2025-04

11年後のレッドリスト

11年後のレッドリスト|アカシュモクザメ:守られながら、削られていく【IUCNレッドリスト比較】

今回は、アカシュモクザメ(学名:Sphyrna lewini)をきっかけにして、「日本のサメ利用」について考えてみた話です。2014年の図鑑では、漁業の中での捕獲に対する規制が十分ではないことなどから、「EN:危機」と評価されていました。その後、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストでは、フカヒレ需要を背景にした継続的な漁獲圧や、はえ縄漁などでの混獲、さらに成熟が遅くて回復しにくいという生きものとしての特徴が重く見られ、2018年評価で「CR:深刻な危機」へ引き上げられています。なので、アカシュモクザメは今も、「守られながら、削られていく」状態なのだと思います。この記事は短く、5分ほどで読めます。よかったら、最後まで読んでみてください。
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11年後のレッドリスト|アカカモシカ:森を失い、逃げ場まで細る【IUCNレッドリスト比較】

今回は、アカカモシカ(学名:Capricornis rubidus)に、「しわ寄せ」が返ってきている、そんな話です。2014年の図鑑では、乱獲や生息地の減少によって数が減ってきたことから、「NT:準絶滅危惧」とされていました。その後、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストでは、減少の圧力や生息地の悪化がより重く見られるようになり、2020年評価で「VU:危急」へ引き上げられています。個体数の傾向も、減少中とされています。なので、アカカモシカは今も、「森を失い、逃げ場まで細る」ような状態にあるのだと思います。この記事は短く、5分ほどで読めます。よかったら、最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|アオサンゴ:低懸念のまま、数は細る【IUCNレッドリスト比較】

今回は、アオサンゴ(学名:Heliopora coerulea)と、「陰と陽」の話です。2014年の図鑑では、地球規模の気候変動で海水温が上がっていく中、このサンゴはとくに影響を受けやすいとして、「VU:危急」と評価されていました。一方で、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストでは、インド洋から西太平洋まで広く分布していることが評価に反映されて、2023年の再評価で「LC:低懸念」へ変更されています。地域によって被害が出ても、種全体がすぐに消えるわけではない、という見立てです。だからアオサンゴは今も、「低懸念のまま、数は細る」状態なのだと思います。この記事は短く、5分で読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|アオキコンゴウインコ:数は戻る、家は足りない【IUCNレッドリスト比較】

今回は、アオキコンゴウインコ(学名:Ara glaucogularis)の「小さな街」を紹介します。2014年の図鑑では、巣づくりに使える木が減って、ほかの鳥と巣の場所を取り合うようになった、ということなどから「CR:深刻な危機」と評価されていました。そして、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストでも、評価は2014年と変わらず「CR:深刻な危機」のままです。個体数については、調査や推定の出し方で幅はありますが、野生ではだいたい312羽〜455羽くらい、という見積もりが出ています。2014年ごろは「100羽くらい」と言われていた時期もあって、保全活動で少しずつ持ち直してきた面はあると思います。それでも、アオキコンゴウインコは今も、「数は戻る、家は足りない」状態なのだと思います。この記事は短く、5分で読めます。よかったら最後まで読んでください。
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11年後のレッドリスト|アオカワガニ:増えたようで、逃げ場は狭い【IUCNレッドリスト比較】

今回は、アオカワガニ(学名:Potamonautes lividus)を入り口にして、「湿地の分断化」って話をします。2014年の図鑑では、生息地が細かく分かれてしまったことが理由で、評価は「VU:危急」になっていました。それが、2026年の時点で確認できるIUCNレッドリストでは、思っていたよりいろんな場所で見つかってきたことや、個体数も安定していることから、2024年に「LC:低懸念」へ評価が変わっています。ただ、だからといって安心かというと、アオカワガニは今も「増えたようで、逃げ場は狭い」状態なんじゃないかな、って思うんです。この記事は短めで、だいたい5分くらいで読めます。よかったら、最後まで読んでいってください。
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11年後のレッドリスト|アオウミガメ:数は戻る、未来はまだ遠い【IUCNレッドリスト比較】

今回は、アオウミガメ(学名:Chelonia mydas)が「増えすぎても困る」って話です。2014年の図鑑では、トロール、刺し漁・はえなわ漁における混獲などによる脅威にさらされていることから「EN:危機」と評価されていました。それが、2026年の時点で確認できるIUCNレッドリストでは、個体群の動向が増加傾向とされて、2024年に「LC:低懸念」へ再評価されています。だからアオウミガメは今も、「数は戻る、未来はまだ遠い」そんな状態なんだと思います。この記事は短めで、5分くらいで読めます。よかったら、最後まで読んでみてください。