thrive, which makes the land rich. And because the land is rich, we get to live here too. Taking a moment to imagine that cycle is so important.

We humans tend to fall into the illusion that we’re surviving all on our own, but the reality is we only exist because of all the other living things sharing this planet.

If we keep losing biodiversity—no matter how advanced our science gets or how many convenient machines we invent—if we just keep repeating the same mistakes, humanity itself might eventually end up on the “Endangered Species” list. And when that happens, there won’t be a “Save the Humans Foundation” or some other species stepping in to rescue us.

That’s the one thing I never want to forget.


How did you feel reading this?
I would be incredibly happy to hear your thoughts in the comments.

Thank you so much for your valuable 5 minutes. I pray that those 5 minutes will reach the Blue-throated Macaw.

Keijin

質問者:アオキコンゴウインコにとってのモタクヤシって、なんだか「小さな街」みたいだね。雨や風を防いでくれる大きな葉っぱは、お家の屋根みたいでさ。その中には自然のスーパーマーケットがあって、すぐ隣の枯れたモタクヤシがベッドになっている。

すごくミニマムなんだけど、ちゃんと全部そろってる生活で、ちょっと羨ましくもなるよね。

でも、その暮らしが、人間が牛を飼うための火入れなんかで脅かされているってことなんだね。

私:火入れによって、大人のヤシはなんとか耐えられても、地面に落ちている種や芽が焼けてしまって、次の世代が育たなくなる。そこがとても大きな問題なんだと思うんです。

しかも、そのヤシ林で暮らしていたインコたちは、「たいへんだ、火事だ」って、煙に驚いて必死に逃げだしますよね。きっと怖い記憶として残って、たとえそのヤシが焼け残って立っていたとしても、もう近づかなくなるんじゃないかな、って思うんですよ。

だからいつも感じるのは、人間中心で考えるんじゃなくて、「ヤシが生えているからインコがいて、インコがいるから土地が豊かになって、土地が豊かだから、私たちが暮らせている」っていうふうに、一度想像してみることが大事なんじゃないか、ということです。

人間はつい、自分たちだけで生きているような勘違いをしてしまいがちだけど、実際はほかの生きものがいるから生きていけている。

多様性を失っていけば、どんなに科学技術が進んでも、どんなに便利な機械が増えても、このまま同じことを続けていたら、いずれ人間そのものが「絶滅危惧種」として登録されてしまうかもしれません。でも、そのときに「人間を守る団体」や「人間を助ける別の種」はいないんですよね。

そのことだけは、忘れたくないなと思っています。


ここまで読んで、あなたは、どのように感じましたか?

コメントで意見を聞かせてもらえると、とても嬉しいです。

貴重な5分間を、本当にありがとうございました。

アオキコンゴウインコに、その5分が届くことを祈ります。

鶏人|Keijin

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