※このページは、[IUCNレッドリスト]世界の絶滅危惧生物図鑑(2014年版)に基づいて制作した個人ブログです。
こんにちは、鶏人|Keijin です。
今回は、オウムノクチバシ(学名:Lotus maculatus)の「蜂を振って、鳥に逃げられて、トカゲと付き合うことになった」みたいな話です。
2014年の図鑑では、「送粉動物がいなくなったこと」などが原因になって、「CR:深刻な危機」と評価されていました。で、2026年時点で確認できる最新のIUCNレッドリストを見ても、花を訪れる相手としてトカゲの存在が示されるようになったのに、評価は「CR:深刻な危機」のまま変わっていません。
だからオウムノクチバシは今も、「赤い蜜だけが、行き場を失った」状態なんだと思います。
この記事は短くて、5分で読めます。
よかったら最後まで読んでください。
※2026年時点で、IUCNレッドリストにおける最新評価は2011評価(2011年公開)です(以降の更新は、現時点では確認できていません)。
※本記事は専門家による学術的な評価ではなく、公開された資料に基づく個人の調査・見解を含みます。
※IUCN評価は「世界全体」と「地域・個体群」で分かれる場合があります。地域によって状況は異なります。
最新かつ正確な分類や保全状況については、IUCN公式サイトなどをご確認ください。
参考:IUCN Red List(学名:Lotus maculatus)
送粉者の交代劇|蜂を断って、鳥が去って、トカゲが残った
⬇︎オウムノクチバシの生態(基本情報)です。必要なら開いてください。

| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 和名 | オウムノクチバシ |
| 英名 | Pico de El Sauzal / Parrot’s beak / Fire vine / Spotted dove beak(スペイン語圏では「pico de paloma manchada」など) |
| 学名 | Lotus maculatus |
| 分類 | 被子植物・マメ目・マメ科(Fabaceae) |
| 分布 | カナリア諸島固有。テネリフェ島北〜北東部のごく限られた海岸部(例:El Sauzal 周辺、Anaga 地域の一部地点など) |
| 主な生育地 | 海の影響(潮風・塩分飛沫)を受ける海岸の岩場・崖地(玄武岩質の岩盤、石が多い乾燥した斜面) |
| 大きさ | 低い位置で這うように伸びる低木状(亜低木)。枝は長く伸びて垂れ下がり、栽培下では草丈20〜30cm程度として扱われることが多い |
| 寿命 | 多年生(亜低木として長く維持されるタイプ) |
特徴
- 名前の由来:種小名「maculatus」はラテン語で「斑点のある/まだらの」を意味し、花色の“差し色”や斑状の印象に結びつけて説明されることがある。
- 見た目:灰緑色の細い葉と、黄色に赤橙の先端が入る“くちばし形”の花が特徴。枝は地面を這うように伸び、縁から垂れ下がるような姿になりやすい。
- 希少性:野生の自生地が極端に限られ、自然状態の個体数も非常に少ないとされる。
- 保全状況:IUCNの評価ではCR(深刻な危機)として扱われる。
生態など
- 生育環境:海岸の岩礁・崖地の乾いた環境で、塩分を含む潮風の影響下でも成立する“岩場性(リソフィト)”の植物として整理される。
- ふえ方(繁殖):マメ科植物として、花が受粉すると莢(さや)をつくり種子でふえる。園芸・保全の現場では挿し木など栄養繁殖で増やされることもある。
- 受粉(花粉媒介)の話題:島嶼環境らしく、昆虫だけでなくトカゲ類が花を訪れ、受粉に関与し得ることが研究で示されている(訪花はしても受粉に寄与しない“蜜泥棒”的な訪問者が問題になる場合も指摘される)。
- 脅威:海岸開発や地形改変による生育地の消失・劣化、外来植食動物(ヤギ等)による食害、火災や攪乱体制の変化、園芸目的の採取・違法採取、近縁種との交雑などが複合的にリスクとして挙げられる。
出典
- Endémicas Canarias(PDF): Hind による Lotus maculatus の解説(分布・稀少性など)
- Macaronesian(種ページ): 自生地(El Sauzal、Anaga の地点言及)と自然個体数の少なさの整理
- Journal of Pollination Ecology(論文): Flower-visiting lizards と Lotus maculatus の受粉に関する研究
- Kew POWO(Plants of the World Online): Lotus maculatus の分類・分布(テネリフェ島北部固有など)
- Biodiversidad de Canarias(公式データベース): Lotus maculatus(分布域、 habitat、個体数カウント情報)
最終評価2011年:オウムノクチバシ「CR:深刻な危機」
この種をおびやかしているのは、土地開発、旅行者の増加、野生植物の採取などの人為的な影響、それに植食動物の増加などである。送粉動物がいなくなったこともこの植物の減少の原因となっているだろう。
出典:訳者 岩槻邦男、太田英利 / 発行者 池田和博 / タイトル『IUCNレッドリスト世界の絶滅危惧生物図鑑』/ 発行所 丸善出版株式会社 / 発行 2014/01/31 / © Kunio Iwatsuki, Hidetoshi Ota, 2014
| 項目 | 2014年の図鑑 | 現在(2026年確認) |
|---|---|---|
| 現在のステータス | 絶滅危惧IA類(CR)。スペインのレッドリストで絶滅危惧IA類に挙げられている、という説明。 | 絶滅危惧IA類(CR)のまま(IUCNは2011年評価)。成体数は成熟個体28という記載がある。分布はテネリフェ島の北海岸で、既知の自生地はごく限られ、El Sauzal沿岸の1個体群が中心。個体数は約30前後とされ、減少傾向。 |
| 野生個体数・分布の状況 | テネリフェ島の1か所のみから記録される固有種。最近の調査で、以前知られていた分布域では絶滅が確認され、北側の海岸付近に10個体くらいが残っているだけ、という説明。 | 2007年の回復計画では、現存する唯一の個体群は30個体程度で、他の既知地点(Anagaのroque de Tierra)は2004年以降未確認とされる。IUCN情報では成熟個体28。生息地のアクセス容易性に由来する人為圧が強い、と明記されている。 |
| 「送粉動物がいなくなった」説への新事実 | 送粉動物がいなくなったことが減少要因になっているだろう、という文脈で説明されている(送粉鳥などがいない前提)。 | 少なくとも「送粉者が不在なので自然受粉できない」という前提は単純ではなくなった。近年の研究で、花を頻繁に訪れるのは鳥ではなくトカゲであり、送粉の担い手として重要である可能性が示された。 |
| 実は「トカゲ」が花粉を運んでいた! | 図鑑の記述には、トカゲ送粉の話は出てこない。 | テネリフェカナヘビ(Gallotia galloti)が花に潜り込んで蜜をなめる行動を取り、花粉が体表に付着し得ること、訪花頻度が高いことなどから、送粉に関わる重要な訪花者として扱われている。 |
| 鳥もまだ来ている | 図鑑では、送粉鳥がいなくなった(または減った)ことが原因の一つ、という趣旨で書かれている。 | 少なくとも最新研究の観察では、Lotus maculatusの花への鳥の訪花は記録されていない(花の周囲には鳥がいるが、花には来なかった、とされる)。したがって「鳥もまだ来ている(訪花している)」は確認情報としては置けず、現時点では未確認。 |
| その他の脅威と保全状況 | 土地開発、旅行者の増加、野生植物の採取などの人為的影響。植食動物の増加、送粉動物の減少も要因として挙げられている。スペイン国内の法的規制やベルン条約の保護、再生計画、種子のバンキング(保存)が行われている、という説明。 | 回復計画は、短中期での絶滅リスク低減のため、個体数の大幅増加と新たな個体群核の拡大、遺伝的多様性の維持・増加を柱にしている。in vitro増殖、種子のバンク保管、再導入、現生個体群と導入先での脅威低減を組み合わせる。自治体側の公開情報でも、回復計画の対象種として明示されている。 |
| 人為的な影響 | 開発、観光圧、採取が中心。 | 回復計画に「生息地へのアクセスのしやすさに由来する強い人為圧」が明記されている。加えて、外来のミツバチによる盗蜜が訪花・送粉の力学を変え得ることが示されている(盗蜜が訪花者の行動に影響し、繁殖成功に間接影響を与える可能性)。 |
| 繁殖の失敗 | 送粉者の不足が繁殖不全の主要因になっているだろう、という推測が中心。 | 回復計画では、野外個体群で実生(発芽したばかりの苗)が見られないことから、現地での発芽が問題を抱える可能性が示されている。さらに、回復計画自体が「遺伝的ボトルネック」や「最大限の遺伝的多様性を保った増殖・再導入の難しさ」を前提にしている。近年研究ではトカゲの訪花は確認される一方で、鳥の訪花は記録されず、繁殖が安定して回る状態には至っていないことが示唆される。 |
出典
- ACBC資料(Lotus maculatusの解説PDF)
- IUCN Red List(Lotus maculatus, 2011評価のDOI)
- テネリフェ島公式(Especies protegidas:Picopaloma y Pico de El Sauzal)
- 回復計画(Decreto 68/2007:Lotus berthelotii と Lotus maculatus のPlan de Recuperación PDF)
- 送粉研究(ResearchGate:Flower-visiting lizards as key ecological actors for the reproduction of bird-pollinated plants)
- 盗蜜の影響(ResearchGate:Dominant nectar robbers may disrupt the reproduction of bird-pollinated endangered plants)
2014年の図鑑では、オウムノクチバシ(Lotus maculatus)はテネリフェ島の限局分布と著しい個体数減少によりCRとされ、要因として土地開発・採取・観光圧に加え、送粉者減少による繁殖不全が示唆された。2026年時点でもIUCN(2011評価)でCRが維持され、成熟個体は約28とされる。近年は送粉者不在説が修正され、Gallotia galloti が主要な訪花者として送粉に関与する可能性が示される一方、繁殖成功は低く、実生の欠如や遺伝的ボトルネックが課題である。回復計画では増殖・再導入、遺伝多様性の維持、脅威低減が中核に据えられている。
⬇︎オウムノクチバシの保護活動の種類です。必要なら開いてください。
| 保護活動の種類 | 内容の概要 |
|---|---|
| 生育地(残存個体群)の物理的保護 | 現存する唯一の自生地(テネリフェ島北部・Costa de Acentejo内の海岸部)で、人の立ち入り・踏み荒らし圧を下げるために動線を調整し、個体の直近まで人や動物が入り込みにくい状態をつくる(アクセスを容易にする構造物の設置を避ける等)。 |
| 利用圧の管理(レジャー・採集圧の抑制) | 釣り・海岸利用など、現地のレジャー利用が個体群や回復事業の妨げにならないよう、必要に応じて利用ルールを整備し、悪影響の大きい行為を抑える。 |
| 法的保護・指定の活用 | 種の保護区分(「絶滅危惧/回復計画の対象」等)に基づく禁止事項・許可制を運用し、保全上重要な場所については保護指定(科学的価値のあるサイト指定など)を後押しして保護の実効性を上げる。 |
| 外来・害獣対策(食害の低減) | ネズミ等による食害が拡大要因になるため、状況に応じて防除・捕獲・侵入抑制などを行い、開花・結実・実生の定着が起きやすい環境に寄せる。 |
| 園芸利用に伴う遺伝的リスクの低減 | 園芸で広く扱われることによる他種との交雑(ハイブリッド化)リスクが指摘されるため、原産地周辺での植栽や系統の取り扱いに配慮し、保全対象としての遺伝的純度・由来管理を重視する。 |
| 域外保全(増殖・バックアップ個体の確保) | 自生個体の「複製(バックアップ)」を育苗施設等で確保し、回復事業の間、安定して生きた保存個体を維持する。 |
| 種子保存(ジーンバンク) | 種子を採取・保存し、緊急時の再増殖や将来の再導入に備える(バンクで中長期保管)。 |
| 再導入・個体群補強 | 自生地の補強(既存個体群の増強)に加えて、過去に記録のある地点(例:AnagaのRoque de Tierra)を含む新規・再導入候補地へ植栽し、複数核の個体群を形成して偶発リスク(災害・事故)を分散する。 |
| 遺伝的多様性の確保(由来管理) | 植栽・補強に使う増殖個体は由来(どの個体群・どの親由来か)を追跡できるよう管理し、元の遺伝情報を失わないようにしながら、可能な範囲で多様性を維持・回復させる。 |
| モニタリング(個体識別・定期センサス) | 自生個体・植栽個体を識別して、定期的な個体数調査・生育状況確認を行い、脅威要因の影響も同時に監視して対策を更新する。 |
出典
最後に
読んでみて、どんなふうに感じましたか?
送粉者がいなくなったと言われてたけど、実はトカゲさんが花に来てくれてて、なんとかギリギリつながってる……みたいな感じなのかな。それと、「花の周囲には鳥がいるけど、花には来なかった」と書いてあったけど、私が鳥だったら、花のところにトカゲさんがいたらちょっと遠慮しちゃう気がするよね。ていうか、そもそもミツバチみたいな送粉者って、どこへ行ってしまったんだろうね。
そうですよね。受粉といえばミツバチ、ってイメージありますからね。ちょっと調べます。
| 項目 | 内容 | 要点 |
|---|---|---|
| 「トカゲさんが細々とつないでいる」説は本当? | 近年の現地観察と実験では、オウムノクチバシ(Lotus maculatus)の訪花脊椎動物としてテネリフェカナヘビ(Gallotia galloti)が確認され、正規の訪花(花口からの採蜜)を行い、送粉に関与し得ることが示されている。 | トカゲは送粉者として機能している可能性が高い。 |
| トカゲ受粉の限界 | トカゲは訪花して花粉を運び得る一方、蜂(セイヨウミツバチ)は主に盗蜜として記録され、正規送粉への寄与が小さい可能性が示されている。送粉者の顔ぶれが偏る状況では、結実・結実後の更新が不安定になり得る。 | 送粉が成立しても、更新(次世代成立)まで保証されない。 |
| 遺伝子の孤立 | 本種はごく狭い範囲・少数個体群で、系統の偏りや遺伝的多様性の制約が課題になり得る。加えて、栽培個体が挿し木で増殖されやすい点は、遺伝子型の偏りを招き得ると指摘されている。 | 小個体群ゆえに遺伝的リスク(多様性低下)が保全上の主要論点になり得る。 |
| 鳥はトカゲがいるから来ないのか? | 「トカゲの存在が鳥の訪花を抑制する」との直接的な因果を断定した証拠は限定的である。一方で観察では、訪花脊椎動物がトカゲに偏って記録されている。 | 「気まずさ」仮説はあり得るが、現時点では断定材料が薄い。 |
| テネリフェカナヘビは気が強い | Gallotia galloti は中型で、植物質(花・蜜・果実)に加えて無脊椎動物も利用するなど雑食性が報告されている。花内で大型の脊椎動物が活動していれば、小鳥側が警戒する可能性は否定できない。 | 行動生態としては競合・警戒が起きても不思議ではない。 |
| 本当の理由は「道がない」 | 鳥が訪花しにくい要因としては、単一要因よりも、生息地の狭小化・分断、資源パッチの孤立化など景観スケールの制約が関与し得る(一般論として)。 | 「到達しづらさ(分断)」は、トカゲ要因と並行して検討されるべき論点。 |
| ミツバチたちはどこへ消えた? | 「送粉者が消えた」というより、花側が鳥媒に適した形質(鳥媒花シンドローム)を示す系統であることが背景にある。鳥媒花では赤〜橙系の色、比較的豊富な蜜、昆虫の利用しにくい形態などがしばしば議論される。 | 「蜂が消えた」だけでなく、「花の設計思想が違う」可能性がある。 |
| 「赤色」への変化 | ミツバチはヒトの赤をそのままの感覚では捉えにくく、赤い花が蜂に対して目立ちにくいという議論がある一方、「赤い花は蜂に不可視ではない」とする研究もあり、単純化は避ける必要がある。 | 赤=蜂を完全排除、とは言い切れない(見え方は単純ではない)。 |
| 「止まり木」の撤去 | 鳥媒花では、昆虫が着地しやすい足場が乏しい/花筒が深いなど、盗蜜・盗粉を受けにくい形態が論じられることがある。 | 昆虫に不利、鳥に有利な形態は「蜂よけ」仮説と整合し得る。 |
| ターゲットの変更 | マカロネシアの鳥媒 Lotus 群は、分子系統などから昆虫媒の祖先から比較的最近派生したとされ、花形質が昆虫媒から鳥媒方向へ転換した枠組みで議論されている。 | 受粉システムの「転換」が大きな前提。 |
| なぜハチを振ったのか? | 島嶼では、送粉ネットワークの単純化や一般化が起こり得る中で、蜂回避(bee-avoidance)や鳥誘引(bird-attraction)といった仮説が提案されている。加えて本種では、蜂の盗蜜が記録されており、盗蜜圧が形質進化・繁殖成功に影響し得るという問題設定が成立する。 | 目的は「蜂が消えた」ではなく、「盗蜜・非効率を減らす」側面を含む可能性がある。 |
出典
- Wikipedia(Gallotia galloti:大きさ・食性などの概要)
- IUCN Red List(Lotus maculatus, 2011 assessment / DOI)
- PubMed Central(Chittka & Menzel 1992:蜂の色覚の基礎)
- ResearchGate(“Why red flowers are not invisible to bees”)
- OUP Journal of Experimental Botany(Cronk 2008:鳥媒花の概説)
- Juriscan(カナリア諸島政府:Decreto 68/2007 回復計画の法令情報)
- ResearchGate(Ojeda & Santos-Guerra 2011:栽培個体の遺伝子型偏りの論点を含むレビュー)
- Journal of Pollination Ecology(González-Castro & Siverio 2024:Lotus maculatus と Gallotia galloti)
オウムノクチバシさんって、大昔に蜂さんたちと何かあったんじゃないかって思っちゃうような進化だよね。まあ、その頃に戻れない以上、ほんとのところは誰にもわからないんだろうけど…。
そこで、蜂じゃなくて「どうぞ蜜をお舐めください」って招待した相手が鳥だった、ってことなんだと思うんだけど、その鳥が最近は、植食動物の増加とか森林の伐採で生息地が分断されて、オウムノクチバシさんのところを次から次へと飛び回るのが危なくなって、行き来しづらくなった。
だから結果的に、さらに孤立しているってことなんだね。
いちばんの原因って何だろうって考えると、やっぱり「受粉してくれる鳥がいなくなった理由」に行き着くんですよね。
2014年の図鑑にも書いてあった、「土地開発、旅行者の増加、野生植物の採取みたいな人為的な影響」。そういうので、鳥が安全に、自由に飛び回れる場所が減ってしまった。ああ、そういうことなのかなって見えてきました。
それにしても、毎日調べながら書いていて思うのは、人類の「人間中心の考え方」って、これがいちばんの原因で、いちばん解決が難しい問題なんじゃないのかってことです。
だって、人って基本、遺伝子に動かされてる部分もあるじゃないですか。そう考えると、人間中心じゃなかったら滅びてしまう、ってのもわかる。
でも今、その人間中心の考え方そのものが、危機を呼んでるのが見えてきてますよね。
地球規模の寒気とか温暖化みたいな気候変動が引き起こす、大雪や雪崩、洪水、嵐……数えたらキリがないくらい影響が出てる。
でも、もしこの利己的な遺伝子が、さらに利己的に人類を動かすっていうなら、これから先は「自然をこれ以上壊さない」みたいな、利他的な行動に変わっていくことなんだと思うんです。利他的に見える行動だけど、結果として利己的な行動になる、って感じかな。
そうすれば、その行いは必ず返ってきて、結局は自分たち人類のためにもなるのにな、って思うんですけど……難しいですね。
ここまで読んで、あなたは、どのように感じましたか?
コメントで意見を聞かせてもらえると、とても嬉しいです。
貴重な5分間を、本当にありがとうございました。
オウムノクチバシに、その5分が届くことを祈ります。
鶏人|Keijin




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