※このページは、[IUCNレッドリスト]世界の絶滅危惧生物図鑑(2014年版)に基づいて制作した個人ブログです。
Hello, 鶏人|Keijin here.
Back in a 2014 encyclopedia, Cotula myriophylloides was classified as “CR: Critically Endangered.” The reasons? Habitat destruction from urbanization, the drying out and eutrophication of wetlands, and fierce competition from invasive species.
Checking the IUCN Red List in 2026, nothing has changed. It is still sitting at that critically endangered status.
There is a glimmer of hope, though. It was rediscovered in Cape Town in 2024, and conservation relocation efforts finally kicked off in 2026. Still, the surviving populations are incredibly small and highly fragmented, meaning the crisis is far from over.
To me, this plant is still “a tiny flower lingering in the water’s memory.”
This is a quick 5-minute read. I’d love it if you stuck around until the end.
こんにちは、鶏人|Keijinです。
コバノカミツレ(学名:Cotula myriophylloides)は、2014年の図鑑では、都市化による生育地の破壊、湿地の乾燥化と富栄養化、侵略的外来種との競合などから「CR:深刻な危機」と評価されていました。
そして、2026年時点で確認できるIUCNレッドリストの評価も、2014年と変わらず、「CR:深刻な危機」のままでした。
近年は、2024年にケープタウンで再発見され、2026年には保全移植も始まっていますが、残された個体群は少なく、分布も断片的で、危機的な状況は続いています。
コバノカミツレは今も、「水の記憶に、まだ残る小さな花」状態なのだと思います。
この記事は短く、5分で読めます。
よかったら最後まで読んでください。
※2026年時点で、IUCNレッドリストにおける最新評価は2005年評価(2010年公開)です(以降の更新は、現時点では確認できていません)。
※本記事は専門家による学術的な評価ではなく、公開された資料に基づく個人の調査・見解を含みます。
※IUCN評価は「世界全体」と「地域・個体群」で分かれる場合があります。地域によって状況は異なります。
最新かつ正確な分類や保全状況については、IUCN公式サイトなどをご確認ください。
参考:IUCN Red List(学名:Cotula myriophylloides)
コバノカミツレの2026年現在|再発見と保全移植の進展
⬇︎コバノカミツレの生態(基本情報)です。必要なら開いてください。

主に SANBI Red List、South African Journal of Botany の分類改訂、GBIF・iNaturalist系の分類情報を照合しました。コバノカミツレは、南アフリカ・西ケープ州沿岸部の季節性湿地や汽水性の浅い水域にすむ、非常に特殊化した水生一年草です。SANBI Red List では Critically Endangered、深刻な危機に評価されています。(SANBI Red List)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 和名 | コバノカミツレ |
| 和名の注意 | 日本語で広く流通する標準和名は確認しづらい。記事では「コバノカミツレ(Cotula myriophylloides)」と学名併記が安全 |
| 英名 | Floating Buttons |
| 別英名・現地名 | Watergras |
| 学名 | Cotula myriophylloides |
| 学名表記 | Cotula myriophylloides Harv. |
| 命名者 | Harvey |
| 分類 | 被子植物・真正双子葉類・キク目・キク科・Cotula 属 |
| 科 | Asteraceae、キク科 |
| 属 | Cotula |
| Cotula 属の一般名 | waterbuttons、brass-buttons、watergrass、buttonweeds など |
| 分類上の位置づけ | Cotula coronopifolia group に含まれる湿地性・水生性の強い種 |
| 近縁群の特徴 | Cotula coronopifolia group は、南アフリカの Greater Cape Floristic Region の湿地環境に多いグループで、葉の基部が鞘状になり、頭花が disciform になる点などが特徴とされる |
| IUCN・国内評価 | SANBI Red List で CR:Critically Endangered、深刻な危機 |
| 評価基準 | B2ab(iii)。占有面積が極めて小さく、生息地の質の低下が続くことなどに基づく評価 |
| 評価日 | 2013年9月16日 |
| 分布国 | 南アフリカ固有種 |
| 分布州 | 西ケープ州 |
| 分布範囲 | ケープ半島からプレッテンバーグ・ベイにかけての南アフリカ南岸部 |
| 現在の分布の特徴 | 歴史的にはケープ半島で普通に見られたが、現在はケープ半島・ケープフラッツでは局所絶滅している |
| 現存個体群 | 現在は2つの局所的で孤立した亜個体群、可能性として3つ目の亜個体群が残るとされる |
| 分断状況 | 残存個体群は強く分断され、互いに大きく離れている |
| EOO | 約8,786平方km |
| AOO | 1平方km未満 |
| 生育環境 | 季節性の沿岸プール、浅い湿地、潟湖、湿った砂地、沼地など |
| 水環境 | 主に汽水性の浅い水域に生えるが、淡水・静水・ゆっくり流れる水にも生える |
| 主要生態系 | 淡水系。ただし実際の生育地には汽水性・沿岸湿地的な性質が強い場所も含まれる |
| 主要植生型 | South Outeniqua Sandstone Fynbos、Agulhas Sand Fynbos、Estuarine Functional Zone |
| 生活型 | 浮遊性または沈水性の水生一年草 |
| 草丈・茎長 | 茎は約40〜240mm |
| 茎の特徴 | 無毛で、ややスポンジ状。直径は約1.5〜2.5mmとされる |
| 葉のつき方 | 対生 |
| 葉の形 | 掌状に細かく裂ける。種小名 myriophylloides は、細かく裂けた葉が水草の Myriophyllum、フサモ属を思わせることに由来すると考えられる |
| 葉の印象 | カモミール類のような細かい葉というより、水中で糸状・羽状に広がる繊細な葉をもつ |
| 花序 | キク科らしい小さな頭花をつける |
| 頭花の特徴 | Cotula 属に多い、舌状花が目立たない button 状の頭花 |
| 花の色 | 詳細な色記載は資料により限られるが、Cotula 属の多くと同様、小さな黄緑色から黄色系の頭花として扱われる可能性が高い |
| 開花・結実 | 季節性湿地の水位変動に依存すると考えられる。水が引く時期や浅水環境で生育・繁殖するタイプ |
| 水位との関係 | 季節性プールや浅い沿岸水域に依存するため、水位の変化、流れ、水質、塩分濃度の変化に敏感 |
| 塩分耐性 | 比較的塩分のある汽水環境で見られるが、淡水にも生育する |
| 生態的特徴 | 湿地・汽水性沿岸プールに強く特殊化した植物。陸上の乾いた草地植物ではない |
| 主な脅威 | 都市拡大による湿地の消失、湿地排水、水流動態の変化、富栄養化、外来植物、牛の放牧、生育地の劣化 |
| 過去の大きな脅威 | ケープ半島・ケープフラッツでの都市化、湿地排水、季節性湿地の恒常的・富栄養化した水域への転換 |
| 現在の脅威 | 残存地では牛の放牧と侵略的外来植物が問題。可能性のある第3地点では都市拡大による生息地消失・劣化が脅威 |
| 富栄養化の問題 | 水域に栄養塩が増えすぎると、もともとの季節性・浅水・汽水性湿地の性質が変わり、本種に適した環境が失われる可能性がある |
| 水流変化の問題 | 水の流れや滞留、季節的な乾湿サイクルが変わると、生育・発芽・繁殖条件が崩れる可能性がある |
| 個体数傾向 | 減少傾向 |
| 歴史的状況 | 標本記録から、かつてはケープ半島で普通に見られたとされる |
| 現在の状況 | ケープ半島ではすでに局所絶滅し、南ケープ沿岸に孤立した少数の亜個体群のみが残る |
| 保全上の重要点 | 残存湿地の水質、水位、季節性、塩分環境、周辺植生を維持することが重要 |
| 保全上の難しさ | AOO が1平方km未満と極端に小さいため、1か所の湿地改変でも種全体への影響が大きい |
コバノカミツレは「普通の野原に咲くカミツレの小型版」ではありません。SANBI は本種を、季節性沿岸プール、湿地、湿った砂地、汽水または淡水の静水・緩流に沈水する植物として記載しています。歴史的にはケープ半島で普通に見られたものの、都市拡大・湿地排水・富栄養化によりその地域では局所絶滅し、現在は南ケープ沿岸に孤立した少数の亜個体群が残るだけです。(SANBI Red List)
出典
- SANBI Red List:Cotula myriophylloides Harv.
https://redlist.sanbi.org/species.php?species=3162-30 - South African Journal of Botany:A taxonomic revision of the Cotula coronopifolia group
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0254629914000507 - Plazi TreatmentBank:Cotula myriophylloides Harv.
https://publication.plazi.org/GgServer/html/BA1C6F6A306ADC108F5AAB457EAA87C8/1 - GBIF:Cotula myriophylloides
https://www.gbif.org/species/3112079 - iNaturalist:Floating Buttons / Cotula myriophylloides
https://www.inaturalist.org/taxa/190952-Cotula-myriophylloides
最終評価2005年:コバノカミツレ「CR:深刻な危機」
この種に対するおもな危機要素は都市化による生育地の破壊と侵略的外来種の繁茂である。都市化と開発(ヌールトフック塩田は十余年前に建設された)は周辺の乾燥化をもたらし、長い歴史によって形成されてきた季節性の湿地が今では常時富栄養の湿地となっている。このような湿地には外来種が侵入し、自生種と競争する。
コバノカミツレは、観察が容易にできるケープ半島に分布域があるというのに、過去30年間生存が確かめられていない。出典:訳者 岩槻邦男、太田英利 / 発行者 池田和博 / タイトル『IUCNレッドリスト世界の絶滅危惧生物図鑑』/ 発行所 丸善出版株式会社 / 発行 2014/01/31 / © Kunio Iwatsuki, Hidetoshi Ota, 2014

確認できる範囲では、2014年図鑑の「過去30年間、生存未確認」という認識からは大きく変わっています。現在は「絶滅した」とは言えず、2024年にケープタウン内で再発見され、2026年には保全移植も行われています。ただし、評価上は今も絶滅危惧IA類相当、つまり Critically Endangered のままです。SANBIの南アフリカ植物レッドリストでは、2024年版でも本種は CR B2ab(iii)、個体群傾向は Decreasing とされています。(SANBI Red List)
| 項目 | 2014年の図鑑 | 現在(2026年確認) |
|---|---|---|
| 対象種 | コバノカミツレ。学名は Cotula myriophylloides Harv.。キク科の水生・湿地性植物として紹介されている。 | 学名は Cotula myriophylloides Harv. として扱われている。英名・通称として Floating Buttons、Salt Pan Daisy、Watergras などが使われる。 |
| レッドリスト区分 | IUCNレッドリストで絶滅危惧IA類、つまり CR として紹介されている。 | IUCNでは CR のまま。SANBIの南アフリカ植物レッドリストでも Critically Endangered B2ab(iii)。格下げや回復判定は確認できない。 |
| 評価の時点 | 図鑑は2014年時点の記述だが、内容はIUCNの古い評価・過去記録に強く依存している。添付画面のIUCNでも最終評価日は2005年8月3日。 | SANBIでは2013年9月16日の国内評価が掲載され、2024.1版の南アフリカ植物レッドリスト上で現在も参照されている。2026年時点でも最新の公的扱いは「極めて危険な状態」のまま。 |
| 分布の理解 | 南アフリカ西ケープ州、ケープ半島周辺、特にヌールトフック塩田などを含む季節性湿地との関係が強調されている。 | SANBIでは「Cape Peninsula から Plettenberg Bay」とされ、西ケープ州固有の南アフリカ固有種とされる。歴史的にはケープ半島・Cape Flats に多かったが、現在の確実な分布は非常に断片的。 |
| ケープ半島での状態 | 図鑑では「観察しやすいケープ半島に分布域があるのに、過去30年間生存が確かめられていない」とされている。つまり、当時はケープ半島周辺で実質的に見失われた種として扱われていた。 | SANBIの記述では、歴史的なケープ半島の個体群は都市拡大、湿地排水、季節性湿地から常時富栄養湿地への変化により局所絶滅したとされる。ただし2024年にケープタウン内のTransnet railway reserve / Acacia Park Wetland 周辺で再発見され、少なくとも「ケープタウン内で完全に消えた」とは言えなくなった。 |
| 生存確認 | 図鑑では「過去30年間、生存が確かめられていない」とされ、生き残っているかどうか自体が不明な状態。 | 現在は生存確認あり。2008年の再発見情報、2013年評価、さらに2024年のケープタウンでの再発見、2026年の保全移植情報が確認できる。したがって「未確認種」ではなく、「現存するが極めて危機的な種」と見るのが正確。 |
| 個体群の数 | 図鑑の記述では、少なくともケープ半島側では生存未確認。全体の現存個体群数ははっきりしていない。 | SANBIでは、残存個体群は「局地的で孤立した2個体群、場合によっては3個体群」とされる。さらに2024年のAcacia Park Wetlandでの再発見により、Cape Flats側にも重要な現存集団が確認された可能性がある。 |
| 個体数傾向 | 図鑑では個体数傾向というより、生存確認すらできていないことが危機として示されている。 | SANBIでは Population trend は Decreasing。つまり、再発見は希望ではあるが、種全体としては減少傾向という評価が維持されている。 |
| 生育環境 | 静かでゆるやかに流れる塩分のある水中、沼沢地、湿った砂地、水面近くに浮遊するような環境として説明されている。 | 現在も基本的な理解は同じ。季節性の沿岸プール、湿地、湿った砂地、汽水または淡水の静水・緩流環境に生育する水生植物とされる。2026年の移植先Intaka Islandも、Acacia Parkと似た季節性湿地、粘土質土壌、塩分、pH、水質条件を理由に選ばれている。 |
| 主な危機要因 | 都市化による生育地破壊、侵略的外来種の繁茂、湿地の乾燥化、季節性湿地から常時富栄養湿地への変化が挙げられている。 | 現在もほぼ同じ構造。SANBIでは、牛の放牧、侵略的外来植物、都市拡大による生息地の喪失・劣化、過去の湿地排水、富栄養化、水流動態の変化が脅威とされる。 |
| 都市化・開発の影響 | ヌールトフック塩田の開発などにより、長い時間をかけて形成された季節性湿地が変質したと説明されている。 | 都市化の影響は現在も中心的な脅威。特にCape FlatsとCape Peninsulaでは、都市拡大に伴う湿地排水や湿地改変によって過去の個体群が失われたとされる。 |
| 外来種の影響 | 外来種が侵入し、自生種と競争するとされている。 | 現在も残存地で侵略的外来植物が脅威として明記されている。湿地が改変され、栄養塩が増え、外来植物に有利な環境になることが問題の核心。 |
| 富栄養化の問題 | 図鑑では、季節性湿地が常時富栄養の湿地へ変わったことが危機として書かれている。 | SANBIでも、富栄養化は現在も本種に対する脅威として残っている。つまり、2014年図鑑の問題意識は現在の評価とも整合する。 |
| 水の流れ・湿地のリズム | 図鑑では、乾燥化や湿地の恒常化により、もともとの季節性の湿地リズムが壊れたことが強調されている。 | 現在も水流動態の将来的変化が脅威として示されている。本種は「水があればよい」植物ではなく、季節的に水位や塩分、湿り方が変わる特殊な湿地環境に依存している可能性が高い。 |
| 保護・管理の状況 | 図鑑時点では、緊急調査が必要とされていた。生き残っている個体の有無を確かめる段階だった。 | 2026年には、Acacia Park Wetlandで確認された個体群から少数を採取し、Intaka Islandへ移植する保全活動が行われた。Transnet、City of Cape Town、Intaka Island関係者が湿地保全に関わっている。 |
| 2014年からの変化 | 「もしかすると野生絶滅、少なくとも生存未確認」という不安が強い状態。 | 「生きていた」ことは確認された。しかし、それは安全になったという意味ではない。むしろ、再発見されたからこそ、残された湿地を守れるかどうかが次の焦点になっている。 |
| 現在の総合判断 | 図鑑の危機感は妥当。特に都市化、湿地改変、外来種、富栄養化という原因分析は現在の資料とも一致している。 | 2026年現在の正確な書き方は、「絶滅した可能性があったが、再発見された。しかし個体群は極端に少なく、分布は断片的で、CRのまま。保全移植が始まった段階」とするのがよい。 |
出典
- SANBI Red List of South African Plants|Cotula myriophylloides Harv.:https://redlist.sanbi.org/species.php?species=3162-30
- IUCN Red List|Cotula myriophylloides:https://www.iucnredlist.org/species/185419/8407927
- Intaka Island|Intaka Island Becomes New Hope for Rare Wetland Plant:https://intaka.co.za/intaka-island-becomes-new-hope-for-rare-wetland-plant/
- EWN|Salt Pan daisy rediscovered in Cape Town after almost 100 years:https://www.ewn.co.za/2024/11/08/salt-pan-daisy-rediscovered-in-cape-town-after-almost-100-years
- ScienceDirect|A taxonomic revision of the Cotula coronopifolia group:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0254629914000507
2014年時点では、コバノカミツレは過去30年間生存が確認されておらず、都市化、湿地の乾燥化、富栄養化、外来種の侵入によって野生絶滅に近い状態と見られていた。現在も絶滅危惧IA類のままだが、2024年にケープタウンで再発見され、2026年には保全移植も始まっている。ただし個体群は極めて少なく、分布も断片的で、回復というより「まだ生き残っていた段階」と見るべき状況である。
⬇︎コバノカミツレの保護活動の種類です。必要なら開いてください。
確認できる範囲では、コバノカミツレ(Cotula myriophylloides)は、南アフリカ・西ケープ州の季節性湿地に依存する水生植物で、SANBIの南アフリカ植物レッドリストでは Critically Endangered と評価されています。歴史的にはケープ半島周辺にも生育していましたが、都市拡大、湿地排水、季節湿地の恒久的・富栄養化した水域への変化などで、ケープ・フラッツとケープ半島ではすでに局所絶滅したとされています。残存個体群は少なく、2024年にケープタウンの Acacia Park 湿地で再発見され、2026年には Intaka Island への移植も行われています。(SANBI Red List)
| 保護活動の種類 | 内容 | 実施・提案の状況 | 重要度 | 補足 |
|---|---|---|---|---|
| 残存個体群の保護 | 現存する少数の個体群を現地で保護する | 実施中・強化必要 | 最重要 | SANBIでは、残存個体群は孤立し、著しく分断されているとされる |
| Acacia Park 湿地の保全 | 2024年に再発見されたケープタウンの個体群と湿地を守る | 実施中 | 最重要 | Acacia Park の個体群は健康な個体群として報告され、Transnet とケープタウン市が保全に協力している |
| Transnet との協働 | Acacia Park 湿地の土地所有者である Transnet と行政・保全関係者が協力する | 実施中 | 高い | 土地所有者が保全に関与することで、湿地改変や開発を抑える可能性が高まる |
| Intaka Island への移植 | Acacia Park から少数の植物を採取し、Intaka Island の保護湿地へ移植する | 2026年実施 | 最重要 | 2026年5月13日に、ケープタウン市と Intaka Island の共同チームが移植を実施した |
| 移植先の選定 | 土壌、塩分、pH、水質、湿地条件が似た場所を移植先に選ぶ | 実施中 | 高い | Intaka Island は、粘土質土壌、塩分、pH、季節湿地条件が Acacia Park に似るため選ばれた |
| 移植後モニタリング | 移植個体が定着し、成長・繁殖するかを追跡する | 必要・実施予定 | 最重要 | 移植は実施して終わりではなく、定着・開花・結実・拡大の確認が不可欠 |
| ex situ 保全 | 現地外で種子、株、培養個体を保存・増殖する | 必要 | 高い | 個体群が少ないため、現地個体群の消失に備えたバックアップが必要 |
| 植物園での栽培 | Kirstenbosch などの植物園・研究機関で栽培法を確立する | 必要・可能性あり | 高い | 移植や再導入には、発芽、栽培、水質、季節水位への知見が必要 |
| 種子保存 | 種子を採取し、シードバンクで長期保存する | 必要 | 高い | 種子保存が可能なら、野外個体群が失われた場合の保険になる |
| 再導入 | かつて生育していた湿地や復元湿地へ戻す | 提案・一部実施段階 | 高い | Intaka Island への移植は、広い意味で保全移植・再導入的な取り組みといえる |
| 季節性湿地の保護 | 一時的に水がたまり、季節的に乾く湿地環境を守る | 最重要対策 | 最重要 | 本種は季節性の沿岸湿地、浅いプール、湿った砂地、汽水〜淡水の静水・緩流に依存する |
| Cape Flats 湿地の保全 | Cape Flats に残る低地湿地を保護する | 実施中・強化必要 | 最重要 | Intaka Island の報告では、本種の移植は Cape Flats 湿地全体の保全努力の一部とされている |
| Cape Lowland Freshwater Wetland の保全 | ケープ低地淡水湿地生態系を保護・復元する | 必要 | 最重要 | 本種はかつて Noordhoek から Table Bay までの湿地に分布していたと報告される |
| 湿地排水の防止 | 湿地を排水して宅地・工業地・農地へ変えることを防ぐ | 必要 | 最重要 | SANBIは、過去の湿地排水と都市拡大が局所絶滅の原因になったとする |
| 都市開発の抑制 | 残存湿地周辺の宅地化、道路、工業施設、埋立てを抑える | 必要 | 最重要 | 都市拡大は本種の過去・現在の主要脅威 |
| 湿地の水位管理 | 季節的に水が増減する自然な水文リズムを維持する | 必要 | 最重要 | SANBIは、将来的な水流・水文動態の変化を脅威として挙げている |
| 恒久水域化の回避 | 季節湿地を常時水のある池や富栄養化水域に変えない | 必要 | 最重要 | SANBIは、季節湿地が恒久的・富栄養化した水域へ変わったことを過去の消失要因としている |
| 水質管理 | 栄養塩、汚濁、有機物負荷、農業・都市排水を抑える | 必要 | 最重要 | 富栄養化は現在も本種の脅威として挙げられている |
| 富栄養化対策 | 窒素・リンの流入を減らし、藻類や競合植物の過繁茂を防ぐ | 必要 | 最重要 | 水生植物である本種は、水質悪化や競合植物の増加に弱い可能性が高い |
| 汚水・雨水流入管理 | 都市雨水、道路排水、工業地排水が湿地へ直接流入しないよう管理する | 必要 | 高い | 都市内湿地では、雨水排水が水質・水量・塩分を大きく変える |
| 塩分管理 | 汽水〜淡水の適切な塩分条件を維持する | 必要 | 高い | 本種は主に汽水だが淡水にも出現するとされ、移植先選定でも塩分が重視された |
| pH 管理 | 移植先・復元湿地のpHが生育地に近いか確認する | 実施・必要 | 中〜高 | Intaka Island 選定理由として、pH が Acacia Park に近いことが挙げられている |
| 粘土質土壌の保全 | 本種に合う湿地底質、特に粘土質土壌を維持する | 必要 | 高い | Intaka Island は、Acacia Park に似た粘土質土壌を持つことが選定理由とされた |
| 浅い水域の維持 | 深すぎない浅い湿地、沿岸プール、ゆるやかな水流を維持する | 必要 | 高い | 本種は浅く、静水〜緩流の湿地で水面に浮く茎葉を作る水生草本 |
| 生育地の物理的攪乱防止 | 湿地の掘削、浚渫、埋立て、重機作業、踏み荒らしを避ける | 必要 | 高い | 残存個体群が少ないため、小規模な攪乱でも局所消失につながる |
| 侵略的外来植物の管理 | 外来植物を除去し、光・水面・湿地植生の競合を抑える | 必要・実施対象 | 高い | SANBIは、残存地点で侵略的外来植物が脅威になっているとする |
| 在来湿地植物群落の回復 | 他の水生大型植物を含む健全な湿地植物群落を回復する | 実施・必要 | 高い | Intaka Island では、他の水生植物の存在が、本種を支えられる生態系の指標とされた |
| 放牧管理 | 牛の放牧や踏み荒らしを制限する | 必要 | 高い | SANBIは、残存地点での牛の放牧を脅威として挙げている |
| 柵・立入制限 | 重要湿地に家畜や人が無秩序に入らないよう制限する | 必要 | 高い | 放牧・踏圧・採集・ゴミ投棄を抑えるために有効 |
| 小規模湿地の地図化 | Cape Flats や西ケープの小さな季節湿地を地図化する | 必要 | 高い | 小さな季節湿地は見落とされやすく、開発前に存在を把握することが重要 |
| 未確認個体群の探索 | 既知産地以外の季節湿地、沿岸ラグーン、湿った砂地を調査する | 必要 | 高い | SANBIでは残存は2〜3個体群規模とされるが、調査不足の湿地に残っている可能性がある |
| 歴史的産地の再調査 | Cape Peninsula、Cape Flats、Plettenberg Bay 方面など過去記録地を再確認する | 必要 | 高い | 歴史的には Cape Peninsula から Plettenberg Bay に分布したとされる |
| 個体群サイズ調査 | 各個体群の面積、株数、開花・結実状況を記録する | 必要 | 最重要 | 分布面積が非常に小さいため、個体数と繁殖状況の把握が不可欠 |
| 長期モニタリング | 同じ湿地で毎年または季節ごとに出現状況を追跡する | 必要 | 最重要 | 季節湿地植物は年変動が大きいため、単年の有無だけでは評価できない |
| 水文モニタリング | 水深、水位変動、湛水期間、乾燥期間を記録する | 必要 | 高い | 本種の生育可否は、湿地の水文条件と強く結びつく |
| 水質モニタリング | 塩分、pH、栄養塩、濁度、溶存酸素などを測定する | 実施・必要 | 高い | Intaka Island では2024年の水質評価が移植先選定の根拠になった |
| 分類学的研究 | Cotula coronopifolia 群内での分類・同定を整理する | 実施済み・継続重要 | 高い | 2014年の分類改訂では、同群の7種を認識し、レッドリスト評価にも影響した |
| 正確な同定 | 似た Cotula 属植物と誤同定しないよう、形態・標本で確認する | 必要 | 高い | Cotula 属には水辺に出る類似種があり、保全対象を誤ると対策がずれる |
| 標本記録の整理 | 博物館・植物標本庫の古い記録を確認し、分布変化を把握する | 実施・必要 | 中〜高 | SANBIは、過去標本からケープ半島でかつて普通だったことを示している |
| レッドリスト更新 | 最新の発見、移植、個体群状況をレッドリストに反映する | 必要 | 高い | 2024年の Acacia Park 再発見、2026年の移植は今後の評価更新に重要 |
| 環境影響評価での確認 | 開発前に湿地植物調査を義務づけ、C. myriophylloides の有無を確認する | 必要 | 最重要 | 本種は都市開発で失われてきたため、開発前調査が極めて重要 |
| 開発回避 | 本種が確認された湿地では、埋立て・排水・造成を避ける | 必要 | 最重要 | 代替地での移植よりも、まず現地個体群と湿地を残すことが優先 |
| オフセット依存の回避 | 開発による消失を移植だけで補償できると考えない | 必要 | 高い | 水文条件が繊細なため、移植成功は保証されず、現地保全が基本 |
| 保護湿地ネットワーク | Acacia Park、Intaka Island、既知生育地、復元湿地をネットワークとして管理する | 提案・必要 | 高い | 孤立個体群のリスクを下げるには、複数の安全な湿地に個体群を確保する必要がある |
| 都市内自然保護区の活用 | Intaka Island のような都市内保護湿地を希少植物の避難地として活用する | 実施中 | 高い | 都市部に残る管理湿地でも、条件が合えば絶滅危惧湿地植物の保全拠点になりうる |
| 生態管理の継続 | 移植先で水位、外来種、植生、立入、汚染を継続管理する | 実施・必要 | 高い | Intaka Island は保護状態と積極的な生態管理が定着可能性を高めるとされる |
| 行政・専門家連携 | ケープタウン市、Intaka Island、植物学者、土地所有者、湿地管理者が協働する | 実施中 | 高い | 2026年の移植では、ケープタウン市 Biodiversity Management Branch、Intaka Island、植物学者らが参加した |
| 地域住民への普及啓発 | Cape Flats 湿地と絶滅危惧植物の重要性を伝える | 必要 | 中〜高 | 小さな水草の保全には、市民が湿地を「空き地」ではなく生態系として見ることが重要 |
| 学校・市民教育 | 湿地学習、観察会、保全ボランティアを通じて理解を広げる | 必要 | 中 | Intaka Island のような自然教育拠点は、都市湿地の価値を伝える場所になりうる |
| ゴミ・汚染対策 | 湿地へのゴミ、油、化学物質、生活排水の流入を防ぐ | 必要 | 高い | 都市湿地では水質悪化が生育環境を直接悪化させる |
| 気候変動影響評価 | 降雨パターン、干ばつ、塩分変化、湛水期間の変化を評価する | 必要 | 中〜高 | 季節湿地植物は気候変動による水文変化に敏感 |
| 干ばつ時の緊急管理 | 極端な干ばつ時に個体群・種子・湿地条件を守る対応を用意する | 必要 | 中〜高 | 水生植物であるため、長期干ばつは出現や繁殖に影響する可能性がある |
| 遺伝的多様性の確認 | 孤立個体群間の遺伝的差異と多様性を調べる | 必要 | 中〜高 | 残存個体群が少ないため、移植や増殖の際には遺伝的偏りに注意が必要 |
| 採取ルールの整備 | 移植・研究・標本用の採取量を制限し、元個体群を傷めない | 実施・必要 | 高い | 2026年の移植では、少数の植物を慎重に採取したと報告されている |
| 増殖技術の確立 | 挿し芽、株分け、種子発芽など、効率的な増殖方法を確立する | 必要 | 高い | 複数湿地で保全個体群を作るには、安定した増殖技術が必要 |
| 復元湿地の造成 | 条件の合う季節湿地を復元し、将来的な再導入先にする | 必要 | 高い | 都市開発で湿地が失われたため、復元湿地の質が今後重要になる |
| 既存保護区内での候補地探索 | 保護管理されている湿地の中から移植・再導入候補地を探す | 実施・必要 | 高い | Intaka Island のように、管理体制がある場所は成功可能性が高い |
| 生育地の詳細非公開 | 小規模個体群の詳細位置を必要以上に公開しない | 必要 | 中 | 踏み荒らしや無許可採取を防ぐため、詳細位置管理が望ましい |
| 保全優先順位の明確化 | 現地保全、移植、種子保存、湿地復元の優先順位を決める | 必要 | 高い | 個体群が少ないため、限られた資源をどこに使うかが重要 |
| 緊急保全 | 絶滅を防ぐため、現存湿地保護と保全移植を同時に進める | 実施中・必要 | 最重要 | SANBIの評価では分布面積が極めて小さく、個体群減少傾向のため、短期的な保全介入が必要 |
出典
- SANBI Red List of South African Plants|Cotula myriophylloides
https://redlist.sanbi.org/species.php?species=3162-30 - Intaka Island|Intaka Island Becomes New Hope for Rare Wetland Plant
https://intaka.co.za/intaka-island-becomes-new-hope-for-rare-wetland-plant/ - TygerBurger / NovaNews|Intaka Island becomes new hope for rare wetland plant
https://novanews.co.za/tygerburger/intaka-island-becomes-new-hope-for-rare-wetland-plant/ - ScienceDirect|A taxonomic revision of the Cotula coronopifolia group and implications for conservation statuses
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0254629914000507 - Plazi TreatmentBank|Cotula myriophylloides taxonomic treatment
https://publication.plazi.org/GgServer/html/BA1C6F6A306ADC108F5AAB457EAA87C8/1
最後に
Questioner: It seems like with the rediscovery in 2024, they’ve actually started conservation relocation in 2026.
Me: It really is great news. But honestly, I feel like the root problems—urbanization, wetlands drying up, eutrophication, and invasive species—haven’t improved at all. If anything, things seem to be getting worse.
Questioner: I guess that’s why it’s still critically endangered. But something caught my attention: “wetlands drying up.” A wetland is supposed to be wet, so if it dries out, it just becomes regular dry land, right? I bet some people are actually happy about that.
Me: Exactly. In ecology and geography, the process of a wetland drying up and turning into solid ground—the kind you can build structures on—is called “terrestrialization.” I don’t know if “happy” is the right word, but once it becomes dry land, developers are definitely more likely to eye it as an opportunity.
Questioner: By the way, once a wetland dries out like that, can it ever go back to the way it was?
Me: I imagine it’s pretty tough to reverse terrestrialization and restore the original wetland, but let me look into it.
質問者:2024年に再発見されたことで2026年から保全移植も始まったみたいだね。
私:喜ばしいニュースですよね。しかし未だ都市化、湿地の乾燥化、富栄養化、外来種の侵入などは改善されていなく悪化している状況な気がします。
質問者:だから、まだCRなんだろうね。ちょっと気になったのが、湿地の乾燥化ってあるけど、湿地ってずっと湿っているから湿地で乾燥したら土地だよね。それで乾燥したら喜ぶ人もいるんだろうね。
私:はい、建物が建てられるようになってしまうような、湿地が乾燥して陸地になる現象を、生態学や地形学の用語で陸化と呼びます。喜ぶかどうかわかりませんが、陸化すれば開拓業者が目をつけやすくなる可能性はありますよね。
質問者:ところで湿地っていったん乾燥しちゃうと元に戻らないのかな。
私:陸化してから元の湿地に戻ることは難しいと思いますが、調べてみます。
物理的・化学的な「不可逆的(元に戻らない)変化」
極端な乾燥や長期的な乾燥にさらされた湿地では、土壌の構造そのものに元に戻らない(不可逆的な)変化が起きてしまいます。
- 土壌のスポンジ機能の喪失: 常に水を含んでいた土壌が乾燥すると、極度に収縮してひび割れ、水分を保持する能力(保水力)を永遠に失ってしまうことがあります。単に上から水をかければ元に戻るというものではありません。
- 水質浄化システムの崩壊: 湿地には、水を浄化する特殊な微生物(脱窒菌など)が生息していますが、乾燥によってこれらの微生物群集の構造が大きく変わり、再生事業を行っても元の機能を取り戻すことは非常に困難であることが分かっています。
- 泥炭の酸化: 湿地の泥炭層が空気に触れると酸化が進み、二酸化炭素を排出するだけでなく、土壌の性質自体が変わってしまいます。
人為的な介入なしでは戻らない(遷移の進行)
自然界では、湖沼や湿地は長い時間をかけて土砂が堆積し、やがて草原になり、最終的には森になるという「遷移(せんい)」をたどります。
- 人間の開発(排水や埋め立て)は、この数千年かかるプロセスを暴力的なまでに一瞬で進めてしまいます。
- 一度陸地化して他の植物(特に乾燥に強い侵略的外来種)が根を張ると、彼らが土壌の水分をさらに吸い上げるため、自然の力だけで元の湿潤な環境に逆戻りすることはほぼ不可能です。
一縷の望み:「土壌シードバンク(埋土種子)」
しかし、完全に希望がないわけではありません。湿地再生の鍵となるのが「土壌シードバンク」と呼ばれる自然のタイムカプセルです。
- 地表が完全に乾燥し、別の植物に覆われたり森になってしまったりしても、かつての湿地植物の種子が「土の中(土壌シードバンク)」で何十年も休眠したまま生き残っていることがあります。
- 日本の渡良瀬遊水地などの再生プロジェクトでは、乾燥化した土地の表面を重機で削り取って地下水面に近づけ(地盤の切り下げ)、土の中に眠っていた種子を目覚めさせるという途方もない労力をかけて湿地を再生させる試みが行われています。
出典
- ATSE|Prolonged droughtによる湿地土壌の物理・化学・生物的変化
https://www.atse.org.au/media/xe4jrtzb/mdb-essay-4-fitzpatrick.pdf - ASM Journals|湿地再生後も脱窒機能が完全に戻らない事例
https://journals.asm.org/doi/10.1128/AEM.02977-09 - UNEP|Global Peatlands Assessment 2022
https://www.unep.org/resources/global-peatlands-assessment-2022 - 国土交通省 関東地方整備局|渡良瀬遊水地湿地保全・再生基本計画 改定版
https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000819911.pdf - 河川財団|渡良瀬遊水地における湿地環境再生手法の検討
https://www.rfc.or.jp/rp/files/21-04.pdf
Questioner: So in nature, a wetland slowly turns into a meadow and eventually becomes a forest over a long period of time. And if humans step in and develop the land even once, it’s incredibly hard to undo that damage, right?
Me: Exactly. If you think of the Earth as a giant aquarium, wetlands act like both the water filter and the cooling system. On top of that, I feel like they serve as nature’s massive battery, safely locking away huge amounts of carbon deep underground.
Questioner: Since they’re storing the very carbon that causes global warming, drying them out or digging them up for development is basically like making that battery explode. All that carefully stored carbon just gets blasted right back into the atmosphere.
Me: Spot on. And even if we wanted to rely on plants to clean up all that scattered carbon for us, forests like the Amazon are being chopped down at an alarming rate.
Questioner: To break that vicious cycle, protecting the wetlands where our little Cotula myriophylloides lives is super important.
Thank you so much for giving me five minutes of your time.
I truly hope those five minutes find their way to our little Cotula myriophylloides.
鶏人|Keijin
質問者:自然界では長い時間をかけて湿地が草原になって最後は森になったりするんだね。それで、開拓などで一度でも人工的な開発が入るともとに戻ることは難しいってことだね。
私:地球を水槽だと考えると湿地は濾過装置でもあり冷却装置でもあり、そして膨大な量の炭素を地中に溜め込む自然界の巨大な蓄電池のような役割だと感じています。
質問者:地球温暖化の原因の炭素を蓄えてるんだから、乾燥させたり、開発とかで掘り起こしちゃったりしたら蓄電池が爆発してせっかく溜めた炭素がばら撒かれちゃうね。
私:そうなんです。そのばら撒かれた炭素の回収を植物たちにお願いしようにも、アマゾンなどの森林は次々と伐採されています。
質問者:この悪循環をなんとかするためにもコバノカミツレさんの湿地を守ることが重要だね。
貴重な5分間を、ありがとうございました。
コバノカミツレに、その5分が届くことを祈ります。
鶏人|Keijin
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