11年後のレッドリスト|アカシュモクザメ:守られながら、削られていく【IUCNレッドリスト比較】

11年後のレッドリスト|アカシュモクザメ:守られながら、削られていく【IUCNレッドリスト比較】 11年後のレッドリスト
※このページは、[IUCNレッドリスト]世界の絶滅危惧生物図鑑(2014年版)に基づいて制作した個人ブログです。

Hi everyone, Keijin here.

Today, I want to share some thoughts on how Japan uses sharks, taking the Scalloped Hammerhead (Sphyrna lewini) as our starting point.

In a 2014 wildlife guide, this species was listed as “EN” (Endangered), mainly due to a lack of adequate fishing regulations.

Fast forward to the IUCN Red List data available today in 2026. Because of relentless fishing pressure fueled by the shark fin trade, bycatch from longline fishing, and their own biological vulnerabilities—they mature slowly and struggle to repopulate—their status was bumped up to “CR” (Critically Endangered) in the 2018 assessment.

To me, this means the Scalloped Hammerhead is currently trapped in a heartbreaking paradox: being protected on paper, while steadily being whittled away in the ocean.

This is a quick 5-minute read. I’d really appreciate it if you stayed with me until the end.

こんにちは、鶏人|Keijin です。

今回は、アカシュモクザメ(学名:Sphyrna lewini)をきっかけにして、「日本のサメ利用」について考えてみた話です。

2014年の図鑑では、漁業の中での捕獲に対する規制が十分ではないことなどから、「EN:危機」と評価されていました。

その後、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストでは、フカヒレ需要を背景にした継続的な漁獲圧や、はえ縄漁などでの混獲、さらに成熟が遅くて回復しにくいという生きものとしての特徴が重く見られ、2018年評価で「CR:深刻な危機」へ引き上げられています。

なので、アカシュモクザメは今も、「守られながら、削られていく」状態なのだと思います。

この記事は短く、5分ほどで読めます。
よかったら、最後まで読んでみてください。

※2026年時点で、IUCNレッドリストにおける最新評価は2018年評価(2019年公開)です(以降の更新は、現時点では確認できていません)。
※本記事は専門家による学術的な評価ではなく、公開された資料に基づく個人の調査・見解を含みます。
※IUCN評価は「世界全体」と「地域・個体群」で分かれる場合があります。地域によって状況は異なります。
最新かつ正確な分類や保全状況については、IUCN公式サイトなどをご確認ください。
参考:IUCN Red List(学名:Sphyrna lewini

アカシュモクザメと日本のサメ利用|なぜ全面禁止に進まないのか

⬇︎アカシュモクザメの生態(基本情報)です。必要なら開いてください。

基本情報|アカシュモクザメ(英名:Scalloped Hammerhead)
項目情報
和名アカシュモクザメ
英名Scalloped hammerhead
学名Sphyrna lewini
分類脊椎動物・軟骨魚類(メジロザメ目)・シュモクザメ科
分布世界の熱帯〜温帯の海に広く分布し、沿岸から外洋まで見られる
主な生育地沿岸域、湾、河口、大陸棚周辺、沖合の海域。幼魚は浅い沿岸の“保育場”的な環境を利用しやすい
大きさ全長は最大約430cm、ふつうはそれより小さい
体重最大約152kg
寿命野生で最大35年ほどとされる

特徴

  • 名前の由来:英名の scalloped は、頭部前縁の中央と左右にくぼみがあり、“波打つような輪郭”に見えることに由来する。
  • 見た目:左右に大きく張り出したシュモク形の頭部をもち、背側は灰色〜褐色系、腹側は白っぽい。
  • 希少性:広い海に分布する一方で、世界的には個体数の大幅な減少が問題になっている。
  • 保全状況:IUCNレッドリストではCR(深刻な危機)として扱われる。

生態など

  • 生育環境:暖かい海の沿岸〜外洋を回遊し、若い個体は湾内や河口近くの浅場を利用することが多い。
  • ふえ方(繁殖):胎生で、母親の体内で育った子を産む。1回の出産で十数〜数十匹の子を産むことがある。
  • 行動の特徴:成魚や亜成魚は群れをつくることがあり、とくに島周辺などで群泳が知られる。
  • 脅威:延縄、まき網、刺し網などによる混獲・漁獲、特にフカヒレ取引を背景にした漁獲圧が大きい。
  • 脅威:成長が遅く、成熟が遅めで、個体数が減ると回復しにくいことも弱点である。

出典

最終評価2018年:アカシュモクザメ「CR:深刻な危機」

アカシュモクザメのひれの価値は高く、漁業分野での捕獲はほとんど規制されていない。

出典:訳者 岩槻邦男、太田英利 / 発行者 池田和博 / タイトル『IUCNレッドリスト世界の絶滅危惧生物図鑑』/ 発行所 丸善出版株式会社 / 発行 2014/01/31 / © Kunio Iwatsuki, Hidetoshi Ota, 2014

項目2014年の図鑑現在(2026年確認)
種名アカシュモクザメ(Sphyrna lewiniアカシュモクザメ(Sphyrna lewini
絶滅危惧ランクEN(絶滅危惧)CR(深刻な危機)
絶滅危惧ランクの悪化乱獲やフカヒレ需要の影響で、すでに強い減少圧がかかっている段階として扱われていた2019年評価では、世界全体で3世代あたり80%を超える減少の可能性が高いとされ、CRへ引き上げられた
理由フカヒレ目的の漁獲、沿岸域での捕獲圧、混獲などが大きな脅威フカヒレ需要に支えられた漁獲圧が依然強く、違法・無報告・無規制漁業、混獲、回復の遅さが重なって深刻な状態が続く
国際取引の位置づけ2014年当時は、CITES附属書IIへの掲載が採択済みでも、発効前の時期が含まれていたCITES附属書IIの国際規制が2014年9月14日に発効し、国際取引には輸出許可と非悪影響証明が必要になった
「規制なし」から「厳格な国際規制」へ国際取引の統一的な管理はまだ本格運用前で、図鑑時点では現在ほど厳格な枠組みではなかった国際取引はCITES附属書IIの下で管理され、輸出国は合法性と持続可能性を示す必要がある
ワシントン条約(CITES)附属書IIへの掲載採択は2013年、発効はまだ先2014年9月14日に発効し、ひれを含む国際取引が許可制になった
アメリカ2014年時点でも一部管理はあったが、現在ほど広い禁止措置ではなかった2024年から米国カリブ海域では、アカシュモクザメを含むシュモクザメ類の保持・所持が禁止された
オーストラリア2014年時点では州・連邦で扱いに差があり、現在ほど保護強化が進んでいなかった少なくともクイーンズランド州では2024年9月から保護対象となり、採捕・所持・利用・放流が禁止。加えてCITES輸出には非悪影響証明が必要
日本サメ類の利用は続いており、当時も管理はあったが、現在のような情報収集強化や国際取引管理の積み上げは途上水産庁の国内行動計画の下で、混獲情報の報告義務、CITES附属書II掲載種の輸出許可、陸揚げ時のひれ付き保持など、管理と監視の仕組みが強化されている
「フィン・アタッチド(ひれ付き)」ルールの普及ひれだけ切り取り、胴体を海へ捨てるフィニング対策は地域差が大きかった多くの国・地域で、ひれを自然につけたまま陸揚げする方式が広がり、種の識別や違法取引の監視がしやすくなった
フィン・アタッチドの意味フィニング対策としてはまだ抜け穴のある時代だったひれと胴体を切り離しにくくすることで、密漁の隠蔽や種のすり替えをしにくくする管理手法として普及が進んだ
なぜ今も危機的なのか?すでに減少傾向が強く、脅威は明確だった規制は増えたが、回復力の低さと違法取引、広域回遊性のため、改善が追いついていない
成熟が遅い大型のサメで、すぐには増えにくい成熟まで年数がかかり、研究によっては雄で約9年、雌で約13年とされる。減った後の回復が遅い
混獲(こんかく)対象種ではなくても、はえ縄や各種漁業で捕まることがあったはえ縄やまき網などで今も混獲されやすく、狙っていなくても死亡率が高くなりやすい
高い市場価値シュモクザメ類のひれは国際市場で価値が高い部類だったひれの需要が今も違法取引を支えやすく、CITES規制後も市場で一定の存在感を保っている
全体像2014年の時点で、すでに危険な減少が進んでいた種2026年時点では、国際規制は強くなった一方で、種そのものはさらに悪いCR評価に入っている

出典

2014年時点でアカシュモクザメはENと評価されていたが、2019年の再評価ではCRへ引き上げられ、保全上の危機はむしろ深刻化している。背景には、フカヒレ需要を中心とする持続的な漁獲圧、はえ縄漁などによる混獲、さらに成熟が遅く回復力が低いという生活史特性がある。一方で、2014年以降はCITES附属書IIの発効により国際取引管理が強化され、各国でも漁獲・所持規制やフィン・アタッチド方式の導入が進んだ。つまり、制度面では保全措置が前進したものの、生物学的脆弱性と市場価値の高さにより、資源状態の改善にはなお長い時間を要する段階にある。

⬇︎アカシュモクザメの保護活動の種類です。必要なら開いてください。

保護活動の種類内容の概要
混獲の防止延縄・刺し網・まき網などでの混獲を減らすため、漁具や操業方法の見直し、混獲回避措置、死亡率の低減策を進める。特に幼魚が利用する浅い沿岸域では、沿岸漁業の管理強化が重要とされる。
ヒレ切り(フィニング)防止ヒレだけを切り取って胴体を捨てる利用を防ぐため、フィニング禁止や水揚げ時の規制、監視の強化を行う。
国際的な取引規制CITES附属書IIに基づき、国際取引を許可制で管理し、輸出時にはその取引が野生個体群に悪影響を与えないことを示す手続きが求められる。
回遊性サメの国際協力広域を回遊する種として、CMSの枠組みや回遊性サメに関する国際協力の中で、各国が保全と管理の足並みをそろえることが重視される。
幼魚の育成場の保護本種の幼魚は浅い沿岸域や河口周辺の育成場を利用するため、そうした海域を保護区や重点管理区域として守り、沿岸開発や過剰な漁獲圧を抑えることが重要となる。
保護区の設定集合場所、回遊ルート、育成場などを含む重要海域で、海洋保護区や時期的・場所的な操業制限を設けて、死亡率を下げる取り組みが行われる。
漁業管理の強化地域漁業管理機関や各国管理の下で、サメ類全体の漁獲規制、報告義務、監視、順守確認を強め、本種への漁業圧を下げる。
研究とモニタリング分布、回遊、育成場利用、漁獲量、混獲状況を継続的に調べ、保護区設計や漁業管理の改善につなげる。種の識別精度を上げることも取引管理や資源評価で重要になる。

出典

最後に

Questioner: “I was reading that Japan’s policies are shifting away from finning, and the Fisheries Agency’s action plan mentions tuna longline vessels ‘retaining’ sharks… But doesn’t ‘retaining’ basically mean they aren’t actually banned from catching them?

Is it because a total ban would hurt traditional fishermen or something? I can’t help but wonder about the real reasons behind it.”

Me: “Yeah, when you see other countries stepping up with strict bans or even total bans, Japan’s approach definitely stands out as being a bit different.

Let me dig into this a little deeper and see what I can find.”

質問者:「日本では制度上、フィニングを前提にしない方向へ整理されている。水産庁の国内行動計画などでは、まぐろはえ縄漁がサメを保持……」って書いてあったんだけど、この“保持”って、つまり禁止ではないってことなんだよね。

昔からの漁師さんが困るから、とかそういう事情があるのかな?って、なんとなく気になるんですけど。

私:ほかの国だと、禁止とか全面禁止まで踏み込んでいるところもあるのに、日本はそこが少し違って見えますよね。

このあたり、もう少し詳しく調べてみます。


項目内容要点
日本独自の「有効利用(フル・ユティライゼーション)」の思想日本のサメ利用では、ひれだけを商品化するのではなく、可食部や加工原料を含めてできるだけ使い切る発想が強い。気仙沼では、サメを地域の食文化・加工業・流通と結びついた水産資源として扱う見方が根強い。「ひれだけ取って捨てる」のではなく、「資源を余さず使う」という論理が、全面禁止に慎重な立場の土台になっている。
サメ肉は練り製品、総菜、地域料理などに利用されてきた。白身で加工適性があり、港町の加工業とも結びついている。肉は食用原料としての価値があり、単なる副産物ではない。
皮は鮫皮製品や皮革素材として利用されるほか、加工品の原料にもなる。皮まで商品化できるため、「丸ごと使う」実践を支える。
軟骨サメは硬骨魚ではなく軟骨魚類であり、軟骨は健康食品や加工原料として利用されてきた。「骨」ではなく「軟骨」とみるのが生物学的には正確。
肝臓肝油由来のスクアレンなど、化粧品・医療関連・工業用途につながる利用がある。肝臓にも商業価値があり、全身利用の一部を構成する。
「留保(リザベーション)」という外交カードCITESでは、締約国は特定種について留保を付すことができ、その種に関しては当該国は条約上「非締約国と同様の扱い」を受ける。留保は「条約決定そのものへの不同意」ではなく、「当該種について拘束を受けない法的地位」を確保する手続き。
アカシュモクザメに関する留保日本は2013年、アカシュモクザメを含む一部サメ類のCITES附属書II掲載に留保を付した。この留保は現在もCITESの留保一覧と日本のCITES案内で確認できる。日本は附属書II掲載種であっても、アカシュモクザメについては留保国の立場を維持している。
日本の言い分日本は当時、サメ類の保全と管理は地域漁業管理機関(RFMO)などを通じて進めるべきだとしつつ、輸出時には自国法令に基づきCITESの輸出許可に類する手続きを自主的に行うと表明した。「CITESより漁業管理機関を重視する」という立場と、「輸出管理は一定程度行う」という実務対応が併存している。
特定地域の死活問題気仙沼は日本有数のサメ水揚げ地であり、ひれだけでなく肉や加工品の流通も地域経済を支えてきた。観光資源としても「サメのまち」という性格を持つ。規制強化は、漁獲者だけでなく加工、物流、地域雇用にも影響する。
JF全漁連などの存在感JF全漁連は、全国の漁協と連合会を束ねる全国団体であり、漁業者の経営維持、地域社会、資源利用に関わる立場を持つ。漁業政策では、現場漁業者の生活と地域経済を代表する組織の発言力が大きい。
食糧安全保障の観点日本の水産政策では、水産物全体が食料供給と自給率の観点から重視されている。サメだけを特別に全面禁止することには、漁業一般への波及を懸念する慎重論が生じやすい。サメ政策は、単独種の問題だけでなく、水産物供給全体と資源利用政策の文脈の中で扱われやすい。
現在の日本の立ち位置日本はアカシュモクザメへの留保を維持する一方、国内外ではサメ類管理の強化も進めている。たとえば、遠洋・沖合の管理計画、ひれ付き陸揚げ、混獲管理、国際取引時の手続き整備などが進展している。「禁止していない」が、「無規制」でもないという中間的な立場にある。
国際的に見た論点国際社会では、留保の継続が規制回避と見なされやすい一方、日本側では地域経済、全身利用、漁業管理の枠組みの違いが強調される。対立点は、保全の厳格化と持続的利用のどこで線を引くかにある。

出典

Questioner: You know, as I was reading through the information you looked up for me… it kind of reminded me of the atmosphere in Japan right before the war. Prioritizing our “own logic” over the voices of the outside world, which ultimately led to isolation. Obviously, I don’t mean to equate this with war, and I have the utmost respect for those who lived through it.

But if we keep this up, we’ll isolate ourselves from the rest of the world. Even if it’s not war, I feel like we might just charge blindly ahead with our “unique way of thinking” on issues like climate change… and honestly, that scares me a bit.

Me: Yeah, I completely get that. That tendency to twist the logic to suit our own convenience and declare it “the undeniable truth”—I can definitely see why it looks that way. Looking at the big picture objectively, even as a Japanese person myself, I can’t help but think, “That’s not a sound argument at all, you’re just coming up with an answer that benefits you.”

And then there’s the word “Mottainai” (don’t waste what is valuable). It gets praised globally and featured in all sorts of media, but at the same time, the amount of food waste in Japan—food thrown away without being eaten—is glaringly high compared to other countries.

If anything, this is exactly the kind of situation where the legendary “Mottainai Ghost” should come out and give us a serious lecture.

Questioner: But still, I wonder why there’s such a strong tendency to reject “change” at all costs… Is it our national character as an island nation, or just our nature?

Me: Exactly. We should already know that if we keep doing things the way we always have, the sharks will eventually disappear, and we won’t be able to catch them even if we want to. Yet, we stubbornly refuse to change or move toward regulation.

Questioner: I say this specifically because I am Japanese… but it’s a bit embarrassing, isn’t it?

Me: Of course, I’m not saying we should just blindly follow the crowd or yield to the biggest voice in the room. But we need to properly debate what’s being said, think for ourselves, read into the other side’s perspective, and actually put ourselves in their shoes. Taking it a step further, if we could just imagine ourselves transforming into a shark and swimming in the ocean… I’m sure we wouldn’t have reached this kind of conclusion.

Questioner: It seems like such a simple thing to do, though.

Me: But maybe this “simple” thing is actually the hardest thing of all.


How did you feel reading this?
I would be incredibly happy to hear your thoughts in the comments.

Thank you so much for your valuable 5 minutes. I pray that those 5 minutes will reach the Scalloped Hammerhead.

Keijin

質問者:なんかね、この問題を調べてもらって読んでたんだけど……戦争に向かっていった頃の日本が、外の声より「自分たちの理屈」を優先して、結果的に孤立していった空気と重なって見えちゃったんだよね。もちろん、戦争と同列に語るつもりはないし、体験された人たちへの敬意もあるんだけどさ。

このままだと、世界から孤立して、今度は戦争じゃなくても、気候変動みたいなところでも「独自の考え」で突っ走っちゃいそうで……ちょっと怖いなって感じるよ。

私:うん、たしかにね。なんでも自分たちの都合のいいように理屈を組み立てて、「正論です」って言い切る感じは、そう見えてしまうところもあるね。客観的に全体を見ると、別に正論でもなくて、「自分たちに都合のいい答え」を出してるだけじゃない?って、日本人の自分でも思う。

それに「もったいない」って言葉は、世界的にも評価されて、いろんなメディアで取り上げられてるけど、その一方で、日本国内では、食べないのに捨てられている食べ物の量が、他国と比べても食品廃棄が目立ちますよね。

こっちのほうこそ、「もったいない」を叱る“もったいないお化け”が出てきて説教しないといけないレベルなんじゃないかな、って思ってしまいますけどね。

質問者:だけどさ、島国のお国柄というか性質というか……とにかく「変えること」を拒む傾向が強いのは、なんでなんだろうね。

私:ほんとそうなんですよ。今まで通りやっていれば、いずれサメも減って、変えたくなくても「獲れなくなる」って、もう分かってるはずなのに。なのに変えるとか、規制する方向を拒み続ける。

質問者:あえて日本人だから言わせてもらうけど……ちょっと恥ずかしいよね。

私:もちろん、なんでもかんでも「右へならえ」とか、「大きいものに巻かれろ」って言いたいわけじゃないんだけど。でも、言われたことをちゃんと議論して、自分の頭で考えて、相手の立場も読み取って、一回その立場に立ってみる。さらに言えば、サメに変身してサメになって、泳いでる姿まで想像できてたら……きっと、こういう判断にはならなかったと思うんだけどね。

質問者:簡単なことだと思うけどね。

私:でも、この「簡単」が、いちばん簡単じゃないんだろうね。


ここまで読んで、あなたは、どのように感じましたか?

コメントで意見を聞かせてもらえると、とても嬉しいです。

貴重な5分間を、本当にありがとうございました。

アカシュモクザメに、その5分が届くことを祈ります。

鶏人|Keijin

コメント