2025-05

11年後のレッドリスト

11年後のレッドリスト|イソベノアステロペイア:薄められた未来、消えかけた輪郭【IUCNレッドリスト比較】

今回は、イソベノアステロペイア(学名:Asteropeia micraster)は、「残りわずかな絵の具」かもしれないって話です。2014年の図鑑では、人の活動に押されて「EN:危機」って評価されていました。ところが最新のレッドリストを見ると、減ってるって書かれているのに、なぜか「VU:危急」に下がってるんです。だからこの木は今も、「薄められた未来、消えかけた輪郭」そんな状態なんじゃないかな、って思っています。
11年後のレッドリスト

11年後のレッドリスト|イソベクローバ:危ういまま、航路に乗せられる【IUCNレッドリスト比較】

今回は、イソベクローバ(学名:Halophila baillonii)が、まるで「海をかき回すミキサー」に巻き込まれて、太平洋側にも?って話です。2014年の図鑑では、沿岸開発とか水質の悪化が原因で「VU:危急」って評価されていました。で、最新のレッドリストを見ると、太平洋側(東部熱帯太平洋)でも生息が確認されたのに、評価は今も「VU:危急」のままなんです。だからイソベクローバは今も、「危ういまま、航路に乗せられる」そんな状態なんだと思います。
11年後のレッドリスト

11年後のレッドリスト|イソベキンセンカ:混ざりながら、消えていく【IUCNレッドリスト比較】

今回は、イソベキンセンカ(学名:Calendula maritima)と、外来種は「混ぜるな危険」って話です。2014年の図鑑では、この花は生育地が都市化でどんどん削られているってことで、「CR:深刻な危機」と評価されていました。そして最新のレッドリストを見ても、その危機はまだ残ったまま。さらに今は、新たな問題として、侵略的な外来植物との競争も重なっていて、評価は変わらず「CR:深刻な危機」のままです。だからイソベキンセンカは今も、まさに「混ざりながら、消えていく」状態なんだと思います。
11年後のレッドリスト

11年後のレッドリスト|アンデスジカ:散らばる命、つながれない森【IUCNレッドリスト比較】

今回は、アンデスジカ(学名:Hippocamelus bisulcus)と、奈良公園の鹿の数が「ほぼ同じだった」っていう話です。2014年の図鑑では、アンデスジカは生き残っている集団が小さくて、しかもバラバラに分かれてしまっているってことで、「EN:危機」って評価されていました。で、最新のIUCNレッドリストを見ても、個体数に大きな変化はなくて、評価もそのまま「EN:危機」のままなんですよね。だからアンデスジカは今も、「散らばる命、つながれない森」…そんな状態なんだと思います。
11年後のレッドリスト

11年後のレッドリスト|アンティグアレーサー:島を渡り、檻へ戻る運命【IUCNレッドリスト比較】

今回は、アンティグアレーサー(学名:Alsophis antiguae)の「動物園」って話です。2014年の図鑑では、1800年代後期に持ち込まれたマングースたちに傷めつけられて、このヘビは「CR:深刻な危機」って評価されていました。そして最新のレッドリストを見ても、今度は気候変動で高波や嵐のリスクが増えてしまって、評価は変わらず「CR:深刻な危機」のままです。だからアンティグアレーサーは今も、「島を渡り、檻へ戻る運命」みたいな状態なんだと思います。
11年後のレッドリスト

11年後のレッドリスト|アンタノシーヒルヤモリ:森を追われ、白に染められる【IUCNレッドリスト比較】

今回は、アンタノシーヒルヤモリ(学名:Phelsuma antanosy)と、「酸化チタンの関係」って話です。2014年の図鑑では、このヤモリさんは、チタン鉄鉱の採掘が始まったことで生息地が消えたと推定されて、「CR:深刻な危機」と評価されていました。ところが最新のレッドリストでは、個体数が減っているにもかかわらず、2025年に「EN:危機」へダウンリストしています。アンタノシーヒルヤモリは今、「森を追われ、白に染められる」状態なのだと思います。
11年後のレッドリスト

11年後のレッドリスト|アルダブラマイマイ:沈まない島で、消えかける【IUCNレッドリスト比較】

今回は、アルダブラマイマイ(学名:Cyathopoma picardense)の「マングローブは天然の護岸職人」って話です。2014年の図鑑では、アルダブラ環礁が海抜の低い場所が多く、海面上昇の影響を受けやすいことから、「EN:危機」と評価されていました。ところが最新のレッドリストでは、島そのものが予想よりもしぶとく残ってる可能性がある、とされつつも、評価は「EN:危機」のままでした。だから、アルダブラマイマイは「沈まない島で、消えかける」状態なのだと思います。
11年後のレッドリスト

11年後のレッドリスト|アルゼンチンスカンク:威嚇のクセが、命取り【IUCNレッドリスト比較】

今回は、アルゼンチンスカンク(学名:Conepatus chinga)が、まさかの「トラック相手に威嚇しちゃう」って話です。2014年の図鑑では、毛皮を取るためにものすごい数が捕獲されたこともあって、この種は「LC:低懸念」でした。そして最新のIUCNレッドリストを見ても、交通事故(ロードキル)みたいな人間側のリスクが増えてきてるのに、評価は変わらず「LC:低懸念」のままなんです。アルゼンチンスカンクは今も、まさに「威嚇のクセが、命取り」って状態なんだと思います。
11年後のレッドリスト

11年後のレッドリスト|アルグンヤシ:助かったようで、踏まれていく【IUCNレッドリスト比較】

今回は、アルグンヤシ(学名:Medemia argun)が「衛星画像の解析で、CRからVUに」っていう、ちょっと「とほほ」な話です。2014年の図鑑では、このヤシは1995年に“まとまった再発見”があるまで、絶滅した可能性すら疑われていたため、評価は「CR(深刻な危機)」でした。でも最新のレッドリストでは、衛星画像(Google Earth等)の解析が進んだこともあって、生息地の見つかる場所も増えたことで、「EN(危機)」を飛ばして「VU(危急)」になっています。だからアルグンヤシは今も、「助かったようで、踏まれていく」そんな状態なんじゃないかなと思います。
11年後のレッドリスト

11年後のレッドリスト|アラビアマクラサンゴ:ラベルは軽く、矢印は沈む【IUCNレッドリスト比較】

今回は、アラビアマクラサンゴ(学名:Anomastraea irregularis)の評価について、「Least Concern(低懸念)って言葉、もうやめて、Latent Crisis(潜伏する危機)に変えたほうがいいんじゃない?」って話です。このサンゴは、2014年の図鑑では、ほとんど海洋保護区域がないことなどから「VU:危急」と評価されていました。ところが最新のレッドリストでは、調査が進んで分布や実態がよりはっきりした結果、「LC:低懸念」にランクダウンしたんです。だから今のアラビアマクラサンゴって、まさに「ラベルは軽く、矢印は沈む」状態なんだと思います。